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2018.01.05 Friday
僧侶のためのグリーフケア連続講座in静岡

↑画像をクリックすると、チラシのダウンロードが出来ます。↑

 

 

 

「死に直面した誰もが必要とするサポートにつながる社会の実現」

に向けて活動を行ってきたリヴオンは、この度、名古屋、東京、北海道

に続いて、静岡でも僧侶を対象とした連続講座を開講することになりました。

 

お葬儀や日頃の法務の中で出会うご遺族に何ができるのか。

もともと持っている日本仏教のグリーフケアの力、そして、

改めて必要なスキルやあり方を学べる場です。

具体的に動き出す実践の一歩までをご一緒できればと願っております。

 

                             北海道第5講の様子

 

過去の受講生の声から「『法務の現場に生きる』智慧やスキルが

身につく」と好評を賜りました。みなさまのご参加をお待ちしております。

 

 

 

【僧侶のためのグリーフケア連続講座in静岡】

 

<日程> 2018年

第1講 1月22日(月)

第2講 2月 6日(火)

第3講 2月21日(水)

第4講 3月 5日(月)☆

第5講 3月29日(木)☆

第6講 4月26日(木)

 

<時間>

12:30〜18:30

 

第4講は酒井義一氏による模擬 分かち合いのつどいを行います。

第5講は渡邉元浄氏、窪田充栄氏による実践事例の紹介や、

    法務などで実際に行っているグリーフケアの模擬体験を予定しております。

 

特別講 「お寺からつながるグリーフケア」

5月30日(水)夜

修了プレゼンテーション&静岡におけるグリーフケアに

関わる人や団体とつながる交流会を予定

 

<場 所>

●第1〜3講・特別講 

蓮福寺(掛川市肴町6)

東海道新幹線「掛川駅」から徒歩5分

 

●第4〜6講

真勝寺(静岡市葵区長沼2-18-23)

静岡鉄道静岡清水線 「長沼駅」から徒歩7分

 

※臨時法務等による会場変更は都度参加者にご連絡します。

 

<ゲスト講師>

☆第四講 酒井 義一氏 (真宗大谷派 存明寺 住職 )

☆第五講 窪田 充栄氏 (臨済宗妙心寺派 勝林寺 住職 )

☆第五講 渡邉 元浄氏 (真宗大谷派 正蓮寺 住職 )

 

<ファシリテーター>

尾角 光美(一般社団法人 リヴオン代表理事)

水口 陽子(一般社団法人 リヴオン理事)

 

<定 員>  2 0 名   残席 8

定員になり次第、受付を締め切らせていただきます

 

<受講料> 90,000円(税別)

 

※原則一括払いですが、分割払いのご相談にも応じます。経済的にしんどい方はご相談ください

 

<お申込>

件名に「僧侶のための連続講座 本講座申込」と明記の上、

 

↓コピー&ペーストしてご使用ください。↓

,名前(ふりがな)

△電話番号

FAXまたはメールアドレス

い棺蚕蝓

イ棺蠡飴院・お立場

 

を下記宛先までご連絡ください。

 

メール:info☆live-on.me  ☆を@に変えてください。

Fax:03-6806-7180 (リヴオン事務局)

 

 

(参考)尾角氏著作 「なくしたものとつながる生き方」

    

    尾角インタビュー記事 「お寺から変わる社会のつくり方」       

    

    酒井義一さん 存明寺 グリーフケアのつどい

     

 

| okaku-terumi | 僧侶・宗教関係 | 14:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.11.17 Friday
【お知らせ】11月22日つどいばカフェをひらきます

つどいばカフェは、主に大切な人を亡くした若者のつどいばに参加してみたい、

興味があるけれど、まずはつどいばがどんなところかを知りたい方を対象に、

ゆったりと佇む中でつどいばのことを知ってもらう、つどいばの空気感を体感してもらう場です。

お茶やお菓子をつまみながら、つどいばの体験ができます。

 

つどいばよりひらかれた場なので、対象の方でなくても、グリーフについてやつどいばのことを知りたい方、

お手伝いを考えている方の参加も可能です。

 

<プログラム>  

*こころほぐれる時間   

アイスブレーク&自己紹介

*つどいばのことを知る時間

*つどいばを体験してみる時間   

当事者mtgをしてみよう   グリーフワークをしてみよう   

※参加してくださった方の希望に沿います  

*質問コーナー  

*やわらかなクロージング

 

<日時> 11月22日(水)19時〜21時頃 (※受付は18時45分より)

<場所> リヴオンのオフィスになります。  

最寄り 京成線またはメトロ千代田線「町屋」駅

荒川区荒川4-25-8 サウルスマンション3町屋壱番館603号

詳しい行き方はこちらhttp://okakuterumi.jugem.jp/?cid=7

<お申込み> info☆live-on.me まで(☆を@に変えて)ご連絡ください。

<参加費> 無料 交通費がつらい方はご相談ください。

 

※グリーフとは…大切な人やものを失うときに生まれてくる感情、状態、プロセスのこと。

 

※大切なひとを亡くした若者のつどいばとは、

病気・自殺・事故などで、親や兄弟、友人など大切な人を亡くした15歳から30歳の若者がつどい、

大切な人を亡くしたことで生まれるさまざまな感情・思いを聴き合う場です。

亡くなった時期や、亡くなった人との関係性の良し悪しは問いません。

午後には大切な人を亡くした後抱えている課題があり、悩んでいる方がいたら、

みんなで一緒に考え、次のいっぽを探る時間もあります。

 

※リヴオンとは…代表の尾角光美(おがくてるみ)19歳の時に母親を自殺で亡くしたのをきっかけにあしなが活動を経て、

「いつ・どこで・どのような形で大切なひとを亡くしても、その人が必要とするサポートを確実に得られる社会の実現」

を目指して立ち上げた社団法人です。

 

 

つどいば東京ファシリテーター

たむらともみ

| okaku-terumi | つどいば | 12:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.11.17 Friday
【開催報告】10月29日つどいば東京

10月29日に開催したつどいば東京の報告です。

この日は台風が近い影響なのかあいにくのお天気・・・☔
今回はおひとり参加でしたので希望をきき、1日グリーフワークをして過ごしました。
雨が強くなったり、弱くなったりする音をききながら、こころのゆれを重ねていました。

 

グリーフワークとは・・・グリーフを少しずつ抱えやすくしていくこと。

完全には癒えることのない悲しみと向き合っていく力をつけていくこと。

亡くなった人とのつながりを回復するために取り組むこと。

とリヴオンでは考えています。

 

プログラムの流れは、
オープニング
〜ふわふわボールを選び、いまのこころとからだを感じて伝えあう

つどいばが大切にしていることの共有

最近の気持ちをちぎり絵にしてみる

亡き人を思いながらしてみることもできます。

コツは、ちいさめの紙を使うこと。

その時々によって、全然違う形や色を使うので、

とっておいて後にみてみると、こころの動きや変化がみえるかもしれません。


こころのお天気グリーフバージョン
〜自分、もしくは亡くしたひとを思い浮かべて、てるてる坊主をつくり、ことばをかく

おひるごはん
あったかいものを食べました(*^^*)

自分とつながる、亡くしたひととつながってみるワーク
〜ひもやリボンで自分もしくは亡くしたひとを形づくり、こころとからだを描く

できあがったもの。

ワークで生まれるものがひとりひとり違うように、

グリーフの反応はひとりひとりさまざまです。

どれもおかしなことではなく、自然なことだとお伝えしています。

クロージング
〜お香をたいて、今日の感想をシェア

 

ふたりで、ワークの力を感じた1日でした。
もやもやしてたり、悩んでいたりすると頭でっかちになりがちだけれど、

黙々と手を動かすことがケアにつながることもあるのだと感じました。

11月はお休みですが、11月22日につどいばカフェをひらく予定をしています。
詳細は、次の投稿で。

 

 

つどいば東京ファシリテーター
たむらともみ

| okaku-terumi | つどいば | 12:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.10.12 Thursday
【お知らせ】10月のつどいば京都・東京

10月のつどいばは、京都が15日、東京は29日にひらかれます。

 

空気が冷たくなってきて、こころなしか気持ちも冷えてきたような感じがするこの頃。

 

私にとって、9月は兄の命日があり、その日を越えたら兄より長く生きることになる、ひとつの節目でした。

その日を迎えるまでは、なぜかわからないけれど、越えることはないかもしれないという感覚がありました。

どこかで、引きずられるように同じ道を辿りそうになって、でも抗って、の、繰り返しでした。

 

「記念日反応」ということばを、どこかで聞いたことがあるかもしれません。

 

・・・喪失の悲しみには強弱があり、その時のちょっとした要素で、悲しみが軽く感じられたり、重く感じられたりするものです。その中でも多くの人が同意するのが「記念日のつらさ」です。
特に命日、自分や故人の誕生日、結婚記念日、クリスマスや正月など家族団欒の思い出の強い日、亡くした子供が学校を卒業するはずだった日、などは遺されたものにとって象徴的で、こういった日には故人をことさら強く思い出し、さみしく、悲しい思いが募り、抑うつ的な気分になる事が多くあります。

(グリーフ・サバイバー グリーフケア、グリーフワーク、死別悲嘆の総合情報サイト

http://www.grief-survivor.com/practical/anniversary.htmlより)

 

毎年8月9月はなんとなく、色々なことを思い出したり考えたりして、

からだもこころも重々しい感じがありましたが、

今年は命日を過ぎてから、反応が強く出てきた感じがあります。

何もする気が起きなくて、一日中ただただ布団の中にいてでることができなかったり、

泣くようなタイミングじゃないのに涙がでてきたり、

皆自分のことしか考えていないようにみえて、誰も信じることができなかったり、

生きているはずなのに、地面に足がついていないような感じがしたり・・・。

 

記念日反応で片付けられないことも含まれているとは思いますが、

自分のこころのゆらぎが何からきているものなのか意識したり、

反応が出たときには無理をしなくなったりしたのは、

グリーフを学んだひとつの変化なのかなあと思っています。

 

まだまだ低空飛行が続いているのですが、

今月のつといば東京では、じわり、ほっ、とあたたかい気持ちになれるようなワークをできたらと考えています。

 

おひとりでも、一緒に過ごせたらうれしいです。

ご参加をまったりお待ちしております。

 

(つどいば東京ファシリテーター:たむらともみ)

分かち合いの時間に活躍するぬいぐるみたち☆

*つどいば東京詳細*
日時:10月29日(日)10時〜15時(※受付は9時45分より)
場所:リヴオンオフィス*ohana*
  最寄り 京成線またはメトロ千代田線「町屋」駅徒歩7分
  荒川区荒川4-25-8 サウルスマンション3町屋壱番館603号
   詳しい行き方は<こちら>

*つどいば京都詳細*
日時:10月15日(日)10時〜16時頃 (※受付は9時45分より)
場所:しんらん交流館
   京都市下京区諏訪町通六条下る上柳町199

   地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分


*お申込み*
件名に「つどいば 東京10/29 or 京都10/15 参加希望」
本文に「お名前・ご年齢・ご住所・お電話番号」をご記入の上、
    info☆live-on.me まで(☆を@に変えて)ご連絡ください。

*プログラム*
 *こころほぐれる時間
  アイスブレーク&自己紹介 つどいば説明
 *グリーフにふれる時間
 *グリーフをふりかえり、互いに聴きあう時間
 *一緒に次のいっぽを探す時間
  今抱えている課題やもやもやを、みんなで一緒に考えます
 *ことばを贈り合うクロージング

*参加費*
無料 交通費がしんどい方はご相談ください。

つどいばfacebookページ:https://www.facebook.com/wakamonotsudoiba/

| okaku-terumi | つどいば | 22:14 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
2017.09.02 Saturday
【お知らせ】9/19@名古屋「リヴオンのグリーフケアプログラムにふれて・学ぶ講座」

『いのちの学校in名古屋』の会所となりました名古屋市熱田区法持寺にて、

「リヴオングリーフケアプログラムの仕組み」を学ぶ講座を開催します。

 

・・・グリーフとは、大切な人やものを失うときに生まれてくる感情・状態・プロセス

 

と、リヴオンではお伝えしています。

 


 

リヴオンで開いているグリーフケアの学びあいの場『いのちの学校』を体験しながら、

プログラムの仕組みや、その根っこの想いについてお伝えしていきます。

 

これまでリヴオンで開いている場に来たことがある人も、まだない人も、

グリーフケアの場を開いている人も、場は持っていないという人も、

テーマに関心のある方ならどなたでもご参加いただけます。
 

 

「大切な人をなくすとき、大切なものをなくすとき、私達はどのような経験をするのだろう」

「どうしたら、失った経験と共にこれからを生きていくことができるのだろう」
これらの問いをご参加者と共に抱いていく場の開きかたについて、紐解く時間になればと思います。

 


**リヴオンのグリーフケアプログラムにふれて・学ぶ講座**

*日時*919日(火)18:30-21:0018:00より開場)

*場所*白鳥山 法持寺


(愛知県名古屋市熱田区白鳥1丁目2−17)

 

地下鉄名城線「神宮西」駅より徒歩5分、JR東海道本線「熱田」駅より徒歩10

※境内と近隣に駐車場があります。

 


*この講座で扱うテーマ*

なぜリヴオンはグリーフケアの「学び合いの場」を開いているの?

 

プログラムをつくる時に大切にしていることは?


それぞれの時間は、何のためにおこなわれているの?


ファシリテーターをやってみて、自分自身にどんな学びや変化があった?

 


*ファシリテーター*水口陽子

*参加費*3000円から5000円までで
   お気持ちに合う形でお渡しください。
  経済的にしんどい方はご相談ください。

*お申込*件名を「9/19名古屋 参加希望」
本文に「お名前・メールアドレス・携帯電話番号(当日のご連絡用)・

リヴオンの講座やイベントへのご参加歴・ご参加の目的」をご入力の上、
 

infolive-on.me を@に変えて)までお送りください。

| okaku-terumi | いのちの学校 | 08:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.07.10 Monday
【お知らせ】7/22(土)つどいば東京開催のお知らせ

**** 7月東京つどいばのお知らせ ****

 

7月の大切な人を亡くした若者のつどいばは、22日(土)にひらきます。

 

つどいばとは、

病気・自殺・事故などで、親や兄弟、友人など大切な人を亡くした15歳から30歳の若者がつどい

大切な人を亡くしたことで生まれるさまざまな感情・思いを聴き合う場です。

亡くなった時期や、亡くなった人との関係性の良し悪しは問いません。

午後には大切な人を亡くした後抱えている課題があり、

悩んでいる方がいたら、みんなで一緒に考え、次のいっぽを探る時間もあります。

私自身、大学生の時に兄を自死で亡くして、つどいばのことを知ったのは、社会人になってから。

それまでは、何度も何度も自分を責めたり、消えようとしたり、

何も感じなくなったときは、人としてだめなんじゃないかって思ったり・・・色々なことがありました。

でも、つどいばと出会ってから、責めてしまう自分も、少しずつ認められるようになってきました。

どうしても白か黒か、極端に考えてしまうけど、色々な色があってもいいかもしれない、そう思えて、

ほっとできた場所が、私にとってのつどいばです。

 

つどいばでは、話すプログラムもありますが、無理に話したり、自分を表現する必要はありません。

居たいように居れる、そんな場であれたらと思っています。

まずはいっぽ、足を運んでみませんか?

 

 

 

(つどいば東京ファシリテーター:たむらともみ)

<日時> 7月22日(土)10時〜15時頃 (※受付は9時45分より)

<プログラム>

 *こころほぐれる時間
  アイスブレーク&自己紹介 つどいば説明

 *グリーフにふれる時間

 *グリーフをふりかえり、互いに聴きあう時間

 *ごはんの時間
   お弁当持参でも、近くのお店に食べに行くもOKです。
   午後に向けて、休みたい方法で休みましょう。

 *一緒に次のいっぽを探す時間
  今抱えている課題やもやもやを、みんなで一緒に考えます

 *ことばを贈り合うクロージング


<場所> リヴオンオフィス Ohana

  最寄り 京成線またはメトロ千代田線「町屋」駅
  荒川区荒川4-25-8 サウルスマンション3町屋壱番館603号
  詳しい行き方は<こちら>


<申込み>
  件名に「つどいば 東京7/22 参加希望」
  本文に「お名前・ご年齢・ご住所・お電話番号」をご記入の上、
    info☆live-on.me まで(☆を@に変えて)ご連絡ください。

<参加費> 無料 交通費がつらい方はご相談ください。


※グリーフとは…大切な人やものを失うときに生まれてくる感情、状態、プロセスのこと。

| okaku-terumi | つどいば | 14:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.07.09 Sunday
いのちの学校in名古屋全12講が開催されました。

昨年2016年7月より毎月1回、1年間かけて『いのちの学校in名古屋』が開講されました。

 

東海地区初の開催となるこちらの講座には、

リヴオンのファシリテーター養成講座2期を修了した

五藤広海さん(下段右)と、野田芳樹さん(下段左)がファシリテーターを務め、

また、チームメンバーとして、松野尾浩慈さん(上段中央)と伊藤妙さん(上段左)、

そして会場となった名古屋市熱田区法持寺の副住職である川口高裕さん(上段右)と、

私水口陽子(下段中央)でこの1年間講座を運営して参りました。

 

 

大切な人やものを失ったグリーフの影響を身近に感じている人も、

グリーフと共にある人の支えになりたい人も、

 

「みんなが先生、みんなが生徒」

 

という学び合いを大切にしながら、グリーフを知り、自分を知り、

グリーフを表現し、これからを見つめていく・・それがリヴオンのいのちの学校です。

 

 

各講座の様子をメンバーでリレー形式にレポートして参りましたので、

良かったらご興味のあるテーマだけでも、この1年の名古屋の様子を見届けていただけますととても嬉しいです。

 

 

** いのちの学校in名古屋開催レポート **

 

機.哀蝓璽佞魍悗

第1講 「失うこと、死別について学ぶ」

 

第2講 「イロイロな感情」

 

第3講 「トラウマについて学ぶ」

 

供ー分自身を大切にする

第4講 「身体とつながるヨガ」

 

第5講 「自分をしらない自分をしる時間」

 

第6講 「自分自身を大切にする」

*1〜5講の振りかえりも載っています。

 

掘.哀蝓璽佞鯢集修垢

第7講 「亡くなった人を想う」

 

第8講 「アートを通じて表現する」

 

第9講 「『思い出の場所』詩」

 

検,海譴らを生きる

第10講 「お坊さんと死について学ぶ」

 

第11講 「日常でできるグリーフワーク」

 

第12講 「未来ビジョン」

 →ブログ制作中です。

 

 

次回の東海地区での開催はまだ未定ですが、今回蒔かれた種が芽吹き、花開くことを私も楽しみにしております。

 

(記録:水口陽子)

| okaku-terumi | いのちの学校 | 22:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.06.20 Tuesday
【開催報告】東京第11講 日常でできるグリーフワーク
東京都荒川区にありますリヴオン事務所「ohana」にて、
グリーフケアの学びあいの場「いのちの学校@東京第3期」第11講が開催されました。
リヴオン事務局で働いております但馬です。
講座の内容とご参加者の感想の一部を紹介させていただきます。
第11講のテーマは「日常でできるグリーフワーク」でした。
私以外に8名の方にご参加いただきました。
ファシリテーターは「よこさん」こと、水口陽子さんです。

●オープニングQ

はじめに、日常の空間からこの場に入っていくための問いに答えながらチェックインをしていきます。

今回のオープニングは「今の自分をお花に例えてみると?」でした。

道端に咲く花、その季節だけに存在感を主張する花、たくましく大きな花、ちょっと枯れ始めた花・・などなど。

選んだ理由や今の気持ちを輪になって共有しました。

 

●グリーフについて

改めて、グリーフとは何か復習をしていきました。

グリーフとは大切な人やものを失うことによって生まれる、その人なりの自然な反応や感情、プロセスのことです。

 

今日の三本柱

「自分のグリーフ」「他者のグリーフ」「自分自身」を日常で大事にするために・・

 

「自分のグリーフ」と「自分自身」は同じではないということの説明がありました。

自分(自分自身)という中には、仕事を頑張る自分や趣味を楽しむ自分などたくさんの要素があります。

グリーフを抱える自分というのもその一つであるということです。

自分自身の中にある、時に寂しいという心のグリーフや、涙が出るという身体のグリーフや、「なぜ、なぜ?」と思ってしまうスピリチュアルなグリーフや、過活動になってしまう行動のグリーフなど。

 

そして、「他者のグリーフ」と「自分のグリーフ」はすごく響き合うものなので、他者のグリーフを大切にするということは、自分のグリーフを大切にすることにもつながるそうです。なるほどなと思いました。

 

●喪失と回復の「二重過程」について

喪失志向・・亡くなった人を想う、泣く、愛着や絆の崩壊、回復の拒否、侵入的悲嘆

回復志向・・生活変化への参加、新しいことの実行、悲嘆の気そらし回避、新しい役割

 

以前は、喪失志向から回復志向へ一直線に向かう段階説が定説でした。

時間が経てば元気になる、乗り越えるというイメージで、今でもこの考える方もいらっしゃるかもしれません。

でも、そうではないプロセスもあるということを提唱したのが、この「二重過程モデル」だそうです。

 

本来、喪失志向と回復志向をいったり来たりするのが自然です。

揺らぐのが当たり前だと知っているだけで、揺らいでいる人は安心できるかと思います。

 

 

●自分のグリーフについて

 

 自分のグリーフを大切にするためにどんな時間を持っていますか?

 自分のグリーフを大切にするためにこれからどうしていきたいですか?

 

お墓に手を合わせたり、その人の好物を食べたり、手紙を書いたり、思い出の場所に行ったり・・

それぞれの「亡くしたものとつながる時間」を持っています。

 

みなさんで感想をシェアしました。

「当たり前のことが大事なんだなと気が付きました」という感想などが出ていました。

 

●他者のグリーフについて

 

「他者のグリーフにふれたときに、どういう気持ちが生まれますか?」

「身体のどのあたりが反応しますか?」

 

他者のグリーフに向き合うために役立つポイントをいくつか勉強しました。

・他者と自分の「境界線」について

・アサーションとIメッセージ

・「ままに」

・「主導権」について

 

ここでも、みなさんと感想をシェアしました。

「今まで他者のグリーフに対しては何も言わずただ聴いていたが・・・」

「他者のグリーフに対して何も言わないのは、自分も何も聞かれたくないからか・・」

など、人それぞれだなと感じました。

私は、逆に「いのちの学校」で学ぶまで、他者のグリーフに対して、こう考えてみた方が・・とか、アドバイスをしようとしていたことがあったように思います。

「ままに」受け取ることの大切さ、「主導権」はあくまでもグリーフを抱えるその人自身が持っていること、他者のグリーフを大切にするためにはどうしたらよいか、深く考えさせられました。

 

今日、一番印象に残った言葉は「心地の良い境界線」です。

自分と他者の間にあるお互いにとって心地の良い境界線。

これからの生活において、どんな時にでも意識したいなと思いました。

 

 

●弔辞のワーク

 

家族、子ども、パートナー、親友が、自分のお葬儀でどんな風に語るのか想像して弔辞を書きます。

なかなか難しいワークでしたが、「死」を見つめることで、どう生きていきたいのかすごく問われる気持ちでした。

 

私自身は、多くの人から認められたいとかではなく、身近にいる大切な人に、自分の生きてきた中で伝えたいことが少しでも伝わっていたらそれで幸せなんだと思っているという自分に気が付きました。

 

ファシリテーターから「このワークは時が経つとまた変化があり、その時々の自分の気持ちを反映するワークなので、定点観測になる」と言っていたのが印象的でした。

私もまた時間が経ってから、このワークをやってみたいなと思いました。

 

〜参加された方の感想〜

・弔辞のワークでは自分が誰にどんな風に思われたいのかに気付かされ、また今日書いたような弔辞を読んでもらうには、これからどう生きていくのかということなんだと思いました。これからの生き方を考えさせられました。

・弔辞のワークでは、誰に読んでもらうかではなくて、どんな事を相手に感じてもらえていたのかが大切だな・・と思いました。今の自分でもいいのかな・・・と思うことができました。

・気付きというよりは・・・自分の変化の確認ができたような、少し生きていく自信が持てた気がしました。

・アサーションについて学ぶ中で、もっとこの人とこうできたらいいのかも、など改めて気づいた。

・相手をそっとしておきたいのは、自分がそっとしておいてほしいと思っているからかもしれないということに、ハッとしました。

 

●クロージングQ

このいのちの学校の場から、日常へと帰っていくためのチェックアウトの時間。

今回のクロージングは、「これから迎える梅雨を楽しむためにしてみたいこと」という問いでした。

レインシューズを買いたい、部屋から雨が見えるように窓掃除をしたい、レインコートを着て散歩をしたい・・。

梅雨を楽しむ自分を想像しながら、今日学んだことや感じたことを共有しました。

 

次回のいのちの学校東京は7月15日に開催されます。

いよいよ最終講。

テーマは「未来ビジョン」です。

「これからを生きる」というテーマの締めくくりとなります。

 

今日は初めて参加された方が4名もいらっしゃいました。

11講からの参加でも、新たな刺激になり、すごく豊かな場になったのを感じました。

最終講だけの参加でも、お待ちしております♪

 

☆★ いのちの学校in東京 ★☆

日時: 土曜日 17:00〜19:30

2017年

 7/15 未来ビジョン  

 

会場: リヴオンオフィス Ohana

東京メトロ千代田線・京成線町屋駅より徒歩7分

詳しい行き方はコチラをご覧ください。

 

持ち物:切り取っても良い雑誌やカタログや写真・はさみ・のり

*会場でもご用意しておりますので、忘れても大丈夫です。

 

対象:グリーフについて学びたい方ならどなたでも

 

参加費: 各回2000円 

※経済的にしんどい方はご相談ください。

 

参加方法: 事前申込は必要ありません。当日会場に直接いらしてください。

また、途中からの参加や一回のみの参加も歓迎いたします。

学んだことがある人も、ない人も 誰かを亡くしたことがある人も、まだない人も どんな方でもいらしていただけます。

みなさまのご参加をお待ちしております。

 

☆★名古屋も毎月<開催中>です。★☆

 

(事務局:但馬香里)

| okaku-terumi | いのちの学校 | 14:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.06.17 Saturday
若くして死別を経験をした人のための場「つどいば」への想い

*6/23(金)東京「つどいばカフェ」のお知らせ*

 

つどいばカフェとは・・

大切な人を亡くした若者のつどいばに行ってみたいけれど、まずはどんなところか知りたい、いろいろな理由で一日のプログラムに参加することが難しいけれど、少しでもつどいばを体験してみたい方を対象に、ゆったりと佇む中でつどいばのことを知る、つどいばの空気感を体感してもらう場です。

日時:6月23日(金)19時〜21時頃 (※受付は18時45分より)
場所:リヴオンオフィス*ohana*
  最寄り 京成線またはメトロ千代田線「町屋」駅徒歩7分
  荒川区荒川4-25-8 サウルスマンション3町屋壱番館603号
   詳しい行き方は<こちら>

 

参加費:

無料 交通費がしんどい方はご相談ください。

 

お申込:

件名に「つどいば 東京6/23 参加希望」
本文に「お名前・ご年齢・ご住所・お電話番号」をご記入の上、
    info☆live-on.me まで(☆を@に変えて)ご連絡ください。


プログラム:
‖臉擇平佑鯔瓦した若者のつどいばって、どんなところ
つどいば・グリーフについて知る時間
△海海蹐曚阿譴觧間
グリーフワークを体験してみよう
ぜ,琉貶發鮹気訶事者ミーティング
ジ斥佞鯊りあうクロージング

 

※グリーフとは…大切な人やものを失うときに生まれてくる感情、状態、プロセスのこと。

 

対象:
つどいばがどんな場なのか知りたい・体験したい15〜30歳くらいまでの方
※運営のみに興味のある方はご遠慮させていただいております

 

*********

 

こんにちは。

大切な人を亡くした若者のつどいばを開いております、

京都ファシテーターの水口陽子です。

 

 

リヴオンで主催している「大切な人を亡くした若者のつどいば」は・・

 

病気・自殺・事故などで、親や兄弟、友人など大切な人を亡くした10代から30歳くらいまでの若者がつどい、大切な人を亡くしたことで生まれるさまざまな感情・思いを言葉や、言葉以外の方法で形にしたり、それぞれが抱えている現実的な課題について一緒に考え、次への一歩を探る、そんな時間を共にする場です。

 

今月の「つどいば」は、

<つどいば京都> 6月18日(日)10〜16時

<つどいばカフェ東京> 6月23日(金)19時〜21時

 

に開催されます。

 

この「つどいば」のファシリテーターを担当するようになってもう少しで1年となりますが、改めて、自分の希望と共にこの場にいさせていただいていることを感じています。

 

私がつどいばのファシリテーターをやりたいと思ったのは、個人的な体験が関わっています。

それは、「つどいばが定期的に開かれていて、必要な人がたどり着けるように」という想いです。

 

私は30代で夫を亡くした経験があります。子どもは2人いて、当時小学校4年生と保育園の年長でした。

 

最近SNSで出てきた4年前の写真です。

彼らにとっては、父親を亡くして半年を過ぎた頃でした。

 

亡くした直後はそれぞれに心や体への影響がありながらも、家族や友人のサポートがあったことで、大変ながらも日々を送ることができました。今でも当時支えてくださった皆さまには、感謝の気持ちが尽きません。

 

 

あれから4年半ほどが経ち、みんな元気に会社や学校へ行っている毎日・・だと良いのですが、現実には4年経っても「まだ」と感じるほど、心身の調子が揺らぐことがあり、当たり前に出来ていたことが出来ないという状態になることもあります。息子は今年受験生と言うこともあり、どうしようも出来ないほどの疲れや集中力・記憶力の低下に苦しむ様子もしばしば見られます。

 

その状態がグリーフによる身体的な影響のひとつであるということを知っている人は、日本ではまだまだ少ないため、「やる気がない」「気合いが足りない」と見られがちなことも、本人にとって厳しい現状なのだと感じています。

 

 

もちろん、すべてが父親を亡くしたことによる影響とは言い切れませんが、「何年経っていようが、命日や故人との記念の日が近づいたりすると涙が出たり身体が重くなる、ということがあるのも自然なこと」と、知っている人が増えていったら・・そして、必要な時につどいばのような場所へつながることができれば・・少なくとも出来ないことを責めて、より苦しい状態や状況になることを減らしていけるのでは・・

 

そんな想いと願いを込めて、この場を担当しています。

 

「つどいば」は亡くした相手へ想いを向けたい方、または、亡くす経験をした自分を大切にする時間を持ちたい方が主な対象となります。もし「自分が経験したことを、家族や友達以外の人に話したい。似た経験をした人の話を聴きたい」と思った方は、まずは一度足を運んでいただければ幸いです。

 

そして対象ではない方も、よろしければ情報を届けていっていただきたいです。

必要な方に届きますよう、応援をよろしくお願いいたします。

 

 


 

*京都のお知らせ*
日時:毎月第三日曜日 10時〜16時頃 (※受付は9時45分より)

   【開催しました】6月18日(日)

   【次回開催】  7月16日(日)

※ 8月の京都つどいばはお休みします。

 

場所:(6月)しんらん交流館
   京都市下京区諏訪町通六条下る上柳町199

   地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

 

   (7月)明覚寺本堂

   京都市下京区新町通正面下る平野町783

 

プログラム:
 *こころほぐれる時間
  アイスブレーク&自己紹介 つどいば説明
 *グリーフにふれる時間
 *グリーフをふりかえり、互いに聴きあう時間
 *一緒に次のいっぽを探す時間
  今抱えている課題やもやもやを、みんなで一緒に考えます
 *ことばを贈り合うクロージング

 

参加費:

無料 交通費がしんどい方はご相談ください。

 

お申込:

件名に「つどいば 京都7/16 参加希望」
本文に「お名前・ご年齢・ご住所・お電話番号」をご記入の上、
    info☆live-on.me まで(☆を@に変えて)ご連絡ください。

 

(記録:水口陽子)

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2017.06.09 Friday
【開催報告】日本財団セミナー「いのちを支える社会づくりへ」

東京都港区「日本財団ビル」にて、日本財団国際フェローシップセミナー「いのちを支える社会づくりへ」が開催されました。

リヴオンの代表理事である「てるみん」こと尾角光美は、現在、日本財団国際フェローシップのフェローとして英国にてグリーフの研究をしております。

同じくフェロー5期で小児科医の山岡祐衣さん(オクラホマ大学児童虐待センターでリサーチフェロー)と一緒に、一時帰国の研究発表を行いました

 

私、リヴオン事務局で働いております但馬が開催報告として紹介させていただきます。

 

 

〜セミナー「子どもの死亡事例の検証制度」〜

前半は米国で研究されている山岡さんの講演「子どもの死亡事例の検証制度 チャイルド・デス・レビュー」でした。

小児科医であった山岡さんは、数々の子どもの死亡事例を目の当たりにして、予防に向けた体制構築はできないかと米国にて研究されており、その研究内容の発表は大変興味深いものでした。

 

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山岡さんが研究をされているアメリカ・オクラホマ州では1995年「オクラホマ州連邦ビル爆破事件」がありました。

168名の方が亡くなったこの事件は9.11以前にアメリカで起こった一番大きなテロ事件です。

その経験から、トラウマケアやグリーフケアが身近な問題として取り組まれてきた町でもあるそうです。

 

現在、小児死亡の死因として不慮の事故は、各年齢において上位を占めています。

数として一番多いのは1歳未満で10万人あたり8.1人、1〜4歳の14%、5〜9歳の19%が不慮の事故死とのことでした。

防ぐことができたかもしれない事故死・・・。

数字を目の前にすると、その数の多さに胸が痛くなります。

 

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「子どもの死亡事例検証制度チャイルド・デス・レビュー(CDR)」はアメリカでは1978年からはじまり、2012年には全州で導入されているとのこと。

これにより、オクラホマで小児死亡が起こった場合、外因死(殺人・自殺・不慮の事故・原因不明)であれば小児死亡の検証委員会において検討され、予防策は各関連機関への通達など、州全体の規模での提言になるそうです。

それに比べると、日本では外因死の小児死亡があった場合、警察に連絡され検死が行われ、必要があれば司法解剖されたうえで火葬されます。予防に活かすための情報収集体制・検証体制がないということです。

 

山岡先生は日本での小児死亡事例検証体制の構築に向けて、法整備やガイドラインなどの体制づくり、多機関における相互理解と協力体制、研究体制の整備などを挙げられていました。

 

〜事例検討ワークショップ〜

グループごとに子どもが溺死した事例(救急搬送情報、病院情報、警察による検死情報)を読みながら、子どもの死亡につながったであろう要因と、どんな背景情報が必要かを挙げていきました。

母親が友人宅で、子ども2人(1歳と6歳の子)子どもだけで、お風呂に入らせていて、1歳の子が亡くなった事例でしたが、例えば「成長度合いは個人差があって、歩ける子も入れば、歩けない子もいるので、亡くなった1歳の子はどうだったのか」といった視点や「お母さんが心肺蘇生できなかったのはなんでなのだろうか」といったことを議論しました。

 

そして、追加情報(児童相談所情報、祖父母からの事情聴取、母親からの事情聴取、司法解剖結果、保健師からの情報)を読んだうえで、このケースがどの程度予防可能だったかを話し合い、このような事故を予防するためには、どのような介入が必要かを検討していきました。

 

最初の情報では医療情報に限られており、様々な可能性が考えられました。

追加情報では様々な機関や視点からの情報となっており、より事故の要因が具体的に推測できました。

このワークから、様々な機関からの情報を集めることの大切さ、それをまとめる横のつながりの重要性、それが揃ってこそ初めて死亡事故に至った要因や予防策を考えることができるということが分かりました。

 

山岡先生の話の中にもグリーフサポートの大切さを改めて感じることが随所にありました。

そして、先生もその必要性を仰っていました。

子どもの虐待や事故、その現場にはおそらくたくさんのグリーフがあり、サポートを必要としている人がいるでしょう。

各所でのグリーフケアの必要性は大きいだろうと思いました。

子どもの死亡事例の検証制度が構築されていく中で、グリーフケアが置き去りにならずに、ともに整備されていくことを祈るばかりです。

 

山岡先生のこれからの研究を心より応援しております。

貴重なお話をありがとうございました。

 

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〜セミナー「死別を支えるグリーフケア」〜

後半はてるみんによる講演「死別を支えるグリーフケア〜日英の社会政策の視点から考える〜」でした。

 

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てるみん自身の抱えるグリーフについて、そしてここまでに至るプロセスについて、自己紹介とともに。

 

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「グリーフ」という言葉を初めて耳にする方もいらっしゃったので、グリーフとは何か、そして、その多岐にわたるその影響や課題について説明がありました。

 

F英の社会政策の視点から見るグリーフについて

リヴオンが目指しているのは「いつ、どこで、どんな形で大切な人をなくしても 必要なサポートに確実につながる社会の実現」です。

それには、いかに情報を確実に届けていくか・・という事が重要になります。

確実に出会う人たち、病院や行政・警察・消防や宗教者や葬儀社などがご遺族に情報を届けていくことができたら、確実にサポートを届けることができます。

日本ではまだまだそれが出来ていないのが現状です。

では、イギリスは・・というと、きちんと社会政策として取り組んでいることが、日本より大きく一歩先へ進んでいるところだそうです。

イギリスでは、行政(日本の厚生労働省にあたる機関)のサイト内に、自分の住んでいる地域を入力すると、受けられるグリーフサポートの一覧が出てくるというから、すごいですね。

 

「グリーフケアにおけるBig Mac理論」

マクロ・・・政策、グローバリゼーション、テロリズム、少子高齢化、自然災害、文化・社会規範

メゾ・・・・機関や組織(病院、宗教教団、葬儀社、NPO、学校、行政など)

ミクロ・・・グリーフを抱えた人たちの個別的な反応や課題や状況、支援やケアに関わる人、ひとりひとり

 

マクロな問題とそれを抱えるミクロな存在。それを繋ぐメゾという存在こそが大事で、大切な役割を担っているとのこと。

私たちリヴオンも、メゾの存在として、その役割を果たしていきたいと思います。

 

最後に、死別を経験した子ども・若者の話がありました。

22分に1人、だれかが親を亡くしています。

29人に1人、だれかが親を亡くしています。

 

日英の死別を経験した子どもへの支援はどうでしょうか。

イギリスでは先日大幅な遺族年金のカットが発表されたそうです。

資金不足の中での苦渋の決断。日本の未来も決して他人事ではないでしょう。

 

日本とイギリス。

グリーフサポートにおいて、一歩先を行くイギリスではありますが、世俗化や過度な医療問題化、グリーフをとりまく問題は多々あり、イギリスもやはりスタートラインに立ったところだというてるみんの言葉が印象的でした。

イギリスのグリーフの研究を通して、日本のこれからのグリーフサポートが当たり前にある社会の実現に向けての課題が見えてくるかもしれません。

実現へ向けて一歩一歩近付いていけることを願っております。

 

〜ワークショップ〜

お父さんを自殺で亡くした17歳の男の子の事例を読み、この子どもの抱える問題と考えられる支援をテーブルごとに検討しました。

 

ワークは、やはりいろんな視点から意見を出し合えるのが魅力です。

トラウマケア、分かち合いの場の必要性、経済的な支援、母へのサポートなど・・様々な意見がありました。

短い時間で、正直もっと深く話したかったし、他のテーブルの発表もたくさん聞きたかったなと思いました。

でも、短い中でもたくさんの気付きが各グループに生まれていたなと、有意義な時間だったと感じました。

 

 

私も普段一緒にてるみんとお仕事しながらも、イギリスで研究している内容をゆっくりと聞く機会がなかったので、貴重な時間となり、とても嬉しかったです。

 

前半・後半のどちらのテーマにも共通して言えることは、情報提供と横のつながりの必要性。

残念ながら、今の日本ではまだまだ縦割りな社会で、横の繋がりが少ないように思います。

てるみんも言っていました。

「病院関係者やNPOや宗教者が一緒に集い、考えていける場があったらよいですね。」

それぞれができるサポートがあり、情報交換できる横のつながりができたら、グリーフサポートもパワーアップできると思います。

そういった情報を集約して、いつでも誰でも取り出せるようなシステム作りができたらいいですね。

 

今日はそれこそ様々な機関の方が集っていて、一緒にそんな社会を作っていける仲間がぐっと広がったような実感がありました。

 

 

 

| okaku-terumi | 講演会 | 13:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |