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2017.01.23 Monday
【レポート】いのちの学校in名古屋第7講「亡くなった人を想う」


こんにちは、いのちの学校 in 名古屋でファシリテーターを担当している五藤広海です。 前回のブログではここまでの上半期をたえさんが振り返って下さいましたが、気がつけばこの名古屋での講座も半年がたちました。

あらためて、自分たちの住む地域で「定期的に開かれているグリーフの学び場」がある。ということを、とてもうれしく想っています。
「こういう場所があるよ!」と、大切な人を亡くした人、しんどい想いをしている方へ声をかけることができるのは、この場があってこそのことだなあと思いました。
これからも安心した場がつくられるように、頑張っていきたいです。

さて、それでは第7講「亡くなった人を想う」のレポートに入っていきます。


● オープニングQ

日常の生活から「いのちの学校」の時間と場に入っていくために、オープニングQという簡単な質問に答えていきます。
今回の質問は「今の気持ちを公園に表すとしたら?」でした。
どんな公園で、どんなものがあって。どんな人がいるのか。朝か夜か、季節は?と、自分の心に目を向ける導入になりました。

● グリーフワークとは

今回の7講目からの3講は、「グリーフワーク」というものを中心に学び、体験していく時間が中心になります。
グリーフワークとは「亡くした人の事を大切にする時間/グリーフを抱えた自分自身を大切にする時間」のこと。
またそういった時間を持つことで、自らのグリーフを少しずつ抱えやすくしていったり、完全には癒えることのないグリーフとも向き合っていく力をつけていく事です。

具体的には、手紙に書いたり、誰かに話して言葉にする。絵や音や歌でアートで表現してみる。想い出の品を見返す。遺品の整理をする。お墓参りをする・仏壇に手を合わせる。などなど。
「これがグリーフワークだ」という決まったものがあるわけではなくて、亡くした人を想って行うこと、抱えているグリーフや、グリーフを抱えた自分自身を大切にできることであればなんでもグリーフワークになります。知らず知らずに日常の中で行っていることもたくさんあるでしょう。


また、人それぞれによって取り組みやすい(今の自分にあった)グリーフワークもあれば、苦手なものもあるかもしれません。
いのちの学校では色々なグリーフワークを体験する中で「こういった方法もあるんだ」と自分にあったものを見つけてもらったり、他の参加者のみなさんと一緒になって体験すること、共有することで生まれてくるものを大切に、取り組んでいきます。

今回は、2つのグリーフワークに取り組みました。


●「グリーフカラー」
1つ目はちぎり絵のワーク「グリーフカラー」です。
大切な人を失ったこと、その人がいないことで感じている自分の感情や気持ちに想いを向けて、折り紙を好きなようにちぎって枠の中にはりつけます。

グリーフに想いを向けながら「何色だろう?どんな形だろう?」と、手を進めていきます。
参加者からは「形にできたことで嬉しかった」「表現されたものに自分でも驚いた」という声があがりました。


また、出来上がった作品をもとに、テーブルのメンバーで話す時間を持ちましたが「作品があることでそれが取っ掛かりになり、自分の喪失体験やグリーフを語ることができた」という方もいらっしゃいました。
アートとして表現されることで、本来形のないグリーフが「形」を持って、見せながら誰かに語ることができる。ということもありますね。




●「亡くなった人に向けて手紙を書く」
2つ目に、亡くっても大切な人へ、話したいことや聴きたいことを手紙にするワークを行いました。
この手紙を書くワークは人によってはとても重い内容ですが、だからこそ、それぞれの中で大切な時間になったとおもいます。
ただ、喪失体験と向き合うグリーフワークは、それだけでとてもエネルギーを使う時間です。
1人では「いつまでやるのか」という時間的な量や「どれくらいやるのか」取り組む形の大きさの設定が難しい場合もあります。
いのちの学校でのグリーフワークは「他の誰かに取り組む時間を守ってもらうことで、外への意識をはずして、自分に意識を傾け取り組める」という一面もあります。



「伝えたい事がこんなにあったんだ」という気付きを持った方もいらっしゃいましたし、失われた「あの人との時間」を過ごすことができた。という感想もあがりました。
お手紙ですから、書けた文字が多いことが良い。ということではありません。
僕自身もこのワークに取り組ませていただきました。便箋一枚も埋まりませんでしたが、とても大切な気付きがあった時間になりました。
ただ、何を書こうか、何を伝えようか。想いを巡らせて、文字にしてみる。その時に生まれてくる自分自身への気付きも大切なものだと思いました。


また今回は、クロージングの前にイメージの力を借りて心を落ち着ける時間を取りました。
目を閉じて、ファシリテーターの声に耳を済ませて、心地よい場所や音、時間を想像してみる。
やはりたくさんのエネルギーを使う時間だっただけに「この時間があってよかった」という感想があがりました。


● クロージング
最後に、日常へ戻って行くための簡単な質問(クロージングQ)を行いました。
質問は「今、どんな公園がイメージに浮かびますか?」です。
グリーフワークを通して、自分の心の公園はどのように変わったのか。多くの方の公園の様子の変化を聴きながら、今回行ったグリーフワークが参加者それぞれの人にとって、大切な時間になったことを知ることができました。


◆次回予告

次回の第8講は「アートを通じて表現する」です。
自らのグリーフを描いてみるグリーフワークの時間となっています。「描く」ということは「言葉にならないものが表現できる」ということ。曖昧なもの、言葉では上手く言えないことを、アートの力を借りて表現する時間を過ごしていきましょう。

また、いのちの学校のアートワークは「美術の時間」ではないので、上手いとか、下手という評価をしない場所です。ままに、自分のグリーフを向き合える安心した場所を次回もつくっていきたいと思います。


「アートを通じて表現する」
と き: 2月21日(火)18:30〜21:00
(受付時間18:00〜)
ところ:
白鳥山 法持寺
(愛知県名古屋市熱田区白鳥1丁目2−17)
地下鉄名城線「神宮西」駅より徒歩5分、
JR東海道本線「熱田」駅より徒歩10分
※境内と近隣に駐車場があります。
テーマ:
グリーフについての講義・グリーフワーク 
参加費: 2,000円
参加方法:
事前申込は必要ありません。
当日会場に直接いらしてください。

 

| okaku-terumi | いのちの学校 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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