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2018.03.13 Tuesday
【知多】【開催レポート】グリーフサポート連続講座in知多第3講「お寺×グリーフサポート」

今回、グリーフサポート連続講座in知多第3講「お寺×グリーフサポート」をレポートさせていただきます、真宗大谷派寺院の住職です。

 

本年1月25日より始まった本講座も今回で3講目を迎えることとなりました。

これまで2回の講座を経験し様々な形でグリーフを学んできたことが、今回のテーマ「お寺×グリーフサポート」という方程式の中でいかなる化学反応を生みだすのか、期待とわずかな不安が交じり合う中、私たちの講座はスタートしました。

 

 

今日もいつものようにチェックインを行い、講座の学びの場に入っていきました。

まずは本講座のファシリテーターのおひとりである尾角光美さんより、グリーフについての概要のおさらい、そのプロセスや行動など、ご自身の体験や事例などの紹介を通して、わかりやすく丁寧にお話しくださいました。

 

 

尾角さんの話し方は、とても親しみやすく、それでいて言葉遣いが慎重です。それが一つの原動力となって、多くの人々が耳を傾け、グリーフという繊細な活動が大きな動きとなり、様々な形をとって日本各地に「場」を生み出してきたのではないかと思います。

 

 

次に、「ご遺族との接し方で後悔していること」と言うテーマでの対話型演習と共有を行ないました。

このテーマは、僧侶として活動し始めて以来の重要課題の一つでした。

 

多くの現場を経験し、数え切れないほどの失敗を繰り返す中で、いつしかその課題にも悪い意味で慣れてきてしまっておりましたが、改めてその姿勢を問い直すきっかけとなりました。

 

 

2つ目のテーマは、「ご遺族に対してできたこと」を共有しあいました。

それぞれがお話された事例はあくまで日常の中でのごく一部のものであり、時機と状況の中でいかに相手に寄り添い共感することが出来るかが、本質的な答えに繋がるのではないかと思いました。

 

 

2つのテーマで話し合った後に、リヴオンで学ばれた僧侶や寺族の方達がどのようなグリーフケアやサポートを行なっているのかという実践事例を学んでいきました。

情報を届けるだけでもグリーフの支えとなることは、なかなか知られていないことだと思いました。

 

またその講義で尾角さん自身も、「とても難しいことで、毎回百点満点の対応ができるわけではない。」という旨のお話をされていました。完璧じゃなくてもいい、唯一の正解なんてない、という姿勢は、今後我々が他者のグリーフに向き合うときに、大きな後押しとなるであろうと感じました。

 

 

実際の実践事例について学んだ後は、体験型の学びとしてワークを行なっていきました。

今回は「亡き人への想いを言葉にする」というグリーフワークのひとつとして、お手紙を書いていきました。

 

ちなみに今回の研修会オリジナルのものを開発しようと執行部のメンバーで名前を考え、携帯電話の「ショートメール」と「浄土」から連想された“Jodo Mail”というメッセージカードに、お浄土で待つ亡き人に向けて想いをしたためていきました。

 

 

この秀逸なる名称と、携帯のショートメールのような手軽さが功を奏したのか、参加者それぞれが、思いのほか素直に亡き人と向き合うことが出来たように思います。その後の共有の時間では、人によっては涙を流しながらそれぞれが綴ったメッセージを読み上げ、聞く人も真剣にその言葉を聞いておられました。聞くという姿勢も、この講座を通して、少しずつ育まれてきていると感じる瞬間でもありました。

 

また参加者に先立って、ファシリテーターの水口さんが亡きご主人へのJodo Mailを書かれ、発表してくださいました。主催者の方が参加者と同じ目線に立っていてくださったからこそ、参加者が重い心の扉を開く大きな力になったのではないでしょうか。

 

 

最後にチェックアウトとして、班ごとに一人ずつ本日の感想を述べていき、今回の講座は無事に終了しました。回を追うごとに、グリーフワークという独特な講座のスタイルにも慣れてきて、みんなが肩の力を抜いて参加することが出来るようになってきました。参加者同士もより親密な関係が築かれてきて、何か一つの世界観を共有する仲間のような意識も芽生え始めたような気がします。

 

 

この講座が今後どのように展開してゆくのか、一人の参加者として楽しみにするとともに、この輪がいかにしてより多くの人々を包んでゆくことが出来るのか、課題をもって残り2回の講座に携わらせていただきたいと思います。

 

| okaku-terumi | 僧侶・宗教関係 | 18:39 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
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つどい場の次回開催はいつでしょうか?
庄司惠久美, 2018/07/23 10:11 PM









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