- 2016.06.29 Wednesday
- 【お知らせ】いのちの学校 in 名古屋 第一講
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グリーフについて学びあう「いのちの学校」は、
これまで石巻、京都、東京と三地域で4期開催されました。
そしてこの度、今年にリヴオンファシリテーター
養成講座2期を修了した五藤広海さんと、
野田芳樹さんがファシリテーターを務め、
新たな地域、名古屋で開催いたします。
グリーフケアについて学んでみたい
グリーフワークをやってみたい
知識だけでなくて、身体をケアする力や
言葉以外の表現をつかってグリーフについて
丁寧に触れていく時間もあります。
学んだことがある人も、ない人も
誰かを亡くしたことがある人も、まだない人も
どんな方でもいらしていただけます。
連続講座として開催しておりますが、
1回だけのご参加でも大丈夫です。
みなさまのご参加をお待ちしております。
いのちの学校東海チームメンバーと、Skypeミーティングの様子。
第一講 「失うこと、死別」について学ぶ
と き 7月14日(木) 18:30〜21:00 (受付時間18:00〜)
ところ 白鳥山 法持寺
(愛知県名古屋市熱田区白鳥1丁目2−17)
地下鉄名城線「神宮西」駅より徒歩5分、JR東海道本線「熱田」駅より徒歩10分
※境内と近隣に駐車場があります。
テーマ グリーフについての講義・グリーフワーク
参加費 2,000円
参加方法 事前申込は必要ありません。
当日会場に直接いらしてください。
また、途中からの参加や一回のみの参加も歓迎いたします。
経済的にしんどい方はご相談ください。
こちらからチラシの詳細がご覧いただけます → チラシ
- | okaku-terumi | いのちの学校 | 22:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
- 2016.06.21 Tuesday
- 【開催報告】リヴオン設立7周年記念イベント「花笑み」
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6月12日、梅雨の合間の晴天の中、リヴオン設立7周年記念イベント「花笑み」を開催いたしました。
場所は、天井絵が素晴らしい百八畳敷の増上寺光摂殿大広間。
これまでの7年を支えてくださった60名を超える方々が足を運んでくださいました。また、ご都合のつかなかった全国各地の方々から、たくさんの想いを形にして届けてくださいました。
リヴオン一同、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
「花笑み」はお花のオープニングセレモニーからスタートいたしました。自分が失った大切な存在や大切な存在を失った自分自身に想い向けて、またこの場に運んできてくれた誰か大切な人に向けて、1本ずつお花をさしていただきました。
そして、起業家ダイアログ「百花繚乱」へ。リヴオンの7年間で出会ってきて、応援しあえる社会起業家の仲間たちを知ってもらいたい、またダイアログを通じて、参加者一人ひとりの中にある「種」のようなものを見つけられたらという願いを込めたプログラムでした。
続いて、上田假奈代さん(リヴオン理事)によるワークショップ「こころのたねとして」を行いました。「いのちの学校」でも行っていて、2人で行うグリーフワークとして反響の大きいワークです。
様々なプログラムやたくさんの方々のスピーチを通して、7年間のリヴオンの歩みとこれからの未来を一緒に共有できた時間であれば幸いです。
これらの素敵な写真を撮影してくださったのは、ブータン・チベット文化圏・教育をテーマに活動する写真家の関健作さん。
たくさん素敵な写真を撮ってくださいましたので、後日また写真のご紹介をさせていただきたいと思っております。
また、当日のお料理を担当してくださったのは、映画・小説・絵本などから印象を受け連想して想像の料理を作られている「ものがたり食堂」を展開されている「about-f」のさわのめぐみさん。リヴオンが今まで大切にしてきた物語を感じられるお料理を机いっぱいに表現してくださいました。このお料理の写真は後日改めてご紹介させていただきます。
ここには書ききれないたくさんの方々への感謝の気持ちを込めて、本当にありがとうございました。
そして、これからもリヴオンをよろしくお願いいたします。
(事務局:但馬香里) - | okaku-terumi | イベント | 10:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
- 2016.06.19 Sunday
- 【開催報告】大切な人を亡くした若者のつどいば
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6月19日(日)京都市にて、大切な人を亡くした若者のつどいばが開催されました。
会場となったのは、東本願寺にほど近いしんらん交流館です。
プログラムの内容
この日は初めて参加する方が何人かいたため、自己紹介をした後に、身体を動かすワークでウォーミングアップをしていきました。
リヴオンで開催しているつどいばでは、「自分が体験してきたことを言葉にしながらわかちあう時間」と、「これからを生きるための具体的な1歩を探る時間」の両方を大切にしています。
午前は、わかちあいの時間。亡き人への想いや今自分が感じていることなどを言葉にしていきました。
出てきた話に対して相手へのコメントなどは一切挟まず、話しっぱなし、聴きっぱなしということがこの時間のお約束にあるのですが、話を聴いたことで思い出したことなどを、「私が感じたこと」として話していくことはOKとしています。
「今、亡き人のことを話すことが重い」と、言葉にした方も。亡き人のこと、これからのことを考えるのが今は苦しいと言う時に、「重いんだ」と言葉にしてこぼすことが出来るだけでも、ちょっと何かが軽くなることがある。だからこそ、いつでも参加したい時に来てもらえるように、京都では毎月開催をしています。
お昼は会場内のレストランにて
ご飯を食べながら、出身や職業の話をして和みました。
午後は、当事者ミーティングをおこなっていきました。
実は私事になりますが、夫を亡くしてから低気圧というものがとても苦手になり、この日の前日はとても心身の落ち込みが激しくて、家から出たくない。人と会いたくない。引きこもりたい。そんな状態でした。
それでも、娘の学校公開があったため、なんとか外に出て、学校に行って、そうしたら、ちょっとだけですが他のこともやってみようと、子どもたちとお昼ご飯を食べに行けました。
そんなこと、出来て当たり前と言われたらそれまでなのですが、本当にしんどい時、それすら出来なくて・・
そして、そんな自分にとても落ち込むのですね・・。
だから、今日つどいばに参加してくださった方も、知っていて行こうかと思ってて来られなかった方も、「ちょっと外に出て、人と会ってみよう」と思えた自分を、存分に称えあいたい!と、改めて感じました。
帰りに会場からほど近い、東本願寺にも立ち寄らせていただきました^ ^壮大でした!
久しぶりに、ただ、ただ、「大切な人を亡くした私」として、自分の言葉を紡ぎ出し、他の人の言葉を聴く時間は、とても濃密で、尊かったです。
この時間をともにしてくださったみなさま、ありがとうございました。
(記録:水口陽子)
【大切な人を亡くした若者のつどいば 京都・東京】
京都のつどいばは、今週末の日曜に開催されます。
お父さん、お母さん、兄弟姉妹、大切な身近な人を
亡くした若者のための「つどいば」です。
誰にも比較、批判、解釈されることなく、ままに
自分の経験したことを語れる場所であり、他者の
経験を聴ける場です。
悲しいものは悲しい
さみしいものはさみしい
怒りだってあるかもしれない
どんな気持ちもそのままに大事にできる場であればと願っています。
京都 7月17日(日)
会場:明覚寺
東京 7月30日(土)
会場:リヴオンオフィスohana
住所:東京都荒川区荒川4-25-8-603(サウルスマンション3 町屋壱番館
(東京メトロ千代田線・京成線町屋駅から徒歩7分<アクセス>)
時間:10時〜16時(9時45分受付)
プログラム:午前⇒自分自身を語る時間
午後⇒当事者ミーティング
参加対象:15歳から30歳くらいの死別を経験した若者
参加費:無料
主催:一般社団法人リヴオン
申込:info☆live-on.me (☆を@にかえる)
にお名前、ご年齢、ご住所、お電話番号を添えて
メールをお送りください。
★京都府の自殺対策補助事業の一つとして開催しています。
※宗教関連施設での開催もありますが、中身と宗教は関係ありません
つどいばのFacebookページもぜひご覧ください。 - | okaku-terumi | つどいば | 16:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
- 2016.06.14 Tuesday
- 【レポート】僧侶のためのグリーフケア連続講座in北海道 第二講
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6月2日、僧侶のためのグリーフケア連続講座in北海道 第2講が開催されました。
青山直樹さん(浄土真宗本願寺派・浄光寺住職)にレポートしていただきます!
第2講のテーマは「自分自身を知る時間」ということで、“「セルフケア」とは何か”について学びを深めました。
他者をケアするためにはまず自分自身を知ることとセルフケアがベースにあるからです。
そこで初めに「ロスライン」というワークを行いました。
●受講生(女性)の描いたロスライン
自分が生まれてからこれまでの人生を線で表し、線の上に失った出来事、線の下にその時に感じたことを書くというワークです。ロスラインを描くことにより、大小にかかわらず、誰もが人生においてグリーフを経験しているということに気づきました。また自分を見つめることで他者への想像力の種が撒かれます。
●ロスラインをわかちあう様子(右:筆者)
午後からは“セルフケアがなぜ大切か”について学びます。
相手のグリーフケアをするためには自分に余裕がないと出来ないし「共感疲労」を起こすこともあります。共感疲労とはグリーフケアしている本人が感情移入しすぎて、当人と同じような心理的疲労状態に陥ることです。共感疲労しないために自己を防衛する術を身に付けておく必要があります。まず、自分自身をよく知り、自分にとって何がどのようにしんどいのかに気づくことです。そしてしんどいと感じた時は積極的に相手との距離や時間をおくこと。さらにあるがままの自分を認めてもらえるような人間関係を築くことです。
最後の自分自身のセルフケアを5つ書き出し「セルフケアの傾向を知る」というワークでは、家族で過ごしたり、好きなものを食べたり、寝たりすることがセルフケアになるという方が多かったです。
●セルフケアの傾向を知るワーク
そしてお寺でできるセルフケアは何かを考え、お寺と言う非日常性そのものがセルフケアに大きな役割を話していることに受講者全員が気づきました。
●お寺×セルフケア
第2講を受講して、他者をケアするためにはまず自分自身を知り、自分を大切にすることが他者をケアするベースにあるのだと気づく一日でした。
*:.。..。.。o○*:.。...。.。o○*:.。.参加者アンケートより。o○*:.。..。.。o○*:.。.。..。.。o○
★朝は落ち込んでいたので、講座を受けて元気になった。
★地図を無心で作ったのがすごく楽しく、あっという間で、セルフケアになりました。ワークなのでカラフルなペンを使うようになり、久しぶりに色を使うのが楽しくなってきました。
★セルフケアしていいと知れたこと。そのスキルを身に付けることが大事と知れたことがよかった。 - | okaku-terumi | 僧侶・宗教関係 | 09:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
- 2016.06.09 Thursday
- 【祝】リヴオン設立7周年記念イベント「花笑み」開催
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リヴオンはおかげさまで、この2月に7周年を迎えました。
法人としては12月で5周年になります。
ともにお祝いをする場を開きます。支えてきてくださったみなさまには感謝を伝える場でもありご報告と、これからのビジョンをお伝えしたいと思っております。これまで様々な場に参加してくださった方が一堂に会する貴重な機会。
リヴオンだけでなく他のフィールドで社会起業されている起業家仲間たちのトークセッションなど当日はみんなで「未来の希望」が感じられる時間になるのではないかと・・・。
当日は、リヴオンならではの企画や美味しい食事のひととき
そして新たなご縁がうまれる「仕掛け」もご用意しております。
まだリヴオンに関わったことがない方にもどうぞお誘い合わせの上、お越しいただければ幸いです。
代表 てるみん (尾角光美) 拝
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆
【日時】2016年6月12日(日)16時〜20時半 (15時半 受付開始)
【場所】増上寺 光摂殿 大広間
東京都港区芝公園4−7−35
【プログラム】
リヴオンの7年の歩み
社会起業家ダイアログ「百花繚乱」
食事と語らい
上田假奈代さんのワークショップ
なくした大切な人を想う時間
「こころのたねとして」
リヴオンの未来、みんなの未来
【参加費】
大人チケット 10,000円 (食事代、記念ギフト代 込)
学生チケット 3,500円 (食事代、記念ギフト代 込)
応援チケット 20,000円 (上記に加え、遠方の遺児や遺族の参加交通費を応援する)
※経済的にしんどい場合は事務局までご相談ください
※食事の量にも影響がありますのでキャンセルされる場合
できるかぎり6月5日までにご連絡ください
【お申し込み】?または?の方法でお申し込みください
? 事務局 info★live-on.me(★⇒@) まで下記内容をお送りください
1)お名前 2)ご所属、お立場 3)携帯電話
4)メールアドレス(PC)
事務局より参加費のお振込先をお伝えします
? Peatixから⇒ コチラ
(クレジット、コンビニ支払い)
【定員】100名
【お問い合わせ】
事務局 info★live-on.me (★を@にかえて送信)
【主催】
一般社団法人リヴオン http://www.live-on.me/
◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦ • ◦
「花笑み」
花が咲くこと。また、咲いた花のような華やかな笑顔。
出典:デジタル大辞泉 - | okaku-terumi | イベント | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
- 2016.06.02 Thursday
- 【開催報告】いのちの学校 ぎゅっとゼミ@江東住吉 最終講
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5月27日に「いのちの学校 ぎゅっとゼミ@江東住吉」の第四講が開催されました。
会場は、東京都江東区住吉にある「BLUE OCEAN CAFE」。
「いのちの学校」は、大切な人をなくした自分自身や
他者を大事にするために必要な”グリーフケア”を学ぶ場です。
これまで石巻、京都、東京と三地域で、
半年〜1年の期間に全12回のプログラムで開催されました。
今回のぎゅっとゼミは、その12回の内容を1ヶ月間、全4回に
凝縮して学んでいく形となっています。今回はその最終講でした。
9名の参加者の方々がグリーフケアについて学び、グリーフワークを行いました。
第四講のテーマは「これからを生きる」でした。
講座の内容と、ご参加者のアンケートより感想の一部をご紹介します。
★Stepping Stoneのワーク
自分の価値観に大きく影響を及ぼした出来事や出会いを振りかえり、表現してみるワークです。
出来事や出会いを3つ思い浮かべ、コラージュを作りました。
〜参加者の感想〜
・自分のこれまでの人生が、様々な色彩に彩られていることが分かって嬉しかったです。
★未来ビジョン
自分の1年後、3年後、10年後を想像したり、願ったりしながら、コラージュを作ります。
アートのワークは作成した作品の中から、無意識的に考えている事を発見できたりもします。
〜参加者の感想〜
・初めて、自分の1年後・3年後・10年後を考えた。
・コラージュは、言葉にならない部分をひろってくれる感じがして、楽しい。見て、自分で癒される。
1週目「グリーフを学ぶ」。
グリーフとは何か?「グリーフ」は大切な人、ものなどを失うことによって生じる、その人なりの反応、
状態、プロセスのこと。感じる「ままに」大切に感じてみる事の大切さを学ぶことから始まりました。
2週目「自分自身を大切にする」。
自分自身の状態を知り、自分自身を大切にする=セルフケアを学びました。
3週目「グリーフを表現する」。
「思い出の場所」詩のワークを通して、グリーフに向き合いました。
そして、最終日「これからを生きる」。
過去を見つめ、そこから未来の自分を思い描きました。
グリーフはそこから乗り越えるものとか立ち直るものではなく、抱きながら歩むもの。
そう思える講座であったことを祈ります。
全4回の講座は「ぎゅっとゼミ」という名前の通り、中身の濃い、ぎゅっと凝縮された内容でした。
「BLUE OCEAN CAFE」の明るく落ち着いた雰囲気と、そこに集まった方々の温かい空気で、毎回素敵な時間になりました。
参加して下さった皆様、ありがとうございました。
(事務局:但馬 香里)
- | okaku-terumi | いのちの学校 | 23:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |