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2017.06.20 Tuesday
【開催報告】東京第11講 日常でできるグリーフワーク
東京都荒川区にありますリヴオン事務所「ohana」にて、
グリーフケアの学びあいの場「いのちの学校@東京第3期」第11講が開催されました。
リヴオン事務局で働いております但馬です。
講座の内容とご参加者の感想の一部を紹介させていただきます。
第11講のテーマは「日常でできるグリーフワーク」でした。
私以外に8名の方にご参加いただきました。
ファシリテーターは「よこさん」こと、水口陽子さんです。

●オープニングQ

はじめに、日常の空間からこの場に入っていくための問いに答えながらチェックインをしていきます。

今回のオープニングは「今の自分をお花に例えてみると?」でした。

道端に咲く花、その季節だけに存在感を主張する花、たくましく大きな花、ちょっと枯れ始めた花・・などなど。

選んだ理由や今の気持ちを輪になって共有しました。

 

●グリーフについて

改めて、グリーフとは何か復習をしていきました。

グリーフとは大切な人やものを失うことによって生まれる、その人なりの自然な反応や感情、プロセスのことです。

 

今日の三本柱

「自分のグリーフ」「他者のグリーフ」「自分自身」を日常で大事にするために・・

 

「自分のグリーフ」と「自分自身」は同じではないということの説明がありました。

自分(自分自身)という中には、仕事を頑張る自分や趣味を楽しむ自分などたくさんの要素があります。

グリーフを抱える自分というのもその一つであるということです。

自分自身の中にある、時に寂しいという心のグリーフや、涙が出るという身体のグリーフや、「なぜ、なぜ?」と思ってしまうスピリチュアルなグリーフや、過活動になってしまう行動のグリーフなど。

 

そして、「他者のグリーフ」と「自分のグリーフ」はすごく響き合うものなので、他者のグリーフを大切にするということは、自分のグリーフを大切にすることにもつながるそうです。なるほどなと思いました。

 

●喪失と回復の「二重過程」について

喪失志向・・亡くなった人を想う、泣く、愛着や絆の崩壊、回復の拒否、侵入的悲嘆

回復志向・・生活変化への参加、新しいことの実行、悲嘆の気そらし回避、新しい役割

 

以前は、喪失志向から回復志向へ一直線に向かう段階説が定説でした。

時間が経てば元気になる、乗り越えるというイメージで、今でもこの考える方もいらっしゃるかもしれません。

でも、そうではないプロセスもあるということを提唱したのが、この「二重過程モデル」だそうです。

 

本来、喪失志向と回復志向をいったり来たりするのが自然です。

揺らぐのが当たり前だと知っているだけで、揺らいでいる人は安心できるかと思います。

 

 

●自分のグリーフについて

 

 自分のグリーフを大切にするためにどんな時間を持っていますか?

 自分のグリーフを大切にするためにこれからどうしていきたいですか?

 

お墓に手を合わせたり、その人の好物を食べたり、手紙を書いたり、思い出の場所に行ったり・・

それぞれの「亡くしたものとつながる時間」を持っています。

 

みなさんで感想をシェアしました。

「当たり前のことが大事なんだなと気が付きました」という感想などが出ていました。

 

●他者のグリーフについて

 

「他者のグリーフにふれたときに、どういう気持ちが生まれますか?」

「身体のどのあたりが反応しますか?」

 

他者のグリーフに向き合うために役立つポイントをいくつか勉強しました。

・他者と自分の「境界線」について

・アサーションとIメッセージ

・「ままに」

・「主導権」について

 

ここでも、みなさんと感想をシェアしました。

「今まで他者のグリーフに対しては何も言わずただ聴いていたが・・・」

「他者のグリーフに対して何も言わないのは、自分も何も聞かれたくないからか・・」

など、人それぞれだなと感じました。

私は、逆に「いのちの学校」で学ぶまで、他者のグリーフに対して、こう考えてみた方が・・とか、アドバイスをしようとしていたことがあったように思います。

「ままに」受け取ることの大切さ、「主導権」はあくまでもグリーフを抱えるその人自身が持っていること、他者のグリーフを大切にするためにはどうしたらよいか、深く考えさせられました。

 

今日、一番印象に残った言葉は「心地の良い境界線」です。

自分と他者の間にあるお互いにとって心地の良い境界線。

これからの生活において、どんな時にでも意識したいなと思いました。

 

 

●弔辞のワーク

 

家族、子ども、パートナー、親友が、自分のお葬儀でどんな風に語るのか想像して弔辞を書きます。

なかなか難しいワークでしたが、「死」を見つめることで、どう生きていきたいのかすごく問われる気持ちでした。

 

私自身は、多くの人から認められたいとかではなく、身近にいる大切な人に、自分の生きてきた中で伝えたいことが少しでも伝わっていたらそれで幸せなんだと思っているという自分に気が付きました。

 

ファシリテーターから「このワークは時が経つとまた変化があり、その時々の自分の気持ちを反映するワークなので、定点観測になる」と言っていたのが印象的でした。

私もまた時間が経ってから、このワークをやってみたいなと思いました。

 

〜参加された方の感想〜

・弔辞のワークでは自分が誰にどんな風に思われたいのかに気付かされ、また今日書いたような弔辞を読んでもらうには、これからどう生きていくのかということなんだと思いました。これからの生き方を考えさせられました。

・弔辞のワークでは、誰に読んでもらうかではなくて、どんな事を相手に感じてもらえていたのかが大切だな・・と思いました。今の自分でもいいのかな・・・と思うことができました。

・気付きというよりは・・・自分の変化の確認ができたような、少し生きていく自信が持てた気がしました。

・アサーションについて学ぶ中で、もっとこの人とこうできたらいいのかも、など改めて気づいた。

・相手をそっとしておきたいのは、自分がそっとしておいてほしいと思っているからかもしれないということに、ハッとしました。

 

●クロージングQ

このいのちの学校の場から、日常へと帰っていくためのチェックアウトの時間。

今回のクロージングは、「これから迎える梅雨を楽しむためにしてみたいこと」という問いでした。

レインシューズを買いたい、部屋から雨が見えるように窓掃除をしたい、レインコートを着て散歩をしたい・・。

梅雨を楽しむ自分を想像しながら、今日学んだことや感じたことを共有しました。

 

次回のいのちの学校東京は7月15日に開催されます。

いよいよ最終講。

テーマは「未来ビジョン」です。

「これからを生きる」というテーマの締めくくりとなります。

 

今日は初めて参加された方が4名もいらっしゃいました。

11講からの参加でも、新たな刺激になり、すごく豊かな場になったのを感じました。

最終講だけの参加でも、お待ちしております♪

 

☆★ いのちの学校in東京 ★☆

日時: 土曜日 17:00〜19:30

2017年

 7/15 未来ビジョン  

 

会場: リヴオンオフィス Ohana

東京メトロ千代田線・京成線町屋駅より徒歩7分

詳しい行き方はコチラをご覧ください。

 

持ち物:切り取っても良い雑誌やカタログや写真・はさみ・のり

*会場でもご用意しておりますので、忘れても大丈夫です。

 

対象:グリーフについて学びたい方ならどなたでも

 

参加費: 各回2000円 

※経済的にしんどい方はご相談ください。

 

参加方法: 事前申込は必要ありません。当日会場に直接いらしてください。

また、途中からの参加や一回のみの参加も歓迎いたします。

学んだことがある人も、ない人も 誰かを亡くしたことがある人も、まだない人も どんな方でもいらしていただけます。

みなさまのご参加をお待ちしております。

 

☆★名古屋も毎月<開催中>です。★☆

 

(事務局:但馬香里)

| okaku-terumi | いのちの学校 | 14:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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