2016.11.28 Monday
【開催報告】東京第3講「トラウマについて学ぶ」
11月26日、東京都荒川区にありますリヴオン事務所「ohana」にて、
グリーフケアの学びあいの場『いのちの学校@東京第3期」第3講が開催されました。

これまで、石巻・京都・東京・名古屋(開催中)で開催されてきたいのちの学校は、
グリーフについて学び・表現し・分かち合いを通して学びあうことを大切にした、
ワークショップ形式の連続講座です。

私はリヴオン事務局で働いております但馬と申します。



半年前から事務局のスタッフとなり、この「いのちの学校@東京」には
第一講から一人の参加者として、一緒に講義やワークに参加させていただいております。

講座の内容と、ご参加者のアンケートより感想の一部をご紹介します。

第3講のテーマは「トラウマについて学ぶ」でした。
私以外に9名の方にご参加いただきました。
ファシリテーターは「よこさん」こと、水口陽子さんです。

●オープニングQ

はじめに、日常の空間からこの場に入っていくための問いに答えながらチェックインをしていきます。
本日、オープニングでの問いは「今の気持ちを動物で表してみましょう」。
(ちなみに今回のテーマであるトラウマ(虎・馬)にちなんだ問いです。)
1つの輪になり、今の気持ちを動物に例えて話しながら、簡単な自己紹介を行いました。



●「トラウマについて学ぶ」理由

どうして、グリーフを学ぶ「いのちの学校」で、一つの回を丸々つかって
トラウマ学ぶのでしょうか?

「大切な人やものを失うこと」・・・それは、時にトラウマになり得るほどに、
精神的に大きなストレスを与える出来事だからです。
この3講では、グリーフとトラウマが重なる部分を中心に学んでいきました。

●「トラウマ」を別の言葉で表すと?
 「トラウマ」と「トラウマではない辛い経験」との違いは?
 身近な人から聞いたトラウマの体験談が自分に影響していると感じることはありますか?

それぞれの中にある「トラウマ」のイメージを言葉に表していきます。
私の中には「トラウマ」という言葉を最初に聞いた時に具体的に思い浮かぶ大きな出来事は
ありませんでした。
でも、「トラウマ」という言葉から別の言葉で「心と身体に残る嫌な記憶」と言い換えて
表現し、それは「トラウマではない辛い経験」とは時間の経過では治らない出来事だったり、
時に身体や行動に変化を与えることがあるものだと考えていくに従って、
実は自分の中にも、小さな「トラウマ」や中くらいの「トラウマ」がたくさんあることに
気が付きました。



●トラウマとは?その定義・反応・影響について

「トラウマ」について、その定義と与える反応や影響について学んでいきます。
「トラウマ」は極度のストレスを体験することにより、受ける長期的な悪影響。

「自然には治癒しにくい心の傷」「心の複雑骨折」・・よこさんのこんな表現が
とても心に残りました。

もしも「感情を溜めている袋」というものがあるとしたら、それは今どんな状態なのか、
溜まっていることでどのような悪い影響があるのか考えます。
袋に入っている感情は、半分くらいまで入っているのか、溢れだしそうなくらいなのか、
袋の入り口はぐっと閉じられているのか、もしくは破れているのか・・。
具体的に形にして想像することで、自分の心の状態が見えてきました。

袋に押し込んだ感情たち、それは蓄積され抑え込むことで、身体に痛みがでたり
うつ状態を引き起こすこともあることなど、悪影響を与えることがあります。
また、感情を様々な方法で表現することで、溜め込まなくなることなど、
自分の感情の扱い方について学びました。

●脳とトラウマ

脳の中で快適・不快な経験を身体に記憶させる「アミグダラ(扁桃体)」と、
出来事や経験の流れを記憶する「海馬」という2つの器官が、トラウマに
関係していることを学びました。

トラウマの記憶が脳だけでなく、むしろ身体に残る割合が多いと言われている
ことに驚きました。

●フラッシュバックに対処する方法
 トラウマに対応するツール

今の自分に意識を戻す、感覚を取り戻す、
自分を守る透明で丈夫なベール、過去の自分を助け出すイメージ
・・・こういった対処する方法を知っていることで、救われる機会や人が
どれだけあるだろうかと思いました。



●キャパシター

今回はとても感情の揺れる回でしたので、最後に2人1組になり、
感情を落ち着かせるボディワークをしました。
キャパシターインターナショナルジャパンで紹介されているものです。

●クロージングQ
このいのちの学校の場から、日常へと帰っていくためのチェックアウトの時間。
クロージングの質問は「自分へご褒美をあげるなら何をあげますか?」。
それぞれの考えるご褒美と第3講の感想を共有しました。

〜参加された方の感想〜
・トラウマは自然治癒ができにくいものという言葉が、すごく分かりやすかったです。
 扱った題材は重たいものでしたが、私にとってはやさしい時間でした。
・具体的な対処法やワークを学べて、他の人の言葉を聞けたから、よかったです。
・自分の気づかなかった自分を知れた。



私の感情を溜めている袋の中に入っている感情。
「喜び」や「嬉しさ」といった明るい感情もありますが、
「不安」「恐れ」「罪悪感」といったどっちかと言えば暗い感情たちもあります。
その一つ一つが過去のトラウマ体験に繋がっていることを、今日初めて感じました。

自分自身の感情を見つめなおす時間、そして対処方法を学ぶこと、
これは大切な人やものを失う体験をされた方にはもちろん、誰にでも
必要なことだと感じました。


次回のいのちの学校東京は12月10日に開催されます。
グリーフを学び、様々な形で表現する前に、
「自分自身を大切にすること」というテーマでの3講があります。

ぜひ、セルフケアの方法をひとつでも増やす時間となりますように。


☆★ いのちの学校in東京 ★☆

日時: 土曜日 17:00〜19:30

2016年
ぁ12/10 身体とつながるヨガ
2017年
ァ1/7  自分をしらない自分をしる
Α1/28 自分自身を大切にする
А2/25 亡くなった人を想う
─3/25 アートを通じて表現する
 4/22 「思い出の場所」詩
 5/13 お坊さんと「死」について学ぶ
 6/17 日常で出来るグリーフワーク
 7/15 未来ビジョン
 
会場: リヴオンオフィス Ohana
東京メトロ千代田線・京成線町屋駅より徒歩7分
詳しい行き方はコチラをご覧ください。

対象:グリーフについて学びたい方ならどなたでも

参加費: 各回2000円 
※経済的にしんどい方はご相談ください。

参加方法: 事前申込は必要ありません。当日会場に直接いらしてください。
また、途中からの参加や一回のみの参加も歓迎いたします。

学んだことがある人も、ない人も
誰かを亡くしたことがある人も、まだない人も
どんな方でもいらしていただけます。
みなさまのご参加をお待ちしております。

☆★名古屋も毎月<開催中>です。★☆

(事務局:但馬香里)
| okaku-terumi | いのちの学校 | 12:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2016.11.27 Sunday
【開催予定】いのちの学校in東京






☆★ いのちの学校in東京 ★☆

日時: 土曜日 17:00〜19:30

2016年
ぁ12/10 身体とつながるヨガ
2017年
ァ1/7  自分をしらない自分をしる
Α1/28 自分自身を大切にする
А2/25 亡くなった人を想う
─3/25 アートを通じて表現する
 4/22 「思い出の場所」詩
 5/13 お坊さんと「死」について学ぶ
 6/17 日常で出来るグリーフワーク
 7/15 未来ビジョン
 
会場: リヴオンオフィス Ohana
東京メトロ千代田線・京成線町屋駅より徒歩7分
詳しい行き方はコチラをご覧ください。

対象:グリーフについて学びたい方ならどなたでも

参加費: 各回2000円 
※経済的にしんどい方はご相談ください。

参加方法: 事前申込は必要ありません。当日会場に直接いらしてください。
また、途中からの参加や一回のみの参加も歓迎いたします。

学んだことがある人も、ない人も
誰かを亡くしたことがある人も、まだない人も
どんな方でもいらしていただけます。
みなさまのご参加をお待ちしております。

過去の講座の様子→第二講第一講

☆★名古屋も毎月<開催中>です。★☆
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2016.11.18 Friday
【レポート】いのちの学校in名古屋 第4講
こんにちは。先日10/25に、いのちの学校in名古屋 第4講「身体とつながるヨガ」が行われました。
今回は運営メンバー兼ファシリテーターの野田芳樹(下写真中央)より、その報告をさせてもらいます。



まず軽く自己紹介しますと、僕は日ごろ愛知県の春日井市というまちでお坊さんをしています。
小さいころからご法事やお葬式に携わることが多く、「お坊さんとして自分には何ができるだろう?」
という問いが自分の中で膨らんでいくなかでリヴオンと出会い、「僧侶のためのグリーフケア講座in東京」と
「ファシリテーター養成講座」を経て今に至ります。

リヴオンの掲げる使命「いつ、どこで、どのような形で大切な人を亡くしても、その人が必要とする
サポートを確実に得られる社会の実現」のため、少しでもその力になれたらという想いがあります。


◆「自分自身を大切にする」ことの大切さ

さて「いのちの学校」は、自分自身のグリーフケアだけではなく、大切な人やものをなくした他者への
グリーフケアについても学ぶ場として開かれています。
そのため第4〜6講は大テーマとして「自分自身を大切にする」という主題が設けられていて、
セルフケア(self care、自分を大切にすること)にまつわる内容をみんなで学んでいきます。

ここで「自分のことなら分かるけれど、他者のグリーフをケアするのにも、自分を大切にする方法を
学ぶことが必要なの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。

でも、こんな質問を受けたらどうでしょう?

『あなたはスキューバダイビングをやったことがない人に、スキューバダイビングを習いたいですか?』

つまりどういう意味かというと、「あなたは、自分自身を大切にする方法を経験則として知らない人から
ケアされたいですか?」という問いです。

皆さんはどうでしょう? 僕だったら、全幅の信頼をおいてその人に身をゆだねていくことは難しいかな…
と思ってしまいます。

自分の抱えるさまざまな感情や想いを表現することは、とてもエネルギーが要ることです。
そして、それを見聞きする周りの人もまた、相応にエネルギーが必要です。

そのため、グリーフケアの場に臨んで自分自身が精神的に疲れたり潰れたりしないためにも、日々自分の
状態を見つめてアップデートする方法を知っておくことや、実際に行っていくことが大切になってくる。

そのような理由から第4講では、セルフケアの方法の一つとしてヨガをみんなで体験し、ヨガを通して
実際に自分の状態を見つめていきます。


◆オープニング

毎回講座を始めるにあたって、日常の空間から非日常の学びの場に入っていくためにチェックインをしています。



円になり、自己紹介+簡単な問い(オープニングクエスチョン)への答えを一人ずつ場に出していきます。

オープニングクエスチョンは毎回変わるのですが、今回は「今の気持ちを身体で表すとしたら?」。
手を広げてのびのびとする人もいれば、身をちぢ込めて緊張を表す人もいました。中にはうずくまって
「冬眠の気分です」という人も!

それぞれが今の自分の状態に目を向け、自分自身を再確認する時間となりました。


◆ヨガに対するイメージ

今回はヨガの特別講師として、野村由未来(のむらゆみこ)さんに来ていただきました。
由未来さんは日ごろ「ヨガを通して自分自身に安心する、ホッとちからのぬける時間を大切にしている」とのこと。

そんな由未来さんからの問いかけで、まず始めに「ヨガに対するイメージ」をポストイットに書き、
大きな紙に張り出していきます。



≪実際に出されたイメージ≫
・ポーズがきつそう
・インドの山奥で修行
・癒し
・自分と向き合う
・心と身体をリラックス etc.

ヨガと一口に言ってもその考え方や方法はさまざまで、上に見られるように「修行」だとか
「身体が硬いとできない」というイメージを持っている人も多いと思います。
ですが、由未来さんの教えてくれるヨガの肝は「ムリをしないこと」。講座の中で「今日は
サボり方を覚えて帰ってください」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。


◆ヨガをやっていく中で

では、自分がムリをしているかどうかはどう判断すればいいのでしょうか。
それは「呼吸が止まっていないか」で判断するのだとか。

しっかりと呼吸に意識を向け、それぞれが「痛気持ちイイ」と思うくらいのところで体をほぐしていきます。





呼吸は心のバロメーターとも呼ばれ、僕たちの心の状態と連動して呼吸の浅い・深いも変化します。
逆に言えば、自分の呼吸状態に気づき、ととのえることで、心を落ち着けていくことができます。

しかし普段僕たちは日常生活を送る中で、どれくらい自分の呼吸に意識を向けているでしょう…?

少なくとも僕はヨガをやる中で、普段どれだけ自分が自分の呼吸に目を向けていなかったかがよく分かりました。
そしてヨガを通して、普段自分が置き去りにしていた呼吸や身体の感覚に気付くことができ
「あぁ、これが自分を大切にすることの第一歩なんだな」と、改めて感動していました。


◆クロージング

そして最後には、これも毎回恒例のクロージング。
今度はオープニングとは逆に、学びの場から日常生活に戻っていくための時間です。



クロージングでの問いは「この1か月で、身体に良いことでやってみたいことは?」。
ヨガ後の心地よい余韻を残しながら、それぞれが自分の身体を思いやり場が閉じられていきました。


◆講座を通しての声のご紹介(アンケートより)

・体のわるい人でもOK
・自分の頭ではわからない体の状態に気付けるようになった
・自分のために身体をいたわることをしていなかったので、テーマ通り自分を大切にする時間ができました
・ヨガがとても良かったです。自分をみつめる時間を持てました。ありがとうございました。
・普段何をしていても力が入りすぎてしまうことがあります。以前ヨガをしてもついがんばってしまう
自分がいましたが、今日はがんばらずにすごくゆったりすごすことができました。
これからもがんばらない時間を作ることを心がけたいです。


◆最後に

「今の日本では、頑張りすぎている人が多いですよね」―。

僕の印象にとても残っている、講師の由未来さんがおっしゃっていた言葉です。

これは頑張ることを否定しているわけではなく、「頑張りぬいて、弱音を吐かず苦しさを忍ぶのが美徳」
という今の日本の考え方は一定の範囲で大切にしつつも、「たまには少し気持ちをゆるめて、自分で
自分をいたわってあげてもいいんじゃない?」との想いからこぼれた一言なのではないかと思うのです。

頑張ることはもちろん素敵なことです。でも、自分がすりきれるほどの頑張りはどうでしょうか。

いのちの学校in名古屋の第4講ではセルフケアの1つの方法としてヨガを体験しましたが、何がセルフケアに
なるかは人それぞれ違うと思います。

美味しいものを食べたり、友達や家族と語らったり、寝たり、運動したり、歌を歌ったり…

普段の生活を送る中で、ちょっと歩みを止めてみて、「自分自身を大切にする」時間がもてると素敵ですね。

さて、次回第5講では「自分をしらない自分をしる時間」と題して、自分自身のありのままを知る時間に
していきたいと思います。

『自分って何者なんだろう?』
『自分の輝いている部分ってどんなところだろう?』

ワークを通じ、存在まるごとの自分を大切にする視点を学びあえる場になればと願っていますので、
みなさんのご参加をお待ちしています。

詳細は下をご覧ください。

=== 次回のお知らせ ===

第5講 「自分を知らない自分をしる時間」

と き: 11月21日(月) 18:30〜21:00 (受付時間18:00〜)

ところ: 白鳥山 法持寺
(愛知県名古屋市熱田区白鳥1丁目2−17)

地下鉄名城線「神宮西」駅より徒歩5分、JR東海道本線「熱田」駅より徒歩10分
※境内と近隣に駐車場があります。

ファシリテーター: 五藤広海・野田芳樹 

参加費: 2,000円

参加方法: 事前申込は必要ありません。
当日会場に直接いらしてください。
また、途中からの参加や一回のみの参加も歓迎いたします。
経済的にしんどい方はご相談ください。
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2016.11.15 Tuesday
【11月】大切なひとを亡くした若者のつどいば東京・京都開催のお知らせ
こんにちは。
大切なひとを亡くした若者のつどいば(以下、つどいば)東京のファシリテーターたむです。
今年からつどいば東京の仲間入りをしました。
風が刺すように寒い季節になりましたが、みなさまは体調を崩されていませんか?
さて、はじめてのブログ、何を書こうか迷ったのですが、
私にとってタイムリーなことを少し書いてみようと思います。


私は大学3年生の秋に、兄を自死で亡くしました。その後、紆余曲折ありつつ
なんとか大学を卒業し、仕事を時々倒れながらもなんとか続けています。
今年は7回忌の法要があり、一区切りしたような気がしつつ、一区切りに
ならなかったような、そんな相反する感覚を持ち合わせていました。

兄は、28歳の若さでなくなりました。
私も、来年の春、28歳になります。
兄の歳を越えることが、急に現実味を帯びてきて、兄が亡くなるまでの過程を、
私も、刻一刻とたどっているような、そんな感覚にとらわれることが、増えてきました。


(絵を描くことが好きで、いろいろと描いたりします。)

それも、グリーフの反応のひとつだと気づくことができたのは、
つどいばやいのちの学校で、グリーフについて色々な反応があることを
知ることができたからかもしれません。

つどいばでは、はじめにグリーフとは?グリーフの反応やケアについて、
お話をするようにしています。
グリーフは、感情や気持ちばかりに目が向きがちですが、実は、身体の反応や、
社会的な反応等もあります。そのことを知っていると、たとえば無気力で
何もできないときも、自然な反応なのだと、自分のことを責めすぎないように
できることがあります。

その他にも、自分を語る分かちあいの時間、身体や手を動かしながらほぐす時間、
そして、当事者ミーティングもあります。
当事者ミーティングは、ひとりずつ今抱えている悩みや課題、困りごとを
ひとつテーマとしてあげて、それについてのアイデアをどんどん出していき、
自分が持ち帰りたいアイデアだけを持ち帰る時間です。

例えば、私は今、「亡くなった兄と同じように自分もなるかもしれないという不安」
をテーマとしてあげるかもしれません。


(こちらは、京都つどいばで実際に出たテーマです。
当事者ミーティングでは、話しをするたけではなく、
その内容を紙に記録して見える化させます。)

つどいばの良いところは、分かちあいだけではなくて、グリーフを少しでも
抱えやすくする方法を知ることができたり、現実的に困ったり悩んでいることを、
話し合うことができたりすることだと私は感じています。

11月のつどいばは、東京は19日土曜日、京都は20日日曜日に開催予定です。
このブログを読んで、おひとりでも、足を運んでいただけたら嬉しく思います。

(記録:田村朋美)


*つどいば東京詳細*
日時:11月19日(土)10時〜16時頃 (※受付は9時45分より)
場所:リヴオンオフィス*ohana*
  最寄り 京成線またはメトロ千代田線「町屋」駅徒歩7分
  荒川区荒川4-25-8 サウルスマンション3町屋壱番館603号
   詳しい行き方は<こちら>

*つどいば京都詳細*
日時:11月20日(日)10時〜16時頃 (※受付は9時45分より)
場所:明覺寺
   京都府京都市下京区新町通正面下る平野町 783
   最寄り 地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩 8 分


*お申込み*
件名に「つどいば 東京11/19 or 京都11/20 参加希望」
本文に「お名前・ご年齢・ご住所・お電話番号」をご記入の上、
    info☆live-on.me まで(☆を@に変えて)ご連絡ください。

*プログラム*
 *こころほぐれる時間
  アイスブレーク&自己紹介 つどいば説明
 *グリーフにふれる時間
 *グリーフをふりかえり、互いに聴きあう時間
 *一緒に次のいっぽを探す時間
  今抱えている課題やもやもやを、みんなで一緒に考えます
 *ことばを贈り合うクロージング

*参加費*
無料 交通費がしんどい方はご相談ください。

つどいばfacebookページ:https://www.facebook.com/wakamonotsudoiba/
| okaku-terumi | つどいば | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2016.10.31 Monday
【開催報告】東京第2講「イロイロな感情と反応」
10月29日、東京都荒川区にありますリヴオン事務所「ohana」にて、
グリーフケアの学びあいの場『いのちの学校@東京第3期」第2講が開催されました。

これまで、石巻・京都・東京・名古屋(開催中)で開催されてきたいのちの学校は、
グリーフについて学び・表現し・分かち合いを通して学びあうことを大切にした、
ワークショップ形式の連続講座です。

講座の内容と、ご参加者のアンケートより感想の一部をご紹介します。

第2講のテーマは「イロイロな感情と反応」。
6名の方にご参加いただきました。
ファシリテーターは「よこ」こと、水口陽子さんが担当させていただきました。



● オープニング

はじめに、日常の空間からこの場に入っていくための問いに答えながらチェックインをしていきます。
オープニングでの問いは「今日来るときに目にとまったものは何でしたか?」。
1つの輪になり、今日目にとまったものの話をしながら、簡単な自己紹介を行いました。


● イロイロな感情ワーク

「大切なものや人を失ったときに生まれてくる感情」を「単語」であげてもらい、
その中で選んだ6つの言葉について、形や色で表現するというワークを行いました。

この日選ばれた言葉は「ズキッ!」「無力感」「もう終わりだ!あー」「さみしさ」「じんわり」の6つ。



同じ言葉を聞いて書いたのに、似ている絵もあり、全く違う絵もあり。
類似性と多様性が目に見えるワークとなっています。

● 感情の対処について

自分が扱いやすい・出てきても大丈夫な感情と、自分の苦手な感情について、それぞれ考え、グループに分かれて共有しました。
感情をどう扱うのかということについても学んでいきました。


● 「大切な人を亡くした人のための権利条約」の朗読

参加者で1条ずつ朗読しました。それぞれの声で響く権利条約はとっても胸に沁みました。
目で読むのと耳で聴くのとでは、心への響き方も変わってくるようです。


● セルフケア

最後は、自分の指をマッサージしながら身体と心のケアを行いました。身体を動かしたり、呼吸法などを使いながらセルフケアを行う方法「キャパシター」の1つです。


● クロージング

このいのちの学校の場から、日常へと帰っていくためのチェックアウトの時間。
クロージングでの問いは「これからの一ヶ月で食べたいもの」。
全員でひとつの輪になって、これからの1ヶ月で食べたいものと第2講の感想について共有しました。

〜参加された方の感想〜
・自分の気持ちが整理されました。苦手だった感情が扱いやすい感情に変化していたことに気づき、どんな感情も自分に必要だから出てくると思えるようになりました。
・感情の表れ方・受け取り方は人それぞれで、それに良し悪しはなく、「ゆるし」をもらえた感じです。
・”扱いやすい”感情と考えた事がなかったので新鮮だった。


東京第2講は少人数ということもあり、アットホームな雰囲気の中、濃密な時間に感じました。
次回のいのちの学校東京は11月26日に開催されます。


☆★ いのちの学校in東京 ★☆

日時: 土曜日 17:00〜19:30

2016年
 11/26 トラウマについて学ぶ
ぁ12/10 身体とつながるヨガ
2017年
ァ1/7  自分をしらない自分をしる
Α1/28 自分自身を大切にする
А2/25 亡くなった人を想う
─3/25 アートを通じて表現する
 4/22 「思い出の場所」詩
 5/13 お坊さんと「死」について学ぶ
 6/17 日常で出来るグリーフワーク
 7/15 未来ビジョン
 
会場: リヴオンオフィス Ohana
東京メトロ千代田線・京成線町屋駅より徒歩7分
詳しい行き方はコチラをご覧ください。

対象:グリーフについて学びたい方ならどなたでも

参加費: 各回2000円 
※経済的にしんどい方はご相談ください。

参加方法: 事前申込は必要ありません。当日会場に直接いらしてください。
また、途中からの参加や一回のみの参加も歓迎いたします。

学んだことがある人も、ない人も
誰かを亡くしたことがある人も、まだない人も
どんな方でもいらしていただけます。
みなさまのご参加をお待ちしております。

☆★名古屋も毎月<開催中>です。★☆

(事務局:但馬香里)
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2016.10.08 Saturday
【開催報告】東京第1講「失うこと」について学ぶ。
10月8日に東京都荒川区にて、グリーフケアの学びあいの場
『いのちの学校』東京3期が開講されました。

これまで、石巻・京都・東京・名古屋(開催中)で開催されてきたいのちの学校は、
グリーフについて学び・表現し・分かち合いを通して学びあうことを大切にした、
ワークショップ形式の連続講座です。

会場は、荒川区町屋駅から徒歩7分ほどにありますリヴオンの事務所「ohana」でした。

“ohana”は、ハワイ語で「家族」という意味です。
ただしその意味は、血縁関係のない方も含み、世代を超えて続いていく広い意味での「家族」に相当する言葉です。
私たちは死別を経験した人たちに、血縁を越えた「家族(ohana)」のようなつながりを届けたいと思っております。

講座の内容と、ご参加者のアンケートより感想の一部をご紹介します。

第1講のテーマは「失うこと」について学ぶ。
10名の方にご参加いただきました。
ファシリテーターはリヴオン理事の水口陽子が担当させていただきました。


● オープニング

はじめに、日常の空間からこの場に入っていくための問いに答えながらチェックインをしていきます。
オープニングでの問いは「好きな食べ物」。
1つの輪になり、好きな食べ物の話をしながら、簡単な自己紹介を行いました。


この蛙のぬいぐるみはトーキングツールです。これを手にした人が話をします。


● グリーフとは

グリーフとは・・?グリーフの定義について。
大切な人やものをうしなうと悲しい、という反応は想像しやすいですが、時に怒りや安堵を感じるときもある。
心だけではなく、身体や、社会的・スピリチュアル的に影響があることなど、基礎知識を学んでいきました。

● 物語に触れる

グリーフの個別性やプロセスについて感じるために、リヴオンが『母の日プロジェクト』で、
毎年発行している書籍に届いた手紙の朗読。

● グリーフワーク

自分のグリーフを表現する時間。
画用紙に、色鉛筆やクレヨンで『落ち着いて、なくしたこと、なくした人に想いを向けられる場所』
を描いていきました。
具体的な場所や抽象的な風景など・・、それぞれ様々な表現がありました。




● クロージング

このいのちの学校の場から、日常へと帰っていくためのチェックアウトの時間。
クロージングでの問いは「これからの一ヶ月で楽しみなこと」。
全員でひとつの輪になって、これからの1ヶ月と第1講の感想について共有しました。


〜参加された方の感想〜
・揺らぐ気持ちを持つ自分を、そのまま受け止めて過ごしていきたいと思った。
 こういう場があることが、自分にとってはとても大切と改めて思う。

・他の人の話を聴くことも有意義な時間だった。

・自分の抱えている悲しみ苦しみを表出する場があるとこうことは
 前向いて歩いていけるための大きな力になるのだと思いました。

・このような場をお借りして、自然に泣けて良かったです。



次回のいのちの学校東京は10月29日に開催されます。


☆★ いのちの学校in東京 ★☆

日時: 土曜日 17:00〜19:30

2016年
◆10/29 イロイロな感情
 11/26 トラウマについて学ぶ
ぁ12/10 身体とつながるヨガ
2017年
ァ1/7  自分をしらない自分をしる
Α1/28 自分自身を大切にする
А2/25 亡くなった人を想う
─3/25 アートを通じて表現する
 4/22 「思い出の場所」詩
 5/13 お坊さんと「死」について学ぶ
 6/17 日常で出来るグリーフワーク
 7/15 未来ビジョン
 
会場: リヴオンオフィス Ohana
東京メトロ千代田線・京成線町屋駅より徒歩7分
詳しい行き方はコチラをご覧ください。

対象:グリーフについて学びたい方ならどなたでも

参加費: 各回2000円 
※経済的にしんどい方はご相談ください。

参加方法: 事前申込は必要ありません。当日会場に直接いらしてください。
また、途中からの参加や一回のみの参加も歓迎いたします。

学んだことがある人も、ない人も
誰かを亡くしたことがある人も、まだない人も
どんな方でもいらしていただけます。
みなさまのご参加をお待ちしております。

☆★名古屋も毎月<開催中>です。★☆

(事務局:但馬香里)
| okaku-terumi | いのちの学校 | 20:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2016.09.26 Monday
【レポート】いのちの学校in名古屋第3講
いのちの学校in名古屋の運営メンバーで、ファシリテーターの五藤広海です。



岐阜県可児市のお坊さんですが、リヴオンとの出会いから
「このグリーフケアをもっと身近な場所で行いたい!」と思い、
ファシリテーターの養成講座を経て、この名古屋の講座では
ファシリテーターを担当させていただいています。


さて、いのちの学校の第三講は「トラウマを学ぶ」という内容でした。
また、今回はゲストとして水口陽子さん(以下、よこさん)をお迎えしながら、
野田芳樹さん(以下、杏さん)と僕(五藤広海)も
ファシリテーターとして参加し、三人体制でのいのちの学校となりました。


●どうしてトラウマを学ぶの?

まず、どうして、グリーフを学ぶ「いのちの学校」で、一つの回を
丸々つかってトラウマ学ぶのでしょう。

それは『大切な人を失うという体験そのものが、トラウマになり得るほど
精神的に大きなストレスを伴うこと』だからです。
(もちろん、時にはそうはならない死別もあります。
例えば、おばあちゃんが大往生で亡くなった。など)

だからこの回では、グリーフとトラウマが重なる部分を中心に学び、
実際にトラウマの反応が表れたときにどのような対応ができるのかという、
身を守ったりケアする方法についても学びました。


◆オープニングQ・リヴオンと本講座の説明・約束の共有

冒頭は、杏さんの進行で講座がスタートしました。

いのちの学校のはじまりには毎回、それぞれの日常の生活から、
この「いのちの学校」の学びの場へと入っていくための質問に答えていただきます。
今回の問いはトラウマ(虎・馬)ということで、「今の気持ちを動物で表すと?」でした。

つぎに、リヴオンの簡単な説明と、いのちの学校について、全講座の流れと
今回の「トラウマ」の回がどういう位置づけにあるのかを解説しました。
その上で、このいのちの学校が安全な場所として開かれるための約束をみなさんと共有しました。


◆グリーフの解説

はじめて参加される方へのグリーフの学びの導入として、
また何度か参加している方にとっても、簡単なおさらいとして
毎回「グリーフ」とは何かの解説をしています。

リヴオンではグリーフを「大切な人やものを失うことによって生まれる
その人なりの自然な反応・感情・プロセス」と定義していますが、
この言葉だけでもグリーフの大切な要素が詰め込まれています。

例えば「死別だけでなくて、ものを失うのもグリーフなんだ」とか、
「グリーフって心のことだけじゃないんだ」「どんなグリーフが表れても、
人それぞれで、自然なことなんだ」とか。たくさんの学びがある言葉です。


◆トラウマを言葉で表す/トラウマと非トラウマの違い

ここからは、よこさんにバトンタッチして、今回のテーマであるトラウマの内容に入っていきました。

最初に「トラウマ」という言葉についてそれぞれが考える時間をもちました。
「トラウマを別の言葉で表すとしたらどんな言葉になるのか」また、
「トラウマとトラウマではない辛い経験」はどう違うのか。
それぞれの中にある印象やイメージを言葉に変えて、表現してみました。


◆トラウマの定義・反応・影響

それぞれのイメージを語った上で、トラウマについて具体的に学んでいきます。
「トラウマ」は極度のストレスを体験することにより、受ける長期的な悪影響。
といった定義から、トラウマの反応として「5つのF」と呼ばれるものがあることを学びました。


◆感情の袋・感情を表現する
このセクションは僕が担当させていただき、スライドを使いながら
「感情の袋」についてお話しました。

傷付きによって生まれてくるイガイガな感情が蓄積していく上での
心や身体や頭の様子を「ふくろ」に例えて説明しました。

傷付きは怒りに形を変えて、自分を責めたり、爆発して誰かに向けられたりする。
そして押さえ込んでしまうと感覚が麻痺していくことや、身体がSOSを発信すること。
うつ状態を引き起こすこともあることなど、傷つきが生み出す悪影響を学び合いました。

そして、みなさんの感情の袋にそれぞれ目を向けて自分と向き合い、
感情を表現する(ためこまない)工夫について学びました。


<<参加者の感想>>
・自分の心と向き合えた時間だった
・トラウマを封じ込めて「ポジティブ」をここ最近やっていたので、良いタイミングで出せたなぁと思う



◆身近な人からのトラウマ体験の影響

ここからまたよこさんにバトンタッチです。

トラウマは自分自身の体験だけでなく、他人から聞いた話やテレビなどで見た
内容からも影響をうけますというお話でした。例えばよこさんはおばあちゃんに
「ハチに刺されて大変だった」という話を何度も聞かされて、
虫の羽音がすると身体がすくんでしまうそうです。



◆脳とトラウマ

脳のしくみとして、トラウマがどうやって引き起こされているのかを学びました。
具体的には、脳の中で快適・不快といった感覚を蓄積させる「アミグダラ(扁桃体)」と、
出来事や経験の流れを記憶する「海馬」という2つの器官が、トラウマに関係しています。
こうして「しくみ」を知ることも、トラウマと向き合う手立ての1つになるかもしれません。


◆フラッシュバックと対処法

フラッシュバックは、今起きている事がフックとなり、過去の記憶・出来事が
強い感情を伴いながら今ここで起きているように感じること。
参加者のみなさんには自分自身にフラッシュバックの経験はあったか、
もしあればどんなことだったのか、どんな状況だったのかを振り返っていただき、
実際にフラッシュバックが起きたときに対処する方法を学びました。

また、対処法として「今、目に見える物の名前をなんでも良いから言ってみる」
というものを体験しました。「ペン・畳・机・スクリーン」など、声に出してみる。
さらにシンプルなものとしては「手を叩く」というのもありました。
どちらも「いま、ここ」という感覚を取り戻していく手法です。

<<参加者の感想>>
トラウマとの付き合い方、対処の仕方が良くわかりました。
弱い自分との向き合い方を改めたいと思います。

<<参加者の感想>>
私のトラウマに向き合うため、書く作業がとても有効だった。



◆トラウマに対応するツール

トラウマに対応をするツールとして「身体」と「イメージ」について学びました。
トラウマを経験すると、身体の感覚が自分のものではなくなったようになることもあり、
身体のケアをすることによって感覚を取り戻していくという手法があります。

これは第四講の「身体とつながるヨガ」の回でも体験できることですが、
ヨガは現在アメリカの帰還兵がトラウマケアとして取り入れてる手法なのだそうです。

今実際に起こっている状況への対応としては、自分の周りに透明で丈夫なベールが
包んでいるイメージをして守るということ。
また、過去の経験から悪影響をうけている時に、過去の自分を助け出すイメージを
持つことで対応することができることを、実際にワークを通して体験していきました。

<<参加者の感想>>
・これまで、深く考えたことがないテーマについて知ることができました。
今日の内容を知っておくことで、この先、自分や他の人々をたすけることができるかもしれないと思いました。


◆PTG(外傷後成長)

ここでは、よこさんのFacebookの投稿を引用させていただきます。

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トラウマ研究でもPTG(外傷後成長)という考え方があって、それは
「危機的な出来事や困難な経験との精神的なもがき・闘いの結果生ずる、
ポジティブな心理的変容の体験」と定義されています。

言いかえるとすると、「傷つきの経験をひとつの糧として生まれる、希望や力」。
これが、リヴオンがいつも大切にしている「グリーフから希望を」にもつながっていくなぁと。

私自身のことでお伝えすると、私は事故で突然に大切な人を失うと言うことを
経験しているので、今生きてることやこれからも生き続けるということが、
当たり前のことではないという感覚があります。

だから、自分や身近な人に何か起こるかも知れないという思いがふと浮かぶと、
それだけでものすごい恐怖で、一時期は子どもを朝小学校へ送り出すことすら苦しかったです。

ですが同時に、人と話したり聴いたり触れたり出来るということが、
とてもとても嬉しくて。とてもとてもありがたくて。
人と出会うこと、人と何かの場や時間を共有することが、すごく幸せなんですよね。

こう思えるようになったのも、夫との死別からのグリーフを、それにまつわる
トラウマを経ての自分だからだと感じています。
夫が生きていたら、今の自分はありえないだろうなぁと。。

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このような実体験をお話くださいました。

トラウマとなる出来事があったからこそ、起こってくるポジティブな変化や
人とのつながり。そういうこともある。あっていい。と知ることができました。



◆キャパシター

最後に、トラウマに対応するツールの1つとしても挙げられていた
「触れる」ということを実際に体験しました。

キャパシターという「指をにぎり、深く呼吸をする」というとっても簡単な方法で、
それぞれの指を握るだけで、こころのケアにつながるというものです。
詳しくはキャパシターインターナショナルジャパン(http://capacitarjapan.weebly.com/)
簡単で、短い時間でも、十分に実感できる方法なのでぜひ試してみてくださいね。


◆クロージングQ
講座の終わりを担当させていただきました。

クロージングの質問は「自分へご褒美をあげるなら何をあげますか?」。
感想をシェアして、みなさんそれぞれのご褒美をシェアしつつ場をゆっくりと閉じていきました。

今回はトラウマという専門的な内容で学びの範囲が多く、
また重いテーマということでしが、キャパシターやクロージングQなどで
温かい雰囲気の中で場を閉じていくことができたようにおもいます。


記録:五藤広海


=== 次回のお知らせ ===

次回の名古屋教室は、セルフケアへとテーマが移ります。
自分のグリーフ、失った人や失った物、失った自分に対して想いを向けて
様々な形で表現していくグリーフワークは、かなりエネルギーを使いますので、
その前に、自分の身体や心の状態に自分で気づき、手当てをする方法を探っていく3講です。

今回行われるヨガは、別名「温泉ヨガ」と呼ばれるほど
リラックス系のプログラムになっております。


写真(下)は、ファシリテーター養成講座で同プログラムを体験したときの様子です。


第四講 「身体とつながるヨガ」

と き: 10月25日(火) 18:30〜21:00 (受付時間18:00〜)
ところ: 白鳥山 法持寺
(愛知県名古屋市熱田区白鳥1丁目2−17)

地下鉄名城線「神宮西」駅より徒歩5分、JR東海道本線「熱田」駅より徒歩10分
※境内と近隣に駐車場があります。

ファシリテーター: 五藤広海・野田芳樹
特別講師: 野村由未来 
参加費: 2,000円

もちもの:
ヨガマットまたは大判のバスタオル
動きやすく裸足になれる格好(着替えのスペース有)

参加方法: 事前申込は必要ありません。
当日会場に直接いらしてください。
また、途中からの参加や一回のみの参加も歓迎いたします。
経済的にしんどい方はご相談ください。

こちらからチラシの詳細がご覧いただけます → チラシ


☆★いのちの学校東京も<開催中>です。次回は10/29(土)★☆
| okaku-terumi | いのちの学校 | 22:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2016.09.16 Friday
【レポート】いのちの学校in名古屋第二講
グリーフケアの学びあいの場、7月から始まりました『いのちの学校』in名古屋。
8月29日に第二講「イロイロな感情と反応」を開催しました。

運営メンバーの松野尾浩慈(まつのおこうじ)よりレポートします。


写真1番左です。

少しだけ自己紹介まで。愛知県岡崎市在住のお坊さんです。
名古屋で開催された「僧侶のためのグリーフケア連続講座in名古屋」を受講し、
この地域でももっとグリーフケアが身近なものになることを願って、この
「いのちの学校in名古屋」の運営に携わっています。


第二講は、21名の方にご参加いただきました。
先月に続いて参加してくださった方、初めての参加の方、それぞれに思いを持ってこの場に集いました。


● オープニング

はじめに、日常の空間からこの場に入っていくためにチェックインしていきます。
自己紹介とともにファシリテーターから問いに合わせて、自分自身の振り返りの時間。
今回は「今日来るときに目にとまったものは?」でした。



● いのちの学校の説明・約束の共有

ファシリテーターの自己紹介ののち、講座についての説明。
その後、大切にしている約束の共有です。この場がどなたにとっても
「安心した学びの場」になるようにみなさんと丁寧に確認していきます。


● グリーフとは

前回の振り返りをしつつ、グリーフについて「大切な人やものを失うことによって
生まれるその人なりの自然な反応・感情・プロセス」というリヴオンでの定義から、
グリーフによるさまざまな影響について、解説をしていきました。



● イロイロな感情

参加された方から「大切な人やものなどを失ったときに生まれてくる感情」を
単語であげていただき、その中から5つを選び、それぞれ1分間で色や形で
表現するというグリーフワークをおこないました。
その後、本堂に移動して単語ごとに並べてみると……



同じ単語から現れたものでも、色や形が似ているイメージ、異なるイメージ……
参加されたそれぞれの方が気付きを得る時間となりました。

● 感情の対処
自分が扱いやすい感情、苦手な感情や現れる場面について、一人ひとりに
書き出していただき、二人一組でシェアしました。

アンケートより
・今まで自分の感情ときちんと向きあうこと、人の感情をきくことがなかったので、
感情と向きあうとても良い機会になりました。

・人それぞれ思いがあるのだと感じました。感情というのは無理におさえない事が
大切だと思いました。


● 「大切なひとをなくした人のための権利条約」
東日本大震災を機にリヴオンが起草した「大切なひとをなくした人のための権利条約」
の七箇条を参加のみなさんに協力いただきながら順に朗読しました。

アンケートより
・権利条約を聞いて自分自身の人生を歩んで楽しんで良いということに気付けました。
ずっとその事を押え込んでいたと気付けました。


● クロージング

いのちの学校の場から、日常へと帰っていくためのチェックアウトの時間。
クロージングでの問いは「これからの一ヶ月で食べたいもの」
それぞれが迎える一ヶ月に思いを馳せながら場が閉じられていきました。




〜講座を通しての声〜
・今まで自分の感情ときちんと向きあうこと、人の感情をきくことがなかったので、
感情と向きあうとても良い機会になりました

・ふだんの生活では出会わない方とお話ができたこと、亡くした人たちのことを
ずっと考えていられる時間がぜいたくでした。

・安心して自分の “素” を出せる場と時間でした。



全体を通して、私自身の感情と相手の感情に対して、丁寧に接しようとされている方の
向き合う姿勢が印象に残りました。感情の一つ一つにはいいとか悪いという価値基準を
持ち込まなくてもいいという気付き、どんなときに現れやすいかという傾向を知ることで
対処のヒントになることは我が身を振りかえっても学びになりました。


記録:松野尾浩慈


=== 次回のお知らせ ===


第四講 「身体とつながるヨガ」


と き: 10月25日(火) 18:30〜21:00 (受付時間18:00〜)

ところ: 白鳥山 法持寺
(愛知県名古屋市熱田区白鳥1丁目2−17)

地下鉄名城線「神宮西」駅より徒歩5分、JR東海道本線「熱田」駅より徒歩10分
※境内と近隣に駐車場があります。

ファシリテーター: 五藤広海・野田芳樹
     
特別講師: 野村由未来 

参加費: 2,000円

参加方法: 事前申込は必要ありません。
当日会場に直接いらしてください。
また、途中からの参加や一回のみの参加も歓迎いたします。
経済的にしんどい方はご相談ください。


こちらからチラシの詳細がご覧いただけます → チラシ
| okaku-terumi | いのちの学校 | 17:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2016.09.09 Friday
【お知らせ】いのちの学校in東京3期
現在名古屋で開催中の『いのちの学校』が、
10月より東京でも開催します。

「グリーフケアについて学んでみたい」
「グリーフワークをやってみたい」

知識だけでなくて、身体をケアする力や言葉以外の表現をつかって
グリーフについて丁寧に触れていく時間もあります。



学んだことがある人も、ない人も
誰かを亡くしたことがある人も、まだない人も
どんな方でもいらしていただけます。

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☆★ いのちの学校in東京 ★☆

日時: 土曜日 17:00〜19:30

2016年

 10/8  失うこと、死別について学ぶ
◆10/29 イロイロな感情
 11/26 トラウマについて学ぶ
ぁ12/10 身体とつながるヨガ

2017年

ァ1/7  自分をしらない自分をしる
Α1/28 自分自身を大切にする
А2/25 亡くなった人を想う
─3/25 アートを通じて表現する
 4/22 「思い出の場所」詩
 5/13 お坊さんと「死」について学ぶ
 6/17 日常で出来るグリーフワーク
 7/15 未来ビジョン
 
会場: リヴオンオフィス Ohana
東京メトロ千代田線・京成線町屋駅より徒歩7分
詳しい行き方はコチラをご覧ください。

対象:グリーフについて学びたい方ならどなたでも

参加費: 各回2000円 
※経済的にしんどい方はご相談ください。

参加方法: 事前申込は必要ありません。当日会場に直接いらしてください。
また、途中からの参加や一回のみの参加も歓迎いたします。

ファシリテーター: 水口陽子



内容:
「グリーフを学ぶ・セルフケア・グリーフを表現する・これからを生きる」
以上の4つのテーマで構成されていて、
「みんなが生徒・みんなが先生」ということを大切にしている、
学びあいのプログラムです。

全回参加はもちろん、途中回からのご参加も大歓迎です。



みなさまのご参加を、心よりお待ちしています。
| okaku-terumi | いのちの学校 | 14:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2016.08.31 Wednesday
【お知らせ】9/24(土)お寺からつながるグリーフケア in北海道
これまで名古屋、東京で開催してきました『僧侶のためのグリーフケア連続講座』を
通じて、この度北海道の僧侶ら14名が、5日間30時間のグリーフケアの学びを終えました。

学んだお坊さんたちが学習発表の場、そしてつながりを広げる場を開きます。



自分自身を知りセルフケアする力を身につけ、聴く力をロールプレイをベースに学び、
最終的にそれぞれが具体的な形としてグリーフケアのプロジェクト立案を行いました。


その学びをグリーフケアに興味、関心がある方、またすでに取り組んでおられる
みなさんと共有する場として「お寺からつながるグリーフケア」という特別企画をつくっております。



北海道の地域においてさらに、「グリーフケアが当たり前にある社会」に向けた
広がりを大事にしたいと思います。

グリーフケアの知識を学び、体感的、実践的に「聴くことの力」を学ぶ
ロールプレイを重ね、僧侶としてこの学びをどう活かしていくのかを考える
プログラムを経て、得たことから

「グリーフケアを学んだ私の変化〜Before&After〜」

「僧侶から生まれるグリーフケア企画」

の発表を行います。



当日は遺族会を運営されたり、グリーフケアに関わる方はもちろん関心のある僧侶、
葬儀社、医療関係者など、死に直面する立場の多様な人達がつどい、出会える場に
なればと願っています。


この場で生まれるつながりが、北海道のグリーフケアを豊かにする一歩となりますように。



日時:9月24日(土)17時半〜20時頃(終了後 懇親会あり)
   ※受付は17時頃より開始

場所:覚王寺(〒001-0045 北海道札幌市北区麻生町5丁目2−12)
   JR札沼線新琴似駅、地下鉄南北線麻生駅より徒歩5分
   

内容:●「僧侶のためのグリーフケア連続講座」修了生による発表
    1)私の変化 Before&After 
    2)僧侶が生み出すグリーフケア企画 発表
   ●北海道のグリーフケア団体によるプレゼン
   ● 参加者同士の対話、交流

参加費:1,000円(当日会場にて)

定員: 50名程度

来てほしい方:
 ・グリーフケアに関わっている方や興味のある方
 ・身近な人や大切な人を亡くされた方 
 ・このテーマに関心のある
   看護師さん、お医者さん、葬儀屋さん、学校の先生、カウンセラー
   宗教者(僧侶、牧師や神父,シスター等)など


申し込み方法:
 info★live-on.me(リヴオン事務局)まで ★を@に変えて送信
 1)お名前(ふりがな) 2)メールアドレス
 3)ご所属と立場
 4)懇親会の参加の有無(費用は3,500円〜4,000円程度になります)
をお知らせください。 

またはFaxでも受け付けております。 FAX: 03-6806-7180 まで。

当日緊急連絡先:090−6116−5680


受講生一堂&講師の水口と尾角も、みなさんのお越しをお待ちしております^^


| okaku-terumi | 僧侶・宗教関係 | 23:38 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |