New Entries
Archives
Categories
Recent comment
  • 【お知らせ】9/24(土)お寺からつながるグリーフケア in北海道
    アカネ (09/20)
Profile
Admin
Seach this site


2017.03.23 Thursday
【レポート】2/21(火)いのちの学校in名古屋 第8回「アートを通じて表現する」

こんにちは、いのちの学校in名古屋、運営メンバーの「まっちゃん」こと松野尾浩慈です。


DSC01464.jpg

前回と今回、次回の3講は、「グリーフワーク」というものを中心に学び、体験していくことが大きなテーマになっています。

グリーフワークとは「亡くした人の事を大切にする時間/グリーフを抱えた自分自身を大切にする時間」のこと。そうした時間を持つことで、自らのグリーフを少しずつ抱えやすくしていったり、完全には癒えることのないグリーフとも向き合っていく力をつけていくことです。

 

人によって、いろいろなグリーフワークのかたちがありますが、前回は「亡くなった人に向けて手紙を書く」というワークでした。自分にしっくりくるものは人それぞれ、タイミングによってもちがうのかもしれません。

 

今回は言葉に書き出すという表現とは別の表し方をしてみようということで、「アートを通じて表現する」回でした。

いつもは運営サポートと記録係で写真撮影中心な私も、今回はワークに参加できました。自身の体験も交えながら、さっそくレポートしていきます。

 

 

●オープニングクエスチョン

毎回はじめに、日常の生活から「いのちの学校」の時間と場に入っていくためのオープニングQという質問に答えていくのが恒例なのですが、今回はここからすでに「アート」が始まっています。

 

「今日食べたものを描いてみよう」それぞれ目の前に八つ切りの画用紙に大小の円が描かれています。これをもとに今日食べたものを描いてください、というものでした。しかも条件がつきます。それは……利き手じゃないほうの手で描くこと!?

まずは朝ご飯、昼ご飯を思い浮かべてみました。すぐに描き始めたのですが、利き手ではないのでコントロールが利きませんが、時間内に何とか収まりました。


DSC01524.jpg

(補足 一応焼きそばとコーヒーです)

その後、画用紙をもっていつものように円になって一人ひとりが話していきます。みなさん、苦戦された方も多いようでした。



DSC01405.jpg

さて、あえて利き手でない方の手を使う狙いは、これからの時間は上手い下手を比べる場ではないということを体験してもらうこと。あえてコントロールが利かないようにすることでどんな表現が出てきてもいい場という受けとめが参加者の皆さんにも伝わっていったように感じました。

 


●約束の共有 

いのちの学校では、参加者のみなさんに安心した場を提供するため、毎回約束の共有をしています。今回は「アート」の回ということで、特に比較や評価の場ではないことが確認されました。


 

●アートワークについて

いよいよメインの「アート」を通じた表現に入っていくのですが、その前にファシリテーターより気をつけること(心構え)の共有がありました。ここからのワークは美術の授業のようなものではなくていいということ。他人からの見た目を気にすることなく、自分自身のグリーフと向き合い表現に出す場であること。ワークの最中であったり、終わってから、周りの参加者と感想をシェアしながら感じたことや、心の動きを大切にしてほしいことなど。

 

「アート」というと学校での経験から、「絵を描くのが苦手」と思ってしまう人も多いのですが、今回はそういった場ではなく、自分のグリーフと向き合い「グリーフを表現する」ということが大事だという共有の後にワークに入っていきました。

 

 

●アートを用いたグリーフワーク

今回のワークは「グリーフの物語を描く」というものでした。最初に「失った人・もの」を思い浮かべてもらい、それについてのグリーフを物語として描いてもらいます。画用紙に表現していくのですが、物語を4つの領域で描いていきました。

 

具体的な「失った人・もの」が決まっても、なかなかイメージがわかない人も多いため(私も浮かんでこなかったです)それぞれの領域に線、丸、四角、三角のモチーフが薄く描いてあります。これをきっかけとして用いてもいいし、使わなくても構わないということでした。

 

ワークの時間は、自分自身のグリーフと向き合う時間です。私は祖父が17年前に亡くなり、それからの自身のグリーフを思いながら表現しました。

 

皆さん黙々と手を動かします。


広々としたところでやりたい方もいます。それぞれが自身に向き合いやすいやり方でワークを進めていきます。


ずっと向き合っていると、想像以上に負担がかかっていることもあります。

今回はワーク中にそれぞれ自由に休憩が取れるようになっていました。私も気分転換のつもりでチョコレートと梅こぶ茶で一息ついたのですが、思った以上に身体に染みていく実感がありました。自身のグリーフに向き合う場というのは、ふだんは奥底にあるものを表面化する場面もあり、ゆらぎが生まれることもあります。それも含めて大切なことだと思っています。

 

時間はあっという間に過ぎていきました。完成と言いきれなかった方もいるかもしれませんが、自身と向き合う時間を大切にしているので、大切なのはそのプロセス。時間内に仕上げることが目的ではありません。もちろん描きあげたい人は持ち帰って仕上げるもよし、このワークがしっくりきた人は別の機会にあらためてやってみてもいい。

 

グリーフワークにはさまざまな方法があります。私にとって「いのちの学校」は、自分にとってしっくりくるやり方はどんなものなのか、体験の中で見つけていくことのヒントをもらえる場になっていると感じました。





描き終えた後は、グループ内でシェアしました。できあがった作品の解説であったり、ワークの中で気づいたことや感想を共有しました。

「最初は何を描こうかと悩んだけれど、途中からは勝手に筆が動いた」

「自分がグリーフに対して感じている色が、アートの表現として出してみて初めてわかった」

「物語に合わせ、背景のトーンが暗いものから明るくなっていく(系統は同じブルートーン)」

などなど…。人によってさまざまな気づきがあることを感じました。

 

私のグループ内のみなさんは、ストーリーに合わせて4つの領域を一つひとつ作っていかれたとのことでした。一方私は一つひとつ完成させるのではなく、途中でも次のものに移って、それが別のところにも働くような手順でした。

(具体的な作品がないとわからないので恥ずかしながら私の作品シェア)

 

たとえば、丸がモチーフのところは「溶けこんでいく」イメージだったので、最初は黄色の濃淡だけで描いていたのですが、ほかの絵を進めるうちに溶け込む色は黄色だけじゃなくていいなと感じて別の色をいれたり。

 

上手い下手の評価ではなく、ほかの人と同じところやちがうところを聞かせていただきながら、自身の気づきが生まれるような場になりました。


その後の全体シェアの時間においても、それぞれができあがった作品の背景を語ってくださいました。一人ひとりのエピソードに参加者全員が耳を傾け、この場を大切にしていることをあらためて感じました。



●キャンドルセレモニー

その後、クロージングなのですが、オープニングがふだんと違ったのと同様、クロージングもいつもとはちがうかたちでキャンドルセレモニーで場を閉じていきました。

 

本堂に移動して、薄明かりの中、円を作ります。円の中心にはメインのキャンドル(今回は縁あって和蝋)、その周りにある小さなキャンドルに参加者一人ひとりが灯をともしていきます。その際、先ほどのワークで心傾けた相手に対しての言葉をおいていきます。

言いたかった言葉がたくさんの人もいれば、一言だけの人もいます。言葉をかけるのはとてもエネルギーが必要なので、長く考えても声に出てこない人もいると思います。


一巡してファシリテーター含め全員の灯がともりました。参加者全員がそれぞれ大切な存在に対して真摯に向き合う場をもって今回のいのちの学校の場が閉じていきました。

 

最後に中心に寄って、自分のキャンドルを吹き消しました。


静かに場は閉じられ、それぞれが日常に戻っていかれました。

 

帰りがけに再来月の第10講「お坊さんと死について学ぶ」での質問を受付ました。いのちの学校の人気回でもある、僧侶とともに考えるグリーフケアの回にむけても準備も着々と進んでいます。




 

いのちの学校in名古屋 第9講「『思い出の場所』詩」

 

と き:  3月29日(水)18:30〜21:00(受付時間18:00〜)

 

ところ: 白鳥山 法持寺

(愛知県名古屋市熱田区白鳥1丁目2−17)

 地下鉄名城線「神宮西」駅より徒歩5分、

 JR東海道本線「熱田」駅より徒歩10分

※境内と近隣に駐車場があります。

 

テーマ: グリーフワークを人と共におこなう 

 

参加費:  2,000円

※経済的にしんどいかたはご相談ください。

 

参加方法:

事前申込は必要ありません。

当日会場に直接いらしてください。

 

| okaku-terumi | いのちの学校 | 08:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.03.13 Monday
【お知らせ】ワークショップ「新春 短歌のひろば」開催のお知らせ

こんにちは!

リヴオンインターン生の向坂くじらです。

私が企画・案内役をつとめます、短歌ワークショップのご案内です!

 

去年三月、生きづらさを抱えた中高生向けに、

「春休みことばの保健室 〜短歌でまいにちを生きやすくしよう〜」を開催しました。

 

そのとき、思いのほかおとなの参加者が多かったこと、

じぶんでは「生きづらさ」を抱えていると思っていない方から、

思わぬ気持ちやことばが出てくるのに立ち会えたことがとても心に残っていました。

 

昨年wsの様子

 

そこで、今年も短歌ワークショップを開催します!

今回は若者はもちろん、四月というあらたな季節を迎えるすべての方が、

じぶんや誰かのことばと出会うことのできる場所にしたいなと思います。

 

以下に案内を掲載します。

私自身、この四月に大学を卒業し、就職します。

そのため、この「短歌のひろば」が、学生時代最後の企画・案内をつとめるワークショップになります。

 

みなさんと出会えるのを心よりお待ちしております!

 

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴

 

新春 短歌のひろば

~今日のじぶんと出会い、あしたのじぶんと生きることば~

 

わたしたちは、みんなことばと共に生きています。

誰かとおしゃべりするときも、

本を読むときも、

ひとりで考えごとをするときだって、ことばを使っています。

 

でも、ことばはふだん見せているよりも、ずっと不思議な力を持っています。

それが、『詩』です。

そして、ことばとうまくやれなくなったとき、

たとえば誰かに思いを伝えられなかったり、

じぶんでもじぶんの気持ちがわからなくなったりしたとき、

『詩』がそれを助けてくれることがあるのです。

 

新年度が来る前にちょっと立ち止まって、

誰のなかにも眠っている『詩』と出会ってほしい。

そして、いつでもここに戻ってこられる目印にしてほしい。

そんな思いで、「短歌のひろば」をひらきました。

 

短くて書きやすい「短歌」を使って、

あたらしい季節を迎える準備をしませんか?

 

 

 

★日時

3/26(日) 10:00〜16:00(1時間のお昼休憩を挟みます)

*参加型のワークショップです。

じぶんのからだや声を味わいながら、実際に短歌を読み、作ってみます。

短歌未経験の方でも大丈夫です!

 

案内

向坂くじら(慶應義塾大学文学部四年生)学生歌人

 

★場所

真言宗豊山派 金剛院

〒171-0051 東京都豊島区長崎1-9-2

(西武池袋線 椎名町駅北口から徒歩30秒)

 

★定員

学生8名

おとな8名(先着順)

 

★参加費

中学生・高校生  無料

大学生 1000円

おとな 3000

 

★主催

一般社団法人リヴオン

 

★参加申し込み

 

→info☆live-on.me(☆→@)

上記のメールアドレスまで、

・名前(ふりがな)

・メールアドレス

・住所

・携帯番号

・ご職業(学生の方は学校名・学年など)

・参加動機や質問など

 

を記入の上、ご連絡ください。

 

 

★ご協賛のご案内

場所代、ワークに用いる材料代などの運営費用のため、支援金(ご寄付)も募っています。

つきましては、下記のようにご案内させていただきますので、応援いただけましたら幸いです。

心よりお願い申し上げます。

 

協賛目標金額 6 万円 

   (内訳:会場・設備使用費、運営のための消耗品費等)

 

●クレジットカードでのご寄付

詳しくは『ohanaメンバー・花募金』のページをご参照ください。

 

●銀行からのお振込み

 銀行名  三井住友銀行

 支店名  町屋支店

 種類   普通預金

 口座番号 6911315

 振込み先 一般社団法人 Live on(リヴオン)

 

● ゆうちょ銀行からのお振込み

払込先 一般社団法人 Live on
口座番号 00140-0-485333

※ 振込用紙通信欄、もしくはメール info@live-on.me 宛に下記の4点をご記入ください。
1.名前 2.肩書き 3.電話番号 4.住所

 

 必要な方にはお振込みの確認がとれましたら領収書を発行いたします。

   ご一報いただければ幸いです。

 

★前回参加者の声★

自分の中で声にならない叫びを、短歌というもので表現しようとする姿勢は、今後の人生に生きていくような気がします。

(18歳 男性)

 

短歌を創作するプロセスを通じて、各々が自分のコアのようなものを出し合って、深いレベルでつながれた気がしました。

(21歳 女性)

自分の気持ちを表に出すのは勇気がいることだったけれど、伝えたいという気持ちがしだいに大きくなっていって、変わることができて良かったです。

(17歳 女性)

 

 

 

 

 

| okaku-terumi | イベント | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.03.13 Monday
【開催報告】1/29(日)つどいば東京

1/29(日)リヴオンオフィスのohanaにて、つどいば東京を開催しました。

(今回のプログラム)

 

はじめに、グリーフってなに? つどいばってどんなところ?ということをお話しして、

安心・安全に過ごせるように、つどいばが大事にしていることの共有をします。

午前中は、自分を語る分かち合いの時間があります。

でも、いきなり初めて会った人に自分のことや失った体験を語ることって、

とっても勇気がいりますし、中々できることではありません。

分かち合いに入る前に、お互いを知る時間や

手を動かしてグリーフを表現してみる時間をていねいにとっています。

今回は、亡くしたときの気持ちや亡くしたひとのことを思い出しながら、

ハートの形を折り紙でつくって、 ばんそうこうを貼るワークをしました。

ばんそうこうは、こころを手当てする意味をこめています。

(できあがったハートたち)

 

お昼は、インドカレーをテイクアウトして、ohanaで一緒に食べました。

ohanaで場をひらくときはよくお世話になっているのですが、

本格的でとてもおいしいです^^

回によっては、ばらばらに食べに行ったり、一緒にお店で食べたりすることもあります。

お昼を食べたら、眠気が・・・。 ということで、午後のプログラムを始める前に、

からだをほぐす時間をとりました。

今回は、ラジオ体操! 意外と覚えていることに、みんなびっくり。

でも、第2はわからなすぎて、やめました笑 眠気が覚めたところで、

次のいっぽを探す当事者ミーティングの時間です。

当事者ミーティングとは、「気になってること」や「困ってること」、「実現してみたいこと」を話して、

参加者から実現や解決のためのアイデアをたくさんもらうプログラムです。

アイデアをひたすら聞いて、自分が持ち帰りたいと思うアイデアだけを受け取ります。

(私もテーマを出しました)

 

さいごに、今日1日の感想を共有して、お花のハンコを押して、この場をとじました。

参加者の感想を一部紹介します。

*大切な人を失い、1人なんだと思っていましたが、今日ここに来て1人じゃない、

支えてくれる人達がいると強く思いました。また、自分自身の心の中の整理もできたし、

自分の思っていることも分かったので、このような機会があればまた参加したいです。

 

次回は今月ひらきます。

詳細は、以下の通りです。

お会いできることを楽しみにしています。

 

(つどいば東京ファシリテーター:たむらともみ)

 

*つどいば東京詳細*
日時:3月25日(土)10時〜15時(※受付は9時45分より)
場所:リヴオンオフィス*ohana*
  最寄り 京成線またはメトロ千代田線「町屋」駅徒歩7分
  荒川区荒川4-25-8 サウルスマンション3町屋壱番館603号
   詳しい行き方は<こちら>

*つどいば京都詳細*
日時:3月19日(日)10時〜16時頃 (※受付は9時45分より)
場所:しんらん交流館
   京都市下京区諏訪町通六条下る上柳町199

   地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分


*お申込み*
件名に「つどいば 東京3/25 or 京都3/19 参加希望」
本文に「お名前・ご年齢・ご住所・お電話番号」をご記入の上、
    info☆live-on.me まで(☆を@に変えて)ご連絡ください。

*プログラム*
 *こころほぐれる時間
  アイスブレーク&自己紹介 つどいば説明
 *グリーフにふれる時間
 *グリーフをふりかえり、互いに聴きあう時間
 *一緒に次のいっぽを探す時間
  今抱えている課題やもやもやを、みんなで一緒に考えます
 *ことばを贈り合うクロージング

*参加費*
無料 交通費がしんどい方はご相談ください。

つどいばfacebookページ:https://www.facebook.com/wakamonotsudoiba/

| okaku-terumi | つどいば | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.03.11 Saturday
3.11 大切な人を亡くした人のための権利条約

 

東日本大震災で大切な人をなくされた方々に少しでもグリーフケアの情報を

届けようと、私たちは震災後百ヶ日に合わせて『大切な人をなくしたあなたへ』

という冊子をつくり、これまで7千部近く届けて参りました。その中に

「大切な人をなくした人のための権利条約」というものがあります。

 

震災で身近な人をなくされた方も、これまでの人生で死別を経験されてきた方も

ご一読いただけたらと思います。もし自分の喪失体験を大事にするための「手がかり」

がすこしでも見つかれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

ちなみにこれらの画像は、リヴオン団体設立7周年イベント「花笑み」に向けて制作した、ノベルティのポストカードです。

 

 

『大切な人をなくしたあなたへ』は被災された地域には無償でお分けしていると共に

全国でも一冊1,000円でお分けしております。(売上を東北に届ける費用に充当しています)

お寺さんなどで1,000部、数百部単位でお求めいただき、多くの方にお届けすることも

ありました。もしご入用でしたら、事務局 info@live-on. me までお問い合わせください。

 

 

 

| okaku-terumi | 書籍のご紹介 | 12:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.03.06 Monday
【お知らせ】子どもや若者のグリーフケア・プログラムを学ぶ3回連続講座

この度『マイ大阪ガス Social Design+ 助成企画』として、

子どもや若者のグリーフケア・プログラムを学ぶ3回連続講座を

大阪市内で開催する運びととなりました。

 

開催に先立ちまして、プログラムの概要をご案内いたします。

 

講座の雰囲気 参考までに(リヴオン ファシリテーター養成講座 より)

 

 

「子どもや若者のグリーフケア・プログラムを学ぶ連続講座」

 

親や兄弟、姉妹、身近な人を亡くした子どもや若者を関わり合うために必要な知識と

あり方、プログラムのファシリテーションを学べる3回連続講座です。

 

◆ 日程

 第一講 4月23日(日)グリーフケアと遺児支援の基礎を学ぶ

 第二講 5月21日(日)自分も他者も大切にできる力を学ぶ

 第三講 6月11日(日)「つどいば」の場づくりを学ぶ

 

◆ 時間 11時〜17時

 

◆ 場所 大阪市内(現在調整中)

 

◆ 対象 遺児のグリーフケアに関心のある人ならどなたでも

  身近な人を亡くした経験のある人、先生、僧侶、医療従事者、葬祭業従事者、

  子ども・若者に関わるNPO団体関係者など

 

◆ 受講料   10,000円(全回分) 

  学生  3,000円(原則、受講後「つどいば」のボランティア参加などが可能な方)

 

 ※経済的にしんどい方はご相談ください

 

◆ プログラム

 

 第一講  グリーフケアと遺児支援の基礎を学ぶ

 グリーフケアの基礎

 死別を経験した子ども・若者について

 

 第二講  自分も他者も大切にできる力を学ぶ

 なぜセルフケアが大事なのか

 自分自身の喪失をふりかえる

 

 第三講 「つどいば」(★)の場づくりを学ぶ

 つどいばの模擬体験

 プログラムのファシリテーション

 

★リヴオンでは、毎月京都で「大切な人を亡くした若者のつどいば」という

 10代から30歳くらいまでの 死別を経験した若者たちがつどえる場を開催しています。

 そこでは自分たちの喪失体験をわかちあう「自分を語る時間」と、

 それぞれに今、抱えている課題を共有し、次への一歩を探る

 「当事者ミーティング」というプログラムを行っています。

 

◆ 講師・ファシリテーター

〇第一講特別講師 宮原 俊也(臨床心理士)

 2012年〜2015年の間、ふくしま心のケアセンターに勤務し、

 東日本大震災の被災者及び支援者 の相談支援活動を行う。

 リヴオンと共に2012年に「いのちの学校in石巻」を主宰。

 2015年4月より帝塚山大学こころのケアセンター相談員、

 香芝市保健センター心の健康相談室 相談員。

 

〇ファシリテーター 水口 陽子 一般社団法人リヴオン 理事

 2012年に夫を交通事故により亡くす。小学5年生と中学3年生になる2児の母。

 2013年にリヴオンと出会い「ファシリテ―ター養成講座第一期」を修了。

 現在リヴオンのいのちの学校、ファシリテーター養成講座、

 僧侶のためのグリーフケア連続講座、外部研修にて講師を務めている。

 

〇ファシリテーター 尾角 光美 一般社団法人リヴオン 代表

 2003年、19歳で母を自殺により亡くす。2009年リヴオンを設立。

 母の日プロジェクト、遺児支援などの活動をはじめる。

 宗派を超えて僧侶らと協働し「グリーフケアが当たり前にある社会の実現」

 を目指して活動している。『なくしたものとつながる生き方』(サンマーク出版)

 

●主催 一般社団法人リヴオン

 

●助成  大阪ガス Social Design +

 

●お申込方法  お申込フォーム もしくは リヴオン事務局まで   

 

 info☆live-on.me   ☆を@に変えて

・お名前

・ご年齢

・ご住所

・携帯番号

・ご職業

・これまでのグリーフケアに関する学習歴や活動歴

・本講座の受講理由

 

をお送りください。(コピーしてお使いください。)

 

 

●お申込締切  4月15日(金) まで

| okaku-terumi | つどいば | 16:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.03.03 Friday
つどいばパンフレットが完成しました!

2016年の夏から、半年以上かけてみんなで想いや言葉を

練りながらつくってきた、つどいばの紹介パンフレットが

ようやく完成しました!

 

●つどいばで大活躍のトーキングツール「かえるくん」とパンフレット

 

 

これを読めば、大切なひとを亡くした若者のつどいばがどんな場所なのか、

何を大切にしている場所であるのか、 詳しく知ることができます。

 

パンフレットを作った背景には、 少しでも安心してつどいばに来てもらいたい

つどいばのことをもっと知ってほしい

でも、中々うまく伝えられない、伝わっていかない・・・

というジレンマがありました。

 

 

●つどいばのプログラム紹介ページ

 

●つどいばで大切にしていること

 

私自身は、いのちの学校でつどいばのことを知り、はじめてつどいばに参加して、

こんなにままに居られて、心地よい場があるんだ。

こんなに自分が悩んでいることを、自分の身になって考えてくれる人たちがいるんだ。

求めていた場所が、ほんとにあるんだなあと、救いに近い気持ちになりました。

 

自分でもつどいばをひらきはじめて、この場に来るまでのいっぽはすごく大きくて、

来たらとても心地よい場だったけど、それを前もって知れてたらよかったという声をもらうことも

度々ありました。

 

このパンフレットを、少しでも多くしんどいことを誰にも言えなくて、ひとり抱え込んでいる若者に届けたいです。

そこで、このつどいばのパンフレットの配布に協力してくれる広報サポーターを大募集します!!

 

★ 広報サポーターのお申し出方法

info☆live-on.me まで(☆を@に変えて)下記内容をご連絡ください。

 

***

お名前:

ご所属(差支えのない範囲で):

送り先ご住所:(〒    )

配布、設置場所・日程や期間:

必要部数:

***

 

パンフレットが、少しでも多くの若者の手に届くことを祈っております。

 

(つどいば東京ファシリテーター:たむらともみ)

| okaku-terumi | つどいば | 00:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.02.25 Saturday
【開催報告】東京第7講「亡くなった人を想う」

東京都荒川区にありますリヴオン事務所「ohana」にて、

グリーフケアの学びあいの場『いのちの学校@東京第3期」第7講が開催されました。

 

リヴオン事務局で働いております但馬です。

講座の内容とご参加者の感想の一部を私から紹介させていただきます。

 

第7講のテーマは「亡くなった人を想う」でした。

私以外に9名の方にご参加いただきました。

ファシリテーターは「よこさん」こと、水口陽子さんです。

 

 

●オープニングQ

はじめに、日常の空間からこの場に入っていくための問いに答えながらチェックインをしていきます。

今回のオープニングでの問いは「今の気持ちを公園に表すとしたら?」でした。

木枯らしの吹く公園、汗をかくような昼の公園、夕暮れ時に親子1組だけがいる公園・・。

いろんな公園が出てきました。

時間は?場所は?どんな物があるのか?誰がいるのか?

心に浮かんだそれぞれの公園から、自分の心の状態を見つめる時間となりました。

 

 

●グリーフワークの定義

7講から始まる3講は「グリーフを表現する」時間となります。

グリーフを少しずつ抱えやすくしていくこと。

完全には癒えることのないグリーフと向き合っていく力をつけていくこと。

亡くなった人とのつながりを回復するために取り組むこと。

 

絵や歌や音楽で表現したり、好物を食べたり、よく一緒に行った場所に行ったり、

お墓参りしたり、仏壇に手を合わせたり・・。

亡くした人のことを大事にする時間であることはもちろん、

グリーフを抱える自分自身を大切にする時間という言葉が印象に残りました。

 

 

●喪失と回復の「二重過程」について

グリーフのプロセスを歩むヒントとなる「喪失志向と回復志向」について、学びました。

「回復に向いているのがいいという訳ではなく、今自分がどっちに向いているのか、自分がしたくてそうしているのか・・自分の状態を把握できていればいい」という説明がとてもいいなと思いました。

周りの人も本人も、回復志向がいいのではないかと思ってしまいがちですが、喪失志向に向いていてもいいんだというのは安心感につながると思いました。

 

 

●グリーフカラーのワーク

大切な人が亡くなったこと、いないことで感じている感情、気持ちに想いを向けて折り紙を張り付けていくワークです。

15センチ四方の画用紙のまわりに1センチの枠を残して貼っていきます。

形や色がない感情を目に見えるもので表現することで、そこからの気付きがたくさんあるように感じます。

よこさんの「枠に入れることで作品化する。自分からその感情を離すことができるので、客観的にも見れる。」という言葉になるほど〜と思いました。

 

 

●亡くなった人に向けて手紙を書く

伝えられなかったことはありますか・・。

今だから、言葉にしたいことはありますか・・。

何か聞いてみたかったことはありますか・・。

 

とてもエネルギーのいるグリーフワークです。

取り組む時間の管理がとても重要なワークになります。

「いのちの学校」では取り組む時間を守って、大切ななくした人や物に想いを向けることに集中できる時間になっています。

 

私はまさに伝えたかったけど最後に言えなかった想いがたくさんあったので、それを書きました。

文字にすると、不思議と本当に伝わるような気持ちになりました。

重く感情の揺れるワークではありましたが、取り組めてよかったなと思いました。

 

●クロージングQ

このいのちの学校の場から、日常へと帰っていくためのチェックアウトの時間。

クロージングの質問は「今、どんな公園がイメージに浮かびますか?」。

雲間から光が射したり、誰もいなかった公園に人が戻ってきたり・・。

感情の変化がイメージする公園にも表れていたように思います。

 

〜参加された方の感想〜

・今日は手紙を書いて私の思いを届けました。届いたと思います。

・自分の中の気づかなかった気持ちがあった事にびっくり。見ないようにしていたのかもしれない。

・感情にフタをしていた感じだったものが、その感情を外に出すことができてよかった。

・日々の忙しい中でなかなか向き合う時間が持てていなかったので、久しぶりに亡くなった母と向き合うことができた。

・形にならない思いを色紙や言葉で表現することで(その過程で)自分の正直な今の思いを観て感じることができた。

 

次回のいのちの学校東京は3月25日に開催されます。

テーマは「アートを通じて表現する」です。

 

☆★ いのちの学校in東京 ★☆

日時: 土曜日 17:00〜19:30

2017年

─3/25 アートを通じて表現する

 4/22 「思い出の場所」詩

 5/13 お坊さんと「死」について学ぶ

 6/17 日常で出来るグリーフワーク

 7/15 未来ビジョン  

 

会場: リヴオンオフィス Ohana

東京メトロ千代田線・京成線町屋駅より徒歩7分

詳しい行き方はコチラをご覧ください。

 

対象:グリーフについて学びたい方ならどなたでも

 

参加費: 各回2000円 

※経済的にしんどい方はご相談ください。

 

参加方法: 事前申込は必要ありません。当日会場に直接いらしてください。

また、途中からの参加や一回のみの参加も歓迎いたします。

学んだことがある人も、ない人も 誰かを亡くしたことがある人も、まだない人も どんな方でもいらしていただけます。

みなさまのご参加をお待ちしております。

 

☆★名古屋も毎月<開催中>です。★☆

 

(事務局:但馬香里)

| okaku-terumi | いのちの学校 | 20:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.02.21 Tuesday
【講演記録】日蓮宗ビハーラ講座「自死者遺族の心を知る」

本日、日蓮宗ビハーラ講座という2日間の研修会の中で、

「自死者遺族の心を知る」というテーマでの講演を、

リヴオン理事の水口が担当させていただきました。

 

日蓮宗大本山本門寺の、宗務院内にあります会議室にて。

 

ご参加いただいたのは、病気・障がい・高齢、の方達への支援を志す、

ビハーラ活動に関心のある僧侶の方々でした。

昨年9月に担当させていただいた研修会にご参加くださった方もいらして、

再会も嬉しいひとときとなりました。

 

はじめに、「自殺で家族を亡くした人のイメージは?」という

問いを立て、考えていきました。

「内にこもる印象」

「実際にお会いしたことがあり、何と言ってよいかわからない感じだった」

など、印象や感じたことをお話ししていただきました。

 

そこから、リヴオンがこれまで出会ってきた自死遺児や自死遺族の方々の思い、

そして、ともに育んできた取り組みを、グリーフの学びとあわせてお伝えさせていただきました。

 

 

リヴオンの講演で必ずお伝えしていることとして、グリーフケアという心のケアも大切ですが、

それ以上に今すぐに取り組んでいただきたいこととして、「情報を伝える」という

グリーフサポートの重要性をお伝えしています。

 

私たちは、相手を思いやるあまりに、時に「こんなことを話しても良いのか・・

傷つけてしまうのでは・・」と、伝えることをためらうことがあります。

ですが、「情報として届ける」いうことはどうかためらわずにいてほしい。

そんな願いを持っています。

 

情報として届けることで、選択肢を増やしていただく。

その上で、大切な人を亡くしたその人自身が、どうしたいのかを選べるということが

とても重要です。知らないと、選択肢も視野も狭まってしまいますので・・

 

具体的な事例も紹介をさせていただき、

熱心にメモを取っておられる方もいらっしゃいました。

 

 

また、情報提供についてのひとつ形として、書籍もご紹介させていただきました。

 

今回の講演を企画してくださった、東京都南部日蓮宗社会教化事業協会のみなさま、

また多大なるご協力をいただきました日蓮宗ビハーラネットワークのみなさまには、

厚く御礼を申し上げます。

 

簡単にではありますが、講演の記録とさせていただきます。

 

(記録:水口陽子)

| okaku-terumi | 僧侶・宗教関係 | 15:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.02.18 Saturday
【レポート】いのちの学校in名古屋第7講「亡くなった人を想う」

こんにちは、いのちの学校 in 名古屋でファシリテーターを担当している五藤広海です。 前回のブログではここまでの上半期をたえさんが振り返って下さいましたが、気がつけばこの名古屋での講座も半年がたちました。

あらためて、自分たちの住む地域で「定期的に開かれているグリーフの学び場」がある。ということを、とてもうれしく想っています。
「こういう場所があるよ!」と、大切な人を亡くした人、しんどい想いをしている方へ声をかけることができるのは、この場があってこそのことだなあと思いました。
これからも安心した場がつくられるように、頑張っていきたいです。

さて、それでは第7講「亡くなった人を想う」のレポートに入っていきます。


● オープニングQ

日常の生活から「いのちの学校」の時間と場に入っていくために、オープニングQという簡単な質問に答えていきます。
今回の質問は「今の気持ちを公園に表すとしたら?」でした。
どんな公園で、どんなものがあって。どんな人がいるのか。朝か夜か、季節は?と、自分の心に目を向ける導入になりました。

● グリーフワークとは

今回の7講目からの3講は、「グリーフワーク」というものを中心に学び、体験していく時間が中心になります。
グリーフワークとは「亡くした人の事を大切にする時間/グリーフを抱えた自分自身を大切にする時間」のこと。
またそういった時間を持つことで、自らのグリーフを少しずつ抱えやすくしていったり、完全には癒えることのないグリーフとも向き合っていく力をつけていく事です。

具体的には、手紙に書いたり、誰かに話して言葉にする。絵や音や歌でアートで表現してみる。想い出の品を見返す。遺品の整理をする。お墓参りをする・仏壇に手を合わせる。などなど。
「これがグリーフワークだ」という決まったものがあるわけではなくて、亡くした人を想って行うこと、抱えているグリーフや、グリーフを抱えた自分自身を大切にできることであればなんでもグリーフワークになります。知らず知らずに日常の中で行っていることもたくさんあるでしょう。


また、人それぞれによって取り組みやすい(今の自分にあった)グリーフワークもあれば、苦手なものもあるかもしれません。
いのちの学校では色々なグリーフワークを体験する中で「こういった方法もあるんだ」と自分にあったものを見つけてもらったり、他の参加者のみなさんと一緒になって体験すること、共有することで生まれてくるものを大切に、取り組んでいきます。

今回は、2つのグリーフワークに取り組みました。


●「グリーフカラー」
1つ目はちぎり絵のワーク「グリーフカラー」です。
大切な人を失ったこと、その人がいないことで感じている自分の感情や気持ちに想いを向けて、折り紙を好きなようにちぎって枠の中にはりつけます。

グリーフに想いを向けながら「何色だろう?どんな形だろう?」と、手を進めていきます。
参加者からは「形にできたことで嬉しかった」「表現されたものに自分でも驚いた」という声があがりました。


また、出来上がった作品をもとに、テーブルのメンバーで話す時間を持ちましたが「作品があることでそれが取っ掛かりになり、自分の喪失体験やグリーフを語ることができた」という方もいらっしゃいました。
アートとして表現されることで、本来形のないグリーフが「形」を持って、見せながら誰かに語ることができる。ということもありますね。




●「亡くなった人に向けて手紙を書く」
2つ目に、亡くっても大切な人へ、話したいことや聴きたいことを手紙にするワークを行いました。
この手紙を書くワークは人によってはとても重い内容ですが、だからこそ、それぞれの中で大切な時間になったとおもいます。
ただ、喪失体験と向き合うグリーフワークは、それだけでとてもエネルギーを使う時間です。
1人では「いつまでやるのか」という時間的な量や「どれくらいやるのか」取り組む形の大きさの設定が難しい場合もあります。
いのちの学校でのグリーフワークは「他の誰かに取り組む時間を守ってもらうことで、外への意識をはずして、自分に意識を傾け取り組める」という一面もあります。



「伝えたい事がこんなにあったんだ」という気付きを持った方もいらっしゃいましたし、失われた「あの人との時間」を過ごすことができた。という感想もあがりました。
お手紙ですから、書けた文字が多いことが良い。ということではありません。
僕自身もこのワークに取り組ませていただきました。便箋一枚も埋まりませんでしたが、とても大切な気付きがあった時間になりました。
ただ、何を書こうか、何を伝えようか。想いを巡らせて、文字にしてみる。その時に生まれてくる自分自身への気付きも大切なものだと思いました。


また今回は、クロージングの前にイメージの力を借りて心を落ち着ける時間を取りました。
目を閉じて、ファシリテーターの声に耳を済ませて、心地よい場所や音、時間を想像してみる。
やはりたくさんのエネルギーを使う時間だっただけに「この時間があってよかった」という感想があがりました。


● クロージング
最後に、日常へ戻って行くための簡単な質問(クロージングQ)を行いました。
質問は「今、どんな公園がイメージに浮かびますか?」です。
グリーフワークを通して、自分の心の公園はどのように変わったのか。多くの方の公園の様子の変化を聴きながら、今回行ったグリーフワークが参加者それぞれの人にとって、大切な時間になったことを知ることができました。


◆次回予告

次回の第8講は「アートを通じて表現する」です。
自らのグリーフを描いてみるグリーフワークの時間となっています。「描く」ということは「言葉にならないものが表現できる」ということ。曖昧なもの、言葉では上手く言えないことを、アートの力を借りて表現する時間を過ごしていきましょう。

また、いのちの学校のアートワークは「美術の時間」ではないので、上手いとか、下手という評価をしない場所です。ままに、自分のグリーフを向き合える安心した場所を次回もつくっていきたいと思います。


「アートを通じて表現する」
と き: 2月21日(火)18:30〜21:00
(受付時間18:00〜)
ところ:
白鳥山 法持寺
(愛知県名古屋市熱田区白鳥1丁目2−17)
地下鉄名城線「神宮西」駅より徒歩5分、
JR東海道本線「熱田」駅より徒歩10分
※境内と近隣に駐車場があります。
テーマ:
グリーフについての講義・グリーフワーク 
参加費: 2,000円
参加方法:
事前申込は必要ありません。
当日会場に直接いらしてください。


| okaku-terumi | いのちの学校 | 12:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2017.02.14 Tuesday
【講演記録】鴻巣市吹上中学校「いのちの授業」

本日、鴻巣市吹上中学校音楽室にて、リヴオン自殺予防教育の講演

「いのちの授業」が行われました。

 

 

5時間目の総合の授業の時間をいただきまして行われたいのちの授業には、

1年生90名ほどと、職員の方々が出席し、大切に聴いてくださいました。

 

「いのちは大切に」ということは、知っている。けれど、

そうわかっていても大切に出来ないときがあったとしたら。。。

どういう考え方、どういう方法で自分自身を大切に出来るだろう?

自分を大切に出来にくい誰かの支えになれるだろう?

 

 

生だけではなくて、死までも含めた丸ごとの「いのち」について、

一緒に考えていったり、取り組んでみたりしました。

 

講演の中で「生き心地ライン」というものを紹介するのですが、

私自身が、人生で一番生き心地が良くなかったのは、

実は小学校5年生の時でした。

 

 

夫を亡くしたときもすごく苦しかったのですが、その時には、

「苦しいよ」ということをこぼせる友人が周りにいたので。

11歳の私には、そういった自分の気持ちを出せる人が、周りにはいなかったんですね。

 

その時に、こういう話を聴けたら、もう少し生きやすく大人になれたのかなぁ・・とか、

でも当時の私には、出会っていても響かなかったかもしれないなぁ・・とか、

そんなことを思いながら、生徒たちひとりひとりの顔を出来るだけ見るようにして、お話をさせていただきました。

 

何かひとつでも、何かの時に思い出してもらえたら・・そんな祈りをこめて。

 

 

講演終了後には、1年生からの感謝の気持ちとして、お花と歌のプレゼントがあり、

その歌声に胸がいっぱいとなる一時となりました。

「肉声が聴ける」ということは、生きているときにしか出来ないこと。

と、しみじみ感じ入りながら・・

 

今回の講演に際して、鴻巣市健康づくり課のみなさまには大変ご尽力いただきました。

また、今回の企画を快く受け入れてくださった、吹上中学校の校長先生をはじめ、

職員のみなさまにも、心より感謝申し上げます。

 

 

今日お話しした言葉のたったひとつで良いので、この春吹上中学校2年生になるみなさんが、

これから大きくなり大人になっていく中で、「生き心地が良くないなぁ」と感じたときに、

「そのままの自分を大切にしていく」ための手がかりになることを祈っています。

 

(記録:水口陽子)

| okaku-terumi | 自殺予防教育 | 16:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |