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2016.11.18 Friday
【レポート】いのちの学校in名古屋 第4講
こんにちは。先日10/25に、いのちの学校in名古屋 第4講「身体とつながるヨガ」が行われました。
今回は運営メンバー兼ファシリテーターの野田芳樹(下写真中央)より、その報告をさせてもらいます。



まず軽く自己紹介しますと、僕は日ごろ愛知県の春日井市というまちでお坊さんをしています。
小さいころからご法事やお葬式に携わることが多く、「お坊さんとして自分には何ができるだろう?」
という問いが自分の中で膨らんでいくなかでリヴオンと出会い、「僧侶のためのグリーフケア講座in東京」と
「ファシリテーター養成講座」を経て今に至ります。

リヴオンの掲げる使命「いつ、どこで、どのような形で大切な人を亡くしても、その人が必要とする
サポートを確実に得られる社会の実現」のため、少しでもその力になれたらという想いがあります。


◆「自分自身を大切にする」ことの大切さ

さて「いのちの学校」は、自分自身のグリーフケアだけではなく、大切な人やものをなくした他者への
グリーフケアについても学ぶ場として開かれています。
そのため第4〜6講は大テーマとして「自分自身を大切にする」という主題が設けられていて、
セルフケア(self care、自分を大切にすること)にまつわる内容をみんなで学んでいきます。

ここで「自分のことなら分かるけれど、他者のグリーフをケアするのにも、自分を大切にする方法を
学ぶことが必要なの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。

でも、こんな質問を受けたらどうでしょう?

『あなたはスキューバダイビングをやったことがない人に、スキューバダイビングを習いたいですか?』

つまりどういう意味かというと、「あなたは、自分自身を大切にする方法を経験則として知らない人から
ケアされたいですか?」という問いです。

皆さんはどうでしょう? 僕だったら、全幅の信頼をおいてその人に身をゆだねていくことは難しいかな…
と思ってしまいます。

自分の抱えるさまざまな感情や想いを表現することは、とてもエネルギーが要ることです。
そして、それを見聞きする周りの人もまた、相応にエネルギーが必要です。

そのため、グリーフケアの場に臨んで自分自身が精神的に疲れたり潰れたりしないためにも、日々自分の
状態を見つめてアップデートする方法を知っておくことや、実際に行っていくことが大切になってくる。

そのような理由から第4講では、セルフケアの方法の一つとしてヨガをみんなで体験し、ヨガを通して
実際に自分の状態を見つめていきます。


◆オープニング

毎回講座を始めるにあたって、日常の空間から非日常の学びの場に入っていくためにチェックインをしています。



円になり、自己紹介+簡単な問い(オープニングクエスチョン)への答えを一人ずつ場に出していきます。

オープニングクエスチョンは毎回変わるのですが、今回は「今の気持ちを身体で表すとしたら?」。
手を広げてのびのびとする人もいれば、身をちぢ込めて緊張を表す人もいました。中にはうずくまって
「冬眠の気分です」という人も!

それぞれが今の自分の状態に目を向け、自分自身を再確認する時間となりました。


◆ヨガに対するイメージ

今回はヨガの特別講師として、野村由未来(のむらゆみこ)さんに来ていただきました。
由未来さんは日ごろ「ヨガを通して自分自身に安心する、ホッとちからのぬける時間を大切にしている」とのこと。

そんな由未来さんからの問いかけで、まず始めに「ヨガに対するイメージ」をポストイットに書き、
大きな紙に張り出していきます。



≪実際に出されたイメージ≫
・ポーズがきつそう
・インドの山奥で修行
・癒し
・自分と向き合う
・心と身体をリラックス etc.

ヨガと一口に言ってもその考え方や方法はさまざまで、上に見られるように「修行」だとか
「身体が硬いとできない」というイメージを持っている人も多いと思います。
ですが、由未来さんの教えてくれるヨガの肝は「ムリをしないこと」。講座の中で「今日は
サボり方を覚えて帰ってください」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。


◆ヨガをやっていく中で

では、自分がムリをしているかどうかはどう判断すればいいのでしょうか。
それは「呼吸が止まっていないか」で判断するのだとか。

しっかりと呼吸に意識を向け、それぞれが「痛気持ちイイ」と思うくらいのところで体をほぐしていきます。





呼吸は心のバロメーターとも呼ばれ、僕たちの心の状態と連動して呼吸の浅い・深いも変化します。
逆に言えば、自分の呼吸状態に気づき、ととのえることで、心を落ち着けていくことができます。

しかし普段僕たちは日常生活を送る中で、どれくらい自分の呼吸に意識を向けているでしょう…?

少なくとも僕はヨガをやる中で、普段どれだけ自分が自分の呼吸に目を向けていなかったかがよく分かりました。
そしてヨガを通して、普段自分が置き去りにしていた呼吸や身体の感覚に気付くことができ
「あぁ、これが自分を大切にすることの第一歩なんだな」と、改めて感動していました。


◆クロージング

そして最後には、これも毎回恒例のクロージング。
今度はオープニングとは逆に、学びの場から日常生活に戻っていくための時間です。



クロージングでの問いは「この1か月で、身体に良いことでやってみたいことは?」。
ヨガ後の心地よい余韻を残しながら、それぞれが自分の身体を思いやり場が閉じられていきました。


◆講座を通しての声のご紹介(アンケートより)

・体のわるい人でもOK
・自分の頭ではわからない体の状態に気付けるようになった
・自分のために身体をいたわることをしていなかったので、テーマ通り自分を大切にする時間ができました
・ヨガがとても良かったです。自分をみつめる時間を持てました。ありがとうございました。
・普段何をしていても力が入りすぎてしまうことがあります。以前ヨガをしてもついがんばってしまう
自分がいましたが、今日はがんばらずにすごくゆったりすごすことができました。
これからもがんばらない時間を作ることを心がけたいです。


◆最後に

「今の日本では、頑張りすぎている人が多いですよね」―。

僕の印象にとても残っている、講師の由未来さんがおっしゃっていた言葉です。

これは頑張ることを否定しているわけではなく、「頑張りぬいて、弱音を吐かず苦しさを忍ぶのが美徳」
という今の日本の考え方は一定の範囲で大切にしつつも、「たまには少し気持ちをゆるめて、自分で
自分をいたわってあげてもいいんじゃない?」との想いからこぼれた一言なのではないかと思うのです。

頑張ることはもちろん素敵なことです。でも、自分がすりきれるほどの頑張りはどうでしょうか。

いのちの学校in名古屋の第4講ではセルフケアの1つの方法としてヨガを体験しましたが、何がセルフケアに
なるかは人それぞれ違うと思います。

美味しいものを食べたり、友達や家族と語らったり、寝たり、運動したり、歌を歌ったり…

普段の生活を送る中で、ちょっと歩みを止めてみて、「自分自身を大切にする」時間がもてると素敵ですね。

さて、次回第5講では「自分をしらない自分をしる時間」と題して、自分自身のありのままを知る時間に
していきたいと思います。

『自分って何者なんだろう?』
『自分の輝いている部分ってどんなところだろう?』

ワークを通じ、存在まるごとの自分を大切にする視点を学びあえる場になればと願っていますので、
みなさんのご参加をお待ちしています。

詳細は下をご覧ください。

=== 次回のお知らせ ===

第5講 「自分を知らない自分をしる時間」

と き: 11月21日(月) 18:30〜21:00 (受付時間18:00〜)

ところ: 白鳥山 法持寺
(愛知県名古屋市熱田区白鳥1丁目2−17)

地下鉄名城線「神宮西」駅より徒歩5分、JR東海道本線「熱田」駅より徒歩10分
※境内と近隣に駐車場があります。

ファシリテーター: 五藤広海・野田芳樹 

参加費: 2,000円

参加方法: 事前申込は必要ありません。
当日会場に直接いらしてください。
また、途中からの参加や一回のみの参加も歓迎いたします。
経済的にしんどい方はご相談ください。
| okaku-terumi | いのちの学校 | 21:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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