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  • 【お知らせ】9/24(土)お寺からつながるグリーフケア in北海道
    アカネ (09/20)
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2017.05.19 Friday
【レポート】いのちの学校in名古屋 第10回「お坊さんと死について学ぶ」

こんにちは、いのちの学校in名古屋、ファシリテーター「ごっちゃん」こと五藤広海です。

今回よりいのちの学校「これからを生きる」という最終セクションに入りました。
そして今回は「お坊さんと死について学ぶ」というテーマで、特別講師に「大河戸悟道」さんをお招きし、法持寺さんの本堂にて、普段は人と語ることの少ない「死や弔い」について仏教を通して考えていくという学び合いの場を開かせていただきました。

 


●特別講師プロフィール

大河戸悟道(おおこうど ごどう)さん(※以下本文中:悟道さん)
愛知県豊橋市、真宗高田派正太寺住職。
自身が立ち会った葬儀での自死遺族に何もできなかった経験を機にグリーフについて学びを深める。
2014年リヴオンが主催した「僧侶のためのグリーフケア連続講座in名古屋」に参加
「風のポスト」という亡くなられた方へお手紙を送るためのポストをご本堂に設置されたり、お寺からの新聞の中に「悲しみの向こう側 − いのちのリレー」という、檀家さんのお宅へ伺い亡くなられた大切な方との想い出をお聞きして記事にするなど、葬送の現場以外でもグリーフと向き合う活動を続けている。
 


◆オープニングQ/約束の共有/グリーフについて


それぞれの日常から「いのちの学校」という時間と場に入っていくためのオープニングQ。
「今の気持ちを漢字1文字で」というお題で皆さんに一文字を書いて頂き、その文字を選んだ背景を教えていただきました。
偶然に同じ文字を書かれる方もいましたが、それぞれに言葉を選んだ理由や文字から感じている違いがあることもわかりました。

いのちの学校では、参加者のみなさんに安心した場をつくるために、毎回約束の共有をしています。
今回は特別講師にお坊さんを招いての講座となりますが、講演や講義ではなくてあくまでもお互いに水平的に学び合う場であることを皆さんと確認しました。

 
◆お坊さんと「死」について学ぶ

 

今回はみなさんから事前に質問を提出していただき、進行と共にその内容に触れ、参加者の皆さんの考えもシェアしていただきながら、学びを深めていきました。
お話のすべてをレポートでお伝えするのは難しいので、今回の場で上がった内容についてまとめてみました。


◆前半
・嫁入り道具の一つに仏壇を持たせた安芸門徒/対象が先にある日常の話
・故人の遺影と犬の話
・ネアンデルタール人の化石と花粉の話
・宗教の「宗」の字の意味
・宗教は必要か?
・無宗教は「無宗教という生き方」を選んでいる
・「本物の宗教と偽物の宗教」とは何か?

前半は、日常の中にある仏教的な要素や、そもそも宗教や弔いは何のためにあるんだろうか?という自分たちの生活から、少しずつ「死」についてのテーマに迫っていきました。
印象に残っているのは「宗」の字のお話です。「宀/家の屋根」「示/祭壇」という由来から「生き方を示す」ものであるということ。最近は「私は無宗教です」と語る人もいるけれど、それもまた「無宗教であるという生き方」を自ら選んでいる。という内容でした。

 

◆後半
・死はなぜ苦しいのか?
・死の不思議は生の不思議と同じ場所にある
・老いや死を評価していている自分自身について
・葬儀は「誰がやっても同じ」にはならない/参加する葬儀
・宗教のない葬儀/『おくりびと』と『納棺夫日記』の違いについて
・「主人は今どこに居ますか?」とご遺族の方に聴かれた話
・今の信仰や死生観になったきっかけ
・自死遺族との出会い、グリーフケアを学ぼうと思ったきっかけ
・大切な人を亡くした人のための権利条約について
・祈りについて

 

後半に向かうに連れて「死」というテーマを掘り下げ、弔いについて、そして亡くなった人はどこにいくんだろうか。と、話は深くなっていきました。
また事前にいただいた参加者の皆さんの質問の中にも「死」についての質問がたくさんあり、そこに触れてお話が広がっていく場面もありました。
どの話をするときも、やさしい語り口で皆さんにわかりやすいように、お話している悟道さんの姿が印象的で、お葬儀やご法事の場でグリーフケアを実践されている様子が目に浮かびました。

 

今回は、参加者のみなさんの中にも様々な宗派のお坊さんがいたことで、各テーブルでの話し合いをする場面でも考えが深まったり、仏教や死というテーマについて学ぶことができた。というお声をたくさんいただきました。
また、わたし自身も浄土真宗系の僧侶ですが、悟道さんがグリーフケアを学んでから取り組んできた工夫や配慮、ご遺族とのストーリーひとつひとつに、たくさんの気付きをいただき、これからの活動に活かしていきたいと思っています。


◆クロージングQ
「今の気持ちを漢字1文字で」
最後にも再び同じテーマで皆さんに漢字一文字を書いていただきました。
それぞれが学び合いを通して、どのような心境の変化があったのか。みんなで共有して、場は静かに閉じていきました。
わかったことも、わからないことも、分からないということがわかった。ということも。もっと知りたい、という声も。

様々な想いが出せる場であったことを嬉しく思います。

 

次回は、これまでのいのちの学校での学びを振返りながら、日常で自分や他者のグリーフ、自分自身を大切にするためのグリーフワークについて学んでいきます。ぜひご参加くださいね。

 

 

◆次回 :いのちの学校 in 名古屋
第11講『 日常でできるグリーフワーク』
 
と き:5月23日(火)18:30〜21:00(受付時間18:00〜)
ところ: 白鳥山 法持寺(愛知県名古屋市熱田区白鳥1丁目2−17)

地下鉄名城線「神宮西」駅より徒歩5分、
JR東海道本線「熱田」駅より徒歩10分
※境内と近隣に駐車場があります。
 
参加費:2,000円
※経済的にしんどいかたはご相談ください。
 
参加方法:
事前申込は必要ありません。当日会場に直接いらしてください。

| okaku-terumi | いのちの学校 | 22:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.05.09 Tuesday
【母の日プロジェクト】今年も亡き母へのメッセージを募集しています


母の日の原点を知ってますか?

亡くなったお母さんへの想い

から生まれました。

母の日の起源は、アメリカでアンナ・ジャービスさんが「亡き母を追悼したい」
という想いから、1908年5月10日、教会で白いカーネーションを配ったことに
あります。

その原点を大事にして、親を亡くした子にも母の日を届けようと
わたしたちは亡くなったお母さんへのメッセージを募り
本にする活動をしています。

どうか亡くなったお母さんに、あなたの想いが
届きますように。

想いをお寄せください。


<募集要項>

【応募資格】
お母さんを病気、事故、自殺、災害などで亡くした人。
年齢、性別、国籍は問いません。

【原稿の形式】
手紙、手記、詩、絵など自由。
ただし、手紙、詩は800字 手記は1600字まで。
 
絵は官製はがき(もしくはハガキ大の紙)に書いてご投稿ください。
 
それぞれ「タイトル」をつけて氏名、年齢、性別、連絡先(住所と電話番号)を
明記の上郵送またはEメールでお願いします。 


【あて先】
郵送 →〒116−0002 東京都荒川区荒川4−25−8−603  
              一般社団法人 Live on 宛 
メール→ info@live-on.me

【締め切り】  
郵送   5月31日 (当日消印有効)
メール  5月31日  23:59  


【問い合わせ】info@live-on.me(事務局)

 

| okaku-terumi | 母の日・父の日プロジェクト | 11:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.04.25 Tuesday
【開催報告】東京第9講「思い出の場所」詩
東京都荒川区にありますリヴオン事務所「ohana」にて、
グリーフケアの学びあいの場「いのちの学校@東京第3期」第9講が開催されました。
リヴオン事務局で働いております但馬です。
講座の内容とご参加者の感想の一部を私から紹介させていただきます。
第9講のテーマは「『思い出の場所』詩」でした。
私以外に7名の方にご参加いただきました。
ファシリテーターは「よこさん」こと、水口陽子さんです。

●オープニングQ

はじめに、日常の空間からこの場に入っていくための問いに答えながらチェックインをしていきます。

今回のオープニングは問いではなく、今の気持ちに合う貝殻を一つ選び、その理由を話しました。

小さな貝、巻貝、キラキラした貝・・・。

選んだ貝は、今日のワークの間のお守りにしました。

 

●今日のグリーフワーク

7講から始まる3講は「グリーフを表現する」時間。その最終講となります。

グリーフを少しずつ抱えやすくしていくこと。

完全には癒えることのないグリーフと向き合っていく力をつけていくこと。

亡くなった人とのつながりを回復するために取り組むこと。

亡くした人のことを大事にする時間であることはもちろん、

グリーフを抱える自分自身を大切にする時間にもなります。

 

第7講では、手紙を書いて、言葉でグリーフを表現しました。

第8講では、アートを使ってグリーフを表現しました。

第9講では、人と一緒に「詩」でグリーフを表現していきます。

 

●ウォーミングアップ

詩を書くと言っても、普段詩を書いたりしていない私たちにとっては、ハードルの高い作業になります。

という訳で、まずはゆったりとみんなで詩の朗読を行いました。

谷川俊太郎さんの「みみをすます」や金子みすずさんの「はだし」などを朗読しました。

 

「長い詩もあれば、短い詩もあって、ただ言葉を並べれば、それはもう詩になっている」という

よこさんの言葉で、ハードルはずいぶんと低くなり、目の前に下りてきました。

 

 

●「思い出の場所」詩

この手法はリヴオン理事でもある上田假奈代さんの行っているプログラムになります。

まずは、思い出の場所の絵を描きます。

ペアを作り、相手の思い出の場所をお互いインタビューして、相手の気持ちやその場所に思いを馳せながら詩を作っていきます。

出来上がった詩は相手の描いた思い出の場所の絵の横に書きます。

 

自分で自分の詩を作るのは、ちょっと重い・・・

自分の気持ちはうまく詩で表現できない・・・

でも、誰かのために、誰かの思い出を言葉に紡ぐことはできる

 

出来上がった詩はみんなで輪になって朗読しました。

それぞれのグリーフの中には悲しみや苦しみもきっと含まれているはずだけど、

できあがった詩はどれも温かみを感じるものになっていたように思います。

 

いくつかご紹介します。(※掲載許可をとっています)

 

〜参加された方の感想〜

・やさしい気持ちになれました。

・詩って、詩を書くって、私にできるか・・?と思ったけれど、書いているうちにとても癒されたように思います。

・自分の描いた絵に命を吹き込んでもらったようなそんな感じです。あたたかい時間でした。

・詩を作る楽しさに気づきました。自分で言葉にできないことを他の人に表してもらえてよかったです。

・しんどい気持ちや複雑な気持ちを、すごくあたたかいもので包んでもらいました。それは私だけでなく、みなさんの思いも、きっといろいろなものがあったと想像するのですが、聞かせてもらった詩はみんなあたたかくて、キラキラしていたのが、すごくほあっとした。

・亡き人を想って詩を作るのはとても難しいワークだと思っていましたが、自分がざっと描いた絵にすてきな詩をつけて頂いて、とても良い「合作」だったと思います。自分では言葉で表しにくい言葉も遣ってもらったので、本当に亡き母に届いたような気がします。

・自分の思い、気持ちを人に訳してもらうと、優しく受けとめられる感じがしました。

 

●クロージングQ

このいのちの学校の場から、日常へと帰っていくためのチェックアウトの時間。

今回のクロージングは、やっぱり詩。

感想を3行の詩で表現しました。

 

詩を書くことに慣れたのか、みんな素敵な3行詩で今日のワークが閉じられました。

 

 

 

次回のいのちの学校東京は5月13日に開催されます。

テーマは「お坊さんと『死』について学ぶ」です。

 

特別講師として吉水岳彦さんがお話をしてくださいます。

★吉水岳彦さん★

浄土宗光照院副住職、大正大学非常勤講師。

ホームレス状態にある人や身寄りのない人の「葬送支援」などに取り組む

「ひとさじの会」の事務局長をつとめていらっしゃいます。

 

☆★ いのちの学校in東京 ★☆

日時: 土曜日 17:00〜19:30

2017年

 5/13 お坊さんと「死」について学ぶ

 6/17 日常で出来るグリーフワーク

 7/15 未来ビジョン  

 

会場: リヴオンオフィス Ohana

東京メトロ千代田線・京成線町屋駅より徒歩7分

詳しい行き方はコチラをご覧ください。

 

対象:グリーフについて学びたい方ならどなたでも

 

参加費: 各回2000円 

※経済的にしんどい方はご相談ください。

 

参加方法: 事前申込は必要ありません。当日会場に直接いらしてください。

また、途中からの参加や一回のみの参加も歓迎いたします。

学んだことがある人も、ない人も 誰かを亡くしたことがある人も、まだない人も どんな方でもいらしていただけます。

みなさまのご参加をお待ちしております。

 

☆★名古屋も毎月<開催中>です。★☆

 

(事務局:但馬香里)

| okaku-terumi | いのちの学校 | 14:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.04.12 Wednesday
【レポート】いのちの学校名古屋第9講 「思い出の場所」詩

 

こんにちは。いのちの学校 in 名古屋でファシリテーターを担当している野田芳樹(通称:杏さん、写真左下)です。

 

3月から4月にかけて卒業式や入学式などが各地で行われ、別れと出会いが交錯する時節ですね。

何かが終わっても、また新しい何かが始まって色んな関係が再び紡がれていく―そんなことを教えてくれる季節です。

 

さて、先月3/29に、いのちの学校 in 名古屋の第9講「『思い出の場所』詩」をひらきました。

タイトルから分かる通り、詩の力を借りてグリーフを表現するワークを中心に据えた内容ですが、具体的にはどのようなことをやったのか。

 

ワークの具体的なやり方も含めて、僕からレポートさせてもらいますね。

 

 

●チェックイン

まずは、日常の生活から「いのちの学校」の時間と場に入っていくための時間をとります。

いつもはオープニングクエスチョンと言って、簡単な質問を参加者に投げかけ、その答えと自己紹介を順番に口にして場に入っていくのですが、今回は問いではなく…

 

 

今の気持ちに合う貝殻を一人ひとつ選び、選んだ理由と自己紹介を順番に回していきました。

貝殻を選ぶことをとおして自分の今の気持ちを確認できます。そして自ら選んだ貝殻は、ワークの最中にお守り代わりにもなります。

 

 

●グリーフワークとは

「いのちの学校」の第7〜9講には「グリーフを表現する」という一貫した大テーマがあり、これまでちぎり絵や水彩画など、さまざまなグリーフワークに取り組んできました。

 

ここで少しおさらい。

グリーフワークとは「亡くした人の事を大切にする時間/グリーフを抱えた自分自身を大切にする時間」のこと。

またそういった時間を持つことで、自らのグリーフを少しずつ抱えやすくしていったり、完全には癒えきらないグリーフとも向き合っていく力をつけていったりします。

 

「これがグリーフワークだ」という決まったものがあるわけではなく、亡くした人やものを想って行うこと、抱えているグリーフ自体や、グリーフを抱えた自分自身を大切にできることであればなんでもグリーフワークになります。

 

今回は詩を紡ぐことを通じてそれぞれのグリーフと向き合い、表現していったわけですが、このワークには少し変わった特徴があります。

 

それはどういう点か…

 

また後で書きますね。

 

 

●ウォーミングアップ

さて、詩を紡ぐ前に少しウォーミングアップです。

いきなり「詩をつくってください」と言われても、ちょっとハードル高く感じる人が多いのではないでしょうか。

実際に僕自身、一番初めに「思い出の場所詩」のワークをやったとき、「詩をつくるなんて、中学以来… うまくできるかな…」と、楽しみな反面少し戸惑った記憶があります。

 

そこでまずは詩を作る前のウォーミングアップとして、詩を声に出して輪読しました。

今回みんなで読んだのはこちら。

 

谷川俊太郎さんの「みみをすます」と、釜ヶ崎詩集『こころのたねとして』から3作品を選び、輪読しました。

声に出して読むことで、言葉の響きや詩独特のリズム感、そしてそれぞれからにじみ出る作者の想いを、より立体感をもって味わうことができます。

 

 

場にいた人たちは、胡坐をかいたり寝そべったり…

それぞれ聴きやすいリラックスした姿勢で耳を傾けていました。

 

 

●ワーク・「思い出の場所」詩

さて、詩が体にしみ込んだ朗らかな雰囲気の中、いよいよワーク「思い出の場所詩」に取り組みます。

 

先ほどこのワークには特徴がある、と書きましたが、それは「二人一組でやること」。

7講でやったちぎり絵や8講の水彩画などは、自分のグリーフに向き合い、それを自身の手で表現する、というものでした。

 

グリーフワークは一人でやるものもありますが、人と共に行えるものもあります。今回の「思い出の場所詩」が、そのひとつです。

 

具体的な方法を以下に記しますので、ぜひ周りの方とやってみてはいかがでしょうか。

 

【ワーク「思い出の場所詩」 やり方】

1)適当サイズの紙と色鉛筆などを用意(今回は、八つ切り画用紙と色鉛筆を使いました)

2)二人一組になる

3)一人ひとり、紙の半分に思い出の場所の絵や地図を書く

*グリーフに関連して、亡くなった人や失った対象に関わる場所。間取り図などでも可。縦・横など、紙の使い方は自由。

4)お互い順番に、描かれたその場所についてインタビュー(質問)をする

5)絵を交換し、相手から聴いた話をもとに詩をつくり、相手の絵の空いたスペースに詩を書く

6)お互いに朗読しあう

*講座では、全体でもそれぞれの詩をシェアしました

 

つまり、「相手の描いたグリーフに関する絵をもとに、それにまつわる物語を聴いて、それを詩にしてプレゼントする」というワークです。

イメージが湧きにくいと思うのでワーク後の実物をご覧ください。

これは僕が、今は亡きおじいちゃんと行った「のぼりべつクマ牧場」(のつもり)の絵を描き、それにまつわるエピソードを相方に聴いてもらい、その相方がその話をもとに詩をつけてプレゼントしてくれたものです。

 

僕が思うこのワークの良いところは、他者の視点を借りることで自分だけでは表現できなかったものが現れてきたり、他者から問いかけられることで自身の思いがけない心象風景を垣間見られること。

 

実際に僕は自分の抱えるグリーフを聴いてもらって、自分の中でまだまだおじいちゃんに対する愛慕の念が渦巻いていることや、「また話ができたらなぁ」と少し寂しく感じている自分に気付くことができました。

そしてそれを他者の視点から詩という形で書き留めてもらうことで、少し心の整理がついたような気がします。

 

 

●チェックアウト

最後に、学びの場から日常へ戻って行くため、感想を一言ずつ場に出していきました。

 

グリーフについて、聴くのも語るのもそれを詩にするのもかなりのエネルギーが要るため、みなさんやや疲れ気味のご様子。

しかしその中にも、温かな雰囲気があったように感じました。

 

それはきっと、他者のグリーフの物語を真摯に聴き、また聴かれる方は相手を信頼して気持ちをゆだね、お互いを思いやって言葉を紡いでいく―そんな人間同士の血の通った交流ができたからだと思います。

 

実際に参加者の皆さんからは、このようなメッセージを頂いています。

 

人のグリーフを聞くことで、とても心があたたかくなりました。人に自分のもやもやしている気持ちを詩にしてもらったことは、とても嬉しかったです。

詩は苦手で、自分で表現することは難しいと思っていたが、ペアワークで話しながらやることで、グリーフについて話すことがやりやすくなる

相手に自分のことを話す、相手に自分のことを表現してもらう、詩によって普段表現できなかったことに少し気付けたように思います。

人の話を聞く、聴く、それから詩を作るために思いをふくらませていく、相手の思いをこわさないように… 自然に相手を思いやる気持ちがふくらんでいた。 etc.

(アンケートより。掲載許可を頂いています。)

 

 

「いのちの学校」は「みんなが先生、みんなが生徒」という水平的な関係性を大切にしています。

批評や比較や価値観の押しつけはしません。

 

私たちが大切な人やものを失ったときに抱えるグリーフは千差万別。

時には痛みを伴いながらも、それを表現し、お互いが思いやりをもって共有しあえる場があれば、そこに温もりある関係性が芽生え、グリーフが抱えやすくなっていくのだろうと思います。

 

そんなことを、僕自身が講座を通してみなさんから学ばせてもらいました。

本当にありがとうございます。

 

このブログをお読みで「関心はあるけれど、まだ『いのちの学校』に足を運んだことがない」という方。

単発での参加も大歓迎ですので、ぜひ次回以降ご都合がつけばお越しくださいね。

また、周りにこのような場を必要としている方がいらっしゃればご紹介いただけると嬉しいです。

 

 

〜次回予告〜

 

次回は「お坊さんと死について学ぶ」という内容です。

第10〜12講は「これからを生きる」というのが大きなテーマ。

 

次回第10講では、特別講師に大河戸悟道さん(プロフィールは下記)というお坊さんに来ていただきます。

仏教的な観点から死について学び合い、深め、「これからを生きる」うえでのヒントを持ち帰る―そんな場になればと願っています。

 

【と き】

 4月19日(水)18:30〜21:00(受付時間18:00〜)

 

【ところ】

白鳥山 法持寺

(愛知県名古屋市熱田区白鳥1丁目2−17)

地下鉄名城線「神宮西」駅より徒歩5分、

JR東海道本線「熱田」駅より徒歩10分

※境内と近隣に駐車場があります。

 

【参加費】

2,000円

 

【参加方法】

事前申込は必要ありません。当日会場に直接いらしてください。

 

【特別講師の紹介】

大河戸 悟道(おおこうと ごどう)師

愛知県豊橋市、真宗高田派・正太寺住職。

自身が立ち会った葬儀での自死遺族に何もできなかった経験を機にグリーフについて学びを深める。

| okaku-terumi | いのちの学校 | 17:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.04.11 Tuesday
京都つどいばより

こんにちは。

つどいばのファシリテーターをしております水口陽子です。

 

 

「大切な人を亡くした若者のつどいば」は、

東京ではリヴオンの自主開催事業ですが、

京都では、京都府の自殺対策事業のひとつとして行われています。

 

先月が年度末と言うことで、先日この1年間の活動の様子をまとめた

報告書を作成し、お渡ししました。

 

こちらでも、その一部をご紹介しつつ、

京都つどいばの様子をお届けしたいと思います。

 

 

会場のホワイトボードに、本日のプログラムを書いてお出迎え。

 

リヴオンで主催している場の多くは、会が始まる前に

日常の生活空間からこの場に入っていくためのチェックインとなるような時間を設けています。

 

つどいばには、若くして家族や友人などを様々な理由で亡くした方達が参加されますが、

「参加する前は、この場に自分がいてもいいのかと不安だったり、初めて会う人達なので緊張していた」

という声をいただくことがあります。

 

身近に近い経験をした人がいなくて、

「自分の感じていることは、誰にもわかってもらえないのでは」

という思いを抱えながら、勇気を出して足を運んでくださる方も少なくないです。

そのため、チェックインの時間はゆったりと、

少しずつお互いの存在を感じあえるような内容で進めていきます。

 

 

次にこの会とリヴオンについて、そしてこのつどいばで大切にしていることをお話しします。

この時にグリーフというものをすこし知ってから、『グリーフワーク』を体験していただきます。

この日に行ったのは、亡き人を想いながら、

または亡くす経験をした自分を想いながら、曼荼羅の模様に色を塗っていきました。

 

 

また12月に行ったときは、フェルトの綿で気持ちの球を作っていきました。

「言葉になりきらない複雑な感情を、こうやって表現できるのだと知った。

家でも時々やってみたい」という感想をくださった方もいらっしゃいました。

 

 

 

グリーフワークで自分が失ったもの、ことなどに気持ちを向けてから、

参加者みんなで車座になって、自分が経験したことや、

そのことによって生まれてきた様々な感情や思いを語り、

聴き合う『分かち合い』の時間があります。

 

話しても、話さなくてもOK。

自分の気持ちのままにいることを大切に、この時間を共にします。

 

 

〜アンケートより〜

「ふだんの生活の中で、自分の心の中心にある思いを、なかなか語ることができないので、だれかに語ることですっきりしました。」

 

「自分のことを安心して話すことができてほっとしました。他の人の考えも聞けて、よかったです。真剣に話し合えて癒されました。」

 

「1人1人の状況や思いは違うけれど、大切な人を亡くして、日常生活で様々な感情を抱えながら一生懸命生きてる人たちと共にいれて嬉しかった。」

 

 

お昼ごはんをはさみまして、午後はそれぞれに今抱えている悩みや課題について、

みんなでアイデアを出し合う『当事者ミーティング』を行っていきます。

 

大切な人を亡くしたことによる影響は、時に「眠れない」という身体の反応として現れることもあります。

この日も、最近眠りが浅いという悩みについて、どうしたら気持ちよく眠れるかということについて、他のメンバーでいろいろなアイデアを出しました。

 

〜アンケートより〜

「他の人の悩みをみんなで真剣に考え、アドバイスをするのがあったかい気持ちになりました。自分へのアドバイスには、ハッとさせられました。」

 

「答えがでると思ってなかったので、うれしかったです。やる気になりました。」

 

「他者の悩みや思いをきくことで自分の心にも向き合うことができました。」

 

「死別だけでなく、日常生活の悩み事をざっくばらんにアドバイスしてもらえる時間でよかった。聞きっぱなしの時間だけでなく、このようなみんなでアドバイスや「自分だったらこうする」という意見を出し合う時間がセットになってるのが良いと思った。」

 

 

私は、昨年の7月よりこのつどいばのファシリテーターを担当していますが、私自身30代で夫を亡くしてみて、そのことを言葉にできる機会が周囲にはないなぁと感じています。

 

この場を必要としている方に「やってるよ〜」という情報が届くように、そしてこの場でちょっとでも、日常で抱えている重みを置ける時間が持てるように、場を開いていきたいと改めて感じました。

 

(記録:水口陽子)

 

****4月・5月の京都つどいば****

 

*4月16日(日) お申込締切 4/14*

明覚寺会議室

(京都市下京区新町通正面下る平野町783)

お寺の右隣にある建物です。

https://goo.gl/maps/castgLvAsPz

 

 

*5月20日(土) お申込締切 5/19*

※5月は土曜日の開催となります。

しんらん交流館 E会議室

(京都市下京区諏訪町通六条下る上柳町199)

https://goo.gl/maps/LEQzcgZjEf22

 

*お申込み*
件名に「つどいば 京都 4月or5月 参加希望」
本文に「お名前・ご年齢・ご住所・お電話番号」をご記入の上、
    info☆live-on.me まで(☆を@に変えて)ご連絡ください。


*プログラム*
 *こころほぐれる時間
  アイスブレーク&自己紹介 つどいば説明
 *グリーフにふれる時間
 *グリーフをふりかえり、互いに聴きあう時間
 *一緒に次のいっぽを探す時間
  今抱えている課題やもやもやを、みんなで一緒に考えます
 *ことばを贈り合うクロージング

 

*参加費*
無料 交通費がしんどい方はご相談ください。

 

 

 

| okaku-terumi | つどいば | 17:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.03.31 Friday
【開催報告】ワークショップ「新春 短歌のひろば」
こんにちは!
リヴオンインターン生の向坂くじらです。

先日お知らせしましたワークショップ、「新春 短歌のひろば」を、みなさまのご協力の元、無事開催することができました!!

今回のテーマは、「きょうの自分と出会い、あしたの自分と出会うことば」。

「短歌」とはなにか? からはじめ、谷川俊太郎さんの詩集「私」を読みながら、「自分がどういう存在か」をことばで表現する短歌を詠んでもらいました!
朝から夕方まで使い、のんびりと自分の内面や広い広いことばの世界と向きあえる、おだやかな時間でした。





場所は椎名町(東京都豊島区)のお寺、金剛院さん。
仏さまの額が飾られたお部屋で、静謐なひとときを分かち合うことができました!
また、ワークショップのあいだにご住職の野々部さんにお寺をご案内いただき、真言宗の教えの深遠さにみんなで思いを馳せました。





じぶんの感覚にぴったりはまることばがなかなか見つからなかった方がはっ! とそれに出会う瞬間はとても美しいものでした。

ご参加くださったみなさまのアンケートと作品を一部公開します!!


自分と対話することができた。
心の中の自分はやりたいことを知っていて、そんな自分を見つめなおす素晴らしい機会に恵まれたと思った。

二日酔いの田舎のタップダンサーは1ミリの地震を打ち鳴らす

(Kくん 学生)

短歌を考えたり、推敲する過程で、自分自身の過去・現在・未来と向き合う体験になりました。時間が長いので覚悟する必要があるかと思っていましたが、ゆるっとフワッと過ごせてありがたかったです。

"帰る"場所胸に信じて羽広げ 春のキャンバスはみ出す虹描く

(Iさん おとな)

「選ぶ」って、すごく深いことなのだと思いました。直感的にしていることも、意識的にしていることも。

雪のなか ひびの業(しごと)をくり返す いったりきたり祈りとともに

(Rさん おとな)

このような場を開くことができたこと、開催までご協力、ご支援くださった皆さまに、心より感謝を申し上げます。



参加してくださった皆さまが、このワークショップを通して少しでもじぶんと向き合いやすくなるよう、願っています。

また、私は2015年の夏からリヴオンでインターン生として活動させていただいて、いろいろな場に参加させていただいたり、いろいろな方と出会ったりしました。その活動も、今回のワークショップで一旦締めくくりとなります。
誰かや自分自身の心に寄り添う方法のいくつかや、「場づくり」が生み出すものを学べたこと、そしてそれを、自分がずっと信じてきたことばの創作につなげることができたこと。ひとつひとつが人生のなかで燦然と輝く宝物になりました。

関わってくださった全ての方に、心から感謝しています。

本当にありがとうございました!!


リヴオンインターン生
向坂くじら
| okaku-terumi | イベント | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.03.23 Thursday
【レポート】2/21(火)いのちの学校in名古屋 第8回「アートを通じて表現する」

こんにちは、いのちの学校in名古屋、運営メンバーの「まっちゃん」こと松野尾浩慈です。


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前回と今回、次回の3講は、「グリーフワーク」というものを中心に学び、体験していくことが大きなテーマになっています。

グリーフワークとは「亡くした人の事を大切にする時間/グリーフを抱えた自分自身を大切にする時間」のこと。そうした時間を持つことで、自らのグリーフを少しずつ抱えやすくしていったり、完全には癒えることのないグリーフとも向き合っていく力をつけていくことです。

 

人によって、いろいろなグリーフワークのかたちがありますが、前回は「亡くなった人に向けて手紙を書く」というワークでした。自分にしっくりくるものは人それぞれ、タイミングによってもちがうのかもしれません。

 

今回は言葉に書き出すという表現とは別の表し方をしてみようということで、「アートを通じて表現する」回でした。

いつもは運営サポートと記録係で写真撮影中心な私も、今回はワークに参加できました。自身の体験も交えながら、さっそくレポートしていきます。

 

 

●オープニングクエスチョン

毎回はじめに、日常の生活から「いのちの学校」の時間と場に入っていくためのオープニングQという質問に答えていくのが恒例なのですが、今回はここからすでに「アート」が始まっています。

 

「今日食べたものを描いてみよう」それぞれ目の前に八つ切りの画用紙に大小の円が描かれています。これをもとに今日食べたものを描いてください、というものでした。しかも条件がつきます。それは……利き手じゃないほうの手で描くこと!?

まずは朝ご飯、昼ご飯を思い浮かべてみました。すぐに描き始めたのですが、利き手ではないのでコントロールが利きませんが、時間内に何とか収まりました。


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(補足 一応焼きそばとコーヒーです)

その後、画用紙をもっていつものように円になって一人ひとりが話していきます。みなさん、苦戦された方も多いようでした。



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さて、あえて利き手でない方の手を使う狙いは、これからの時間は上手い下手を比べる場ではないということを体験してもらうこと。あえてコントロールが利かないようにすることでどんな表現が出てきてもいい場という受けとめが参加者の皆さんにも伝わっていったように感じました。

 


●約束の共有 

いのちの学校では、参加者のみなさんに安心した場を提供するため、毎回約束の共有をしています。今回は「アート」の回ということで、特に比較や評価の場ではないことが確認されました。


 

●アートワークについて

いよいよメインの「アート」を通じた表現に入っていくのですが、その前にファシリテーターより気をつけること(心構え)の共有がありました。ここからのワークは美術の授業のようなものではなくていいということ。他人からの見た目を気にすることなく、自分自身のグリーフと向き合い表現に出す場であること。ワークの最中であったり、終わってから、周りの参加者と感想をシェアしながら感じたことや、心の動きを大切にしてほしいことなど。

 

「アート」というと学校での経験から、「絵を描くのが苦手」と思ってしまう人も多いのですが、今回はそういった場ではなく、自分のグリーフと向き合い「グリーフを表現する」ということが大事だという共有の後にワークに入っていきました。

 

 

●アートを用いたグリーフワーク

今回のワークは「グリーフの物語を描く」というものでした。最初に「失った人・もの」を思い浮かべてもらい、それについてのグリーフを物語として描いてもらいます。画用紙に表現していくのですが、物語を4つの領域で描いていきました。

 

具体的な「失った人・もの」が決まっても、なかなかイメージがわかない人も多いため(私も浮かんでこなかったです)それぞれの領域に線、丸、四角、三角のモチーフが薄く描いてあります。これをきっかけとして用いてもいいし、使わなくても構わないということでした。

 

ワークの時間は、自分自身のグリーフと向き合う時間です。私は祖父が17年前に亡くなり、それからの自身のグリーフを思いながら表現しました。

 

皆さん黙々と手を動かします。


広々としたところでやりたい方もいます。それぞれが自身に向き合いやすいやり方でワークを進めていきます。


ずっと向き合っていると、想像以上に負担がかかっていることもあります。

今回はワーク中にそれぞれ自由に休憩が取れるようになっていました。私も気分転換のつもりでチョコレートと梅こぶ茶で一息ついたのですが、思った以上に身体に染みていく実感がありました。自身のグリーフに向き合う場というのは、ふだんは奥底にあるものを表面化する場面もあり、ゆらぎが生まれることもあります。それも含めて大切なことだと思っています。

 

時間はあっという間に過ぎていきました。完成と言いきれなかった方もいるかもしれませんが、自身と向き合う時間を大切にしているので、大切なのはそのプロセス。時間内に仕上げることが目的ではありません。もちろん描きあげたい人は持ち帰って仕上げるもよし、このワークがしっくりきた人は別の機会にあらためてやってみてもいい。

 

グリーフワークにはさまざまな方法があります。私にとって「いのちの学校」は、自分にとってしっくりくるやり方はどんなものなのか、体験の中で見つけていくことのヒントをもらえる場になっていると感じました。





描き終えた後は、グループ内でシェアしました。できあがった作品の解説であったり、ワークの中で気づいたことや感想を共有しました。

「最初は何を描こうかと悩んだけれど、途中からは勝手に筆が動いた」

「自分がグリーフに対して感じている色が、アートの表現として出してみて初めてわかった」

「物語に合わせ、背景のトーンが暗いものから明るくなっていく(系統は同じブルートーン)」

などなど…。人によってさまざまな気づきがあることを感じました。

 

私のグループ内のみなさんは、ストーリーに合わせて4つの領域を一つひとつ作っていかれたとのことでした。一方私は一つひとつ完成させるのではなく、途中でも次のものに移って、それが別のところにも働くような手順でした。

(具体的な作品がないとわからないので恥ずかしながら私の作品シェア)

 

たとえば、丸がモチーフのところは「溶けこんでいく」イメージだったので、最初は黄色の濃淡だけで描いていたのですが、ほかの絵を進めるうちに溶け込む色は黄色だけじゃなくていいなと感じて別の色をいれたり。

 

上手い下手の評価ではなく、ほかの人と同じところやちがうところを聞かせていただきながら、自身の気づきが生まれるような場になりました。


その後の全体シェアの時間においても、それぞれができあがった作品の背景を語ってくださいました。一人ひとりのエピソードに参加者全員が耳を傾け、この場を大切にしていることをあらためて感じました。



●キャンドルセレモニー

その後、クロージングなのですが、オープニングがふだんと違ったのと同様、クロージングもいつもとはちがうかたちでキャンドルセレモニーで場を閉じていきました。

 

本堂に移動して、薄明かりの中、円を作ります。円の中心にはメインのキャンドル(今回は縁あって和蝋)、その周りにある小さなキャンドルに参加者一人ひとりが灯をともしていきます。その際、先ほどのワークで心傾けた相手に対しての言葉をおいていきます。

言いたかった言葉がたくさんの人もいれば、一言だけの人もいます。言葉をかけるのはとてもエネルギーが必要なので、長く考えても声に出てこない人もいると思います。


一巡してファシリテーター含め全員の灯がともりました。参加者全員がそれぞれ大切な存在に対して真摯に向き合う場をもって今回のいのちの学校の場が閉じていきました。

 

最後に中心に寄って、自分のキャンドルを吹き消しました。


静かに場は閉じられ、それぞれが日常に戻っていかれました。

 

帰りがけに再来月の第10講「お坊さんと死について学ぶ」での質問を受付ました。いのちの学校の人気回でもある、僧侶とともに考えるグリーフケアの回にむけても準備も着々と進んでいます。




 

いのちの学校in名古屋 第9講「『思い出の場所』詩」

 

と き:  3月29日(水)18:30〜21:00(受付時間18:00〜)

 

ところ: 白鳥山 法持寺

(愛知県名古屋市熱田区白鳥1丁目2−17)

 地下鉄名城線「神宮西」駅より徒歩5分、

 JR東海道本線「熱田」駅より徒歩10分

※境内と近隣に駐車場があります。

 

テーマ: グリーフワークを人と共におこなう 

 

参加費:  2,000円

※経済的にしんどいかたはご相談ください。

 

参加方法:

事前申込は必要ありません。

当日会場に直接いらしてください。

 

| okaku-terumi | いのちの学校 | 08:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.03.13 Monday
【お知らせ】ワークショップ「新春 短歌のひろば」開催のお知らせ

こんにちは!

リヴオンインターン生の向坂くじらです。

私が企画・案内役をつとめます、短歌ワークショップのご案内です!

 

去年三月、生きづらさを抱えた中高生向けに、

「春休みことばの保健室 〜短歌でまいにちを生きやすくしよう〜」を開催しました。

 

そのとき、思いのほかおとなの参加者が多かったこと、

じぶんでは「生きづらさ」を抱えていると思っていない方から、

思わぬ気持ちやことばが出てくるのに立ち会えたことがとても心に残っていました。

 

昨年wsの様子

 

そこで、今年も短歌ワークショップを開催します!

今回は若者はもちろん、四月というあらたな季節を迎えるすべての方が、

じぶんや誰かのことばと出会うことのできる場所にしたいなと思います。

 

以下に案内を掲載します。

私自身、この四月に大学を卒業し、就職します。

そのため、この「短歌のひろば」が、学生時代最後の企画・案内をつとめるワークショップになります。

 

みなさんと出会えるのを心よりお待ちしております!

 

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新春 短歌のひろば

~今日のじぶんと出会い、あしたのじぶんと生きることば~

 

わたしたちは、みんなことばと共に生きています。

誰かとおしゃべりするときも、

本を読むときも、

ひとりで考えごとをするときだって、ことばを使っています。

 

でも、ことばはふだん見せているよりも、ずっと不思議な力を持っています。

それが、『詩』です。

そして、ことばとうまくやれなくなったとき、

たとえば誰かに思いを伝えられなかったり、

じぶんでもじぶんの気持ちがわからなくなったりしたとき、

『詩』がそれを助けてくれることがあるのです。

 

新年度が来る前にちょっと立ち止まって、

誰のなかにも眠っている『詩』と出会ってほしい。

そして、いつでもここに戻ってこられる目印にしてほしい。

そんな思いで、「短歌のひろば」をひらきました。

 

短くて書きやすい「短歌」を使って、

あたらしい季節を迎える準備をしませんか?

 

 

 

★日時

3/26(日) 10:00〜16:00(1時間のお昼休憩を挟みます)

*参加型のワークショップです。

じぶんのからだや声を味わいながら、実際に短歌を読み、作ってみます。

短歌未経験の方でも大丈夫です!

 

案内

向坂くじら(慶應義塾大学文学部四年生)学生歌人

 

★場所

真言宗豊山派 金剛院

〒171-0051 東京都豊島区長崎1-9-2

(西武池袋線 椎名町駅北口から徒歩30秒)

 

★定員

学生8名

おとな8名(先着順)

 

★参加費

中学生・高校生  無料

大学生 1000円

おとな 3000

 

★主催

一般社団法人リヴオン

 

★参加申し込み

 

→info☆live-on.me(☆→@)

上記のメールアドレスまで、

・名前(ふりがな)

・メールアドレス

・住所

・携帯番号

・ご職業(学生の方は学校名・学年など)

・参加動機や質問など

 

を記入の上、ご連絡ください。

 

 

★ご協賛のご案内

場所代、ワークに用いる材料代などの運営費用のため、支援金(ご寄付)も募っています。

つきましては、下記のようにご案内させていただきますので、応援いただけましたら幸いです。

心よりお願い申し上げます。

 

協賛目標金額 6 万円 

   (内訳:会場・設備使用費、運営のための消耗品費等)

 

●クレジットカードでのご寄付

詳しくは『ohanaメンバー・花募金』のページをご参照ください。

 

●銀行からのお振込み

 銀行名  三井住友銀行

 支店名  町屋支店

 種類   普通預金

 口座番号 6911315

 振込み先 一般社団法人 Live on(リヴオン)

 

● ゆうちょ銀行からのお振込み

払込先 一般社団法人 Live on
口座番号 00140-0-485333

※ 振込用紙通信欄、もしくはメール info@live-on.me 宛に下記の4点をご記入ください。
1.名前 2.肩書き 3.電話番号 4.住所

 

 必要な方にはお振込みの確認がとれましたら領収書を発行いたします。

   ご一報いただければ幸いです。

 

★前回参加者の声★

自分の中で声にならない叫びを、短歌というもので表現しようとする姿勢は、今後の人生に生きていくような気がします。

(18歳 男性)

 

短歌を創作するプロセスを通じて、各々が自分のコアのようなものを出し合って、深いレベルでつながれた気がしました。

(21歳 女性)

自分の気持ちを表に出すのは勇気がいることだったけれど、伝えたいという気持ちがしだいに大きくなっていって、変わることができて良かったです。

(17歳 女性)

 

 

 

 

 

| okaku-terumi | イベント | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.03.13 Monday
【開催報告】1/29(日)つどいば東京

1/29(日)リヴオンオフィスのohanaにて、つどいば東京を開催しました。

(今回のプログラム)

 

はじめに、グリーフってなに? つどいばってどんなところ?ということをお話しして、

安心・安全に過ごせるように、つどいばが大事にしていることの共有をします。

午前中は、自分を語る分かち合いの時間があります。

でも、いきなり初めて会った人に自分のことや失った体験を語ることって、

とっても勇気がいりますし、中々できることではありません。

分かち合いに入る前に、お互いを知る時間や

手を動かしてグリーフを表現してみる時間をていねいにとっています。

今回は、亡くしたときの気持ちや亡くしたひとのことを思い出しながら、

ハートの形を折り紙でつくって、 ばんそうこうを貼るワークをしました。

ばんそうこうは、こころを手当てする意味をこめています。

(できあがったハートたち)

 

お昼は、インドカレーをテイクアウトして、ohanaで一緒に食べました。

ohanaで場をひらくときはよくお世話になっているのですが、

本格的でとてもおいしいです^^

回によっては、ばらばらに食べに行ったり、一緒にお店で食べたりすることもあります。

お昼を食べたら、眠気が・・・。 ということで、午後のプログラムを始める前に、

からだをほぐす時間をとりました。

今回は、ラジオ体操! 意外と覚えていることに、みんなびっくり。

でも、第2はわからなすぎて、やめました笑 眠気が覚めたところで、

次のいっぽを探す当事者ミーティングの時間です。

当事者ミーティングとは、「気になってること」や「困ってること」、「実現してみたいこと」を話して、

参加者から実現や解決のためのアイデアをたくさんもらうプログラムです。

アイデアをひたすら聞いて、自分が持ち帰りたいと思うアイデアだけを受け取ります。

(私もテーマを出しました)

 

さいごに、今日1日の感想を共有して、お花のハンコを押して、この場をとじました。

参加者の感想を一部紹介します。

*大切な人を失い、1人なんだと思っていましたが、今日ここに来て1人じゃない、

支えてくれる人達がいると強く思いました。また、自分自身の心の中の整理もできたし、

自分の思っていることも分かったので、このような機会があればまた参加したいです。

 

次回は今月ひらきます。

詳細は、以下の通りです。

お会いできることを楽しみにしています。

 

(つどいば東京ファシリテーター:たむらともみ)

 

*つどいば東京詳細*
日時:3月25日(土)10時〜15時(※受付は9時45分より)
場所:リヴオンオフィス*ohana*
  最寄り 京成線またはメトロ千代田線「町屋」駅徒歩7分
  荒川区荒川4-25-8 サウルスマンション3町屋壱番館603号
   詳しい行き方は<こちら>

*つどいば京都詳細*
日時:3月19日(日)10時〜16時頃 (※受付は9時45分より)
場所:しんらん交流館
   京都市下京区諏訪町通六条下る上柳町199

   地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分


*お申込み*
件名に「つどいば 東京3/25 or 京都3/19 参加希望」
本文に「お名前・ご年齢・ご住所・お電話番号」をご記入の上、
    info☆live-on.me まで(☆を@に変えて)ご連絡ください。

*プログラム*
 *こころほぐれる時間
  アイスブレーク&自己紹介 つどいば説明
 *グリーフにふれる時間
 *グリーフをふりかえり、互いに聴きあう時間
 *一緒に次のいっぽを探す時間
  今抱えている課題やもやもやを、みんなで一緒に考えます
 *ことばを贈り合うクロージング

*参加費*
無料 交通費がしんどい方はご相談ください。

つどいばfacebookページ:https://www.facebook.com/wakamonotsudoiba/

| okaku-terumi | つどいば | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.03.11 Saturday
3.11 大切な人を亡くした人のための権利条約

 

東日本大震災で大切な人をなくされた方々に少しでもグリーフケアの情報を

届けようと、私たちは震災後百ヶ日に合わせて『大切な人をなくしたあなたへ』

という冊子をつくり、これまで7千部近く届けて参りました。その中に

「大切な人をなくした人のための権利条約」というものがあります。

 

震災で身近な人をなくされた方も、これまでの人生で死別を経験されてきた方も

ご一読いただけたらと思います。もし自分の喪失体験を大事にするための「手がかり」

がすこしでも見つかれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

ちなみにこれらの画像は、リヴオン団体設立7周年イベント「花笑み」に向けて制作した、ノベルティのポストカードです。

 

 

『大切な人をなくしたあなたへ』は被災された地域には無償でお分けしていると共に

全国でも一冊1,000円でお分けしております。(売上を東北に届ける費用に充当しています)

お寺さんなどで1,000部、数百部単位でお求めいただき、多くの方にお届けすることも

ありました。もしご入用でしたら、事務局 info@live-on. me までお問い合わせください。

 

 

 

| okaku-terumi | 書籍のご紹介 | 12:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |